グランヒル大阪の健康スマイル通信
  • ホーム
KEEP IN TOUCH

Posts tagged 治療

心筋梗塞の回復促すたんぱく質、九州大グループ発見…新治療へ可能性

1月17
2017
Written by admin
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

九州大薬学部の仲矢道雄准教授(薬効安全性学)らの研究グループは、心筋梗塞が起きた際に、コラーゲンなどの結合組織をつくる筋線維芽細胞が死滅した心筋細胞を取り込むことで、心臓の回復を促していることを発見したと発表した。
筋線維芽細胞から分泌されるたんぱく質「MFG―E8」が、死細胞の取り込みを促進することから、このたんぱく質を用いた新たな心筋梗塞治療の可能性につながるとしている。米科学誌(電子版)に6日、掲載された。
筋線維芽細胞は健康な心臓にはみられず、心筋梗塞が起きた際に現れる。研究グループは、心臓の冠動脈を縛って人為的に心筋梗塞を起こしたマウスから、筋線維芽細胞を採取。MFG―E8を分泌して死細胞の取り込みを促進していることを見いだした。
マウスの冠動脈を縛った後、すぐに心臓にMFG―E8を注射したところ、注射しない場合に比べて梗塞部位の広がりを半分程度に抑えることができた。
仲矢准教授は「冠動脈のカテーテル治療に用いられる薬剤溶出性ステントに、MFG―E8を付与するなどの方法で、臨床への応用の可能性が考えられる」としている。

(2016年12月6日 読売新聞)

Posted in 新聞記事・学会情報から - Tagged 心筋梗塞

Recent Posts

  • アスパラガス抽出物~認知機能に関するヒト臨床試験がスタート~
  • 慢性腎臓病進行抑制効果が期待できるサプリメント
  • 睡眠障害も「生活習慣病」のひとつ!~質の良い睡眠が健康を保つ~
  • 耳の健康、気を付けてますか?
  • 麹菌発酵大豆抽出物「イムバランス」「子宮内膜炎の改善のための組成物およびその製造方法」特許出願を中心に!

Categories

  • PQQ(ピロロキノリンキノン)
  • くすりの話
  • アスパラガス
  • イミダペプチド
  • フコイダン関連記事
  • 代替医療通信
  • 健康トピックス
  • 新聞記事・学会情報から
  • 未分類

Tags

30代 DHA EPA OTC βクリプトキサンチン うがい たんぱく質 みかん アトピー性皮膚炎 アルツハイマー インフルエンザ セルフメディケーション ダイエット ブロッコリー リスク ワクチン接種 予防 午前中 卵アレルギー 原因 市販薬 心の疲れ 心筋梗塞 春 治療 疼痛 痛み 眠り制御 睡眠不足 睡眠障害 糖尿病 血液サラサラ 遺伝子 酵素 風邪 魚

RSS Syndication

  • All posts
  • All comments

EvoLve theme by Blogatize  •  Powered by WordPress グランヒル大阪の健康スマイル通信