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Posts in category 代替医療通信

睡眠重要性について! 

2月19
2026
Written by admin
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そもそも動物は「意識が薄れる睡眠」を危険を冒してまでなぜ行われるのか?
睡眠によってどのように脳がメンテナンスされているのか?
実はまだわかっていないこともたくさんあります。
その一方で、最近の研究から様々なこともわかってきており、ますます睡眠の重要性に注目が集まっています。
睡眠サイクルは、ノンレム睡眠で脳を60分休ませ、レム睡眠で脳が起きて30分休ませると言われており、レム睡眠は浅い睡眠だと考えられていましたが、最近になってレム睡眠も深い睡眠であり、健康維持に重要な睡眠パターンと考えられるようになってきました。
経済的に豊かな国では睡眠時間は長い傾向にありますが、日本人の平均睡眠時間は外れ値で短いことも指摘されており、昼間に眠そうな人をよく見かけますが、欧米では昼間に眠そうな人を見ると「体調不良」とみなされるようです。
仮に、6時間睡眠を10日間続けると、なんと徹夜をした時と同じ程度の行動パターンとなり、感情の制御が効かなくなったり、自分中心の行動を起こしやすくなる可能性が高まるそうです。
睡眠時間や睡眠の質の低下が続いて、レム睡眠が不足したり、脳内に蓄積したアミロイドβを取り除く役割をするノンレム睡眠が不足すると、認知症のリスクが高くなることもわかっています。
また、睡眠時無呼吸症候群を放置した場合は、20%近くが12年以内に致命的な血管疾患を発症することも指摘されています。
あの大谷翔平選手も1日8時間程度の睡眠をとっていることでも話題となりましたが、私たちの健康を維持する上では、睡眠時間を含めた質の良い睡眠をとることはとても大切なことと言えます。
質の良い睡眠をとるためには、睡眠時には部屋を暗くし、ブルーライトに配慮して睡眠前のテレビやパソコン画面を長時間みないようにするなどしながら、気分を落ち着かせて十分な睡眠時間を確保する工夫をすることも大切です。

糖尿病と口腔内ケア!

1月19
2026
Written by admin
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2024年11月の「代替医療健康食品通信」でお伝えしたように、歯周病の原因となる口腔内細菌が毛細血管から全身の組織に到達し炎症を起こすことや、唾液に含まれる細菌が腸内細菌叢を乱して炎症を起こすことなどが原因で、口腔内疾患だけでなく、肥満やメタボリックシンドローム、糖尿病、心臓血管疾患、動脈硬化症、腎臓病、誤嚥性肺炎、関節リウマチ、アルツハイマー型認知症、がんなど、様々な全身性の疾患と深いかかわりがあることがわかってきており、徳島大学病院では、医科歯科連携で糖尿病患者さんに歯周病の治療を行い、血糖値が改善した例も多数あることをお伝えさせて頂きました。
さらに、大阪大学歯学部の研究グループでは、2型糖尿病患者がクロルヘキシジン配合マウスウオッシュを用いてうがいを行うことで口腔内に存在する歯周病菌が減少するとともに血糖コントロールが改善することを報告しています。
医科歯科連携の推進の一環として大阪大学歯学部と大阪大学大学院医学研究科との共同研究において糖尿病集中治療のみで歯周病の炎症症状が改善することなども報告されています。
これまで糖尿病と歯周病は相互に関係しており、歯周病治療により血糖コントロールが改善することがわかっていましたが、糖尿病治療による歯周病への影響は知られていませんでした。この度の研究で歯周病の炎症状態の指標であるPISAも改善することがわかり、糖尿病患者における歯周病の改善には、糖尿病治療の早期の介入が重要であると言えます。
糖尿病患者さんだけでなく、口腔内健康維持は私たちの全身の健康維持にとっても重要ですので、新たな救世主であるヒト由来乳酸菌「ロイテリ菌」がさらなる注目が集ってくるものと考えられます。
国内では、まだまだ口腔内ケアの重要性については軽視されがちなところも見受けられますが、「ロイテリ菌」は、スウェーデンのカロリンスカ医科大学の研究成果をもとに多くの臨床現場で使用され、今では世界で100の国と地域での使用実績があり、国内においても一部の歯科医師が患者さんに推奨している乳酸菌です。

ヒートショックプロテイン(HSP)の補完代替医療への可能性~温熱療法との併用に期待~

12月19
2025
Written by admin
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ヒートショックプロテイン(以下、HSPと記載)は、様々なストレスに対して誘導されるタンパク質で、細胞の保護や修復に関与し、私たちの健康を維持していくうえで欠かせない機能性が発見されています。
例えば、アルツハイマー病では、βアミロイドなど異常なたんぱく質が蓄積して発症することがわかっていますが、HSPはこれらの異常なたんぱく質の凝集を防ぎ神経細胞を保護する可能性を示唆する研究報告もあります。
さらにHSPは、岡山理科大学と徳島大学との共同研究により、ストレスを受けたマウスの脳内はHSPの発現量が減少し、HSP誘導剤を飲ませると脳神経由来栄養因子(BDNF)が増加してうつ様症状が改善することや、二百万件以上に及ぶ副作用データベースからHSP誘導剤として広く知られている胃薬の「テプレノン(セルベックス)」を服用している患者は、服用していない患者に比べて副作用性うつ病の発症率が0.62倍まで下がることが報告されています。
その他にもHSPが睡眠の質の向上に対する効果なども注目される中、「テプレノン」を、がん治療方法のひとつ「温熱療法」や「ハイパーサーミア」受けるときに併用することにより、「テプレノン」がHSPを増殖し、がん細胞の分裂時に活性化するNFkBの活性化を抑制することにより、治療効果を上げることも期待されています。
しかも、「テプレノン」の服用量は1回3カプセル、1日3回で効果が期待できるようで、負担金も安価で安全性の面でも安心して使用できます。
HSPを増やす身近な方法として、熱めのお風呂で十分体を温めて、お風呂から出た後も身体を温めることなども推奨されていますが、なかなか毎日続かないこともあります。
かといって、胃薬としてテプレノンを処方されている方は服用可能ではありますが、健康保険で認められているのは1日3カプセルであることを考えると量が足りなくなってきますので、同成分を配合したOTC薬品を使用するしかありませんが、今度は割高になります。
そこで、体内でHSPを増やすことが期待できるサプリメントを使うことも考えられます。

口腔の健康維持と血糖コントロールの関係!~ 口腔内健康維持の重要性 ~

9月20
2025
Written by admin
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滋賀医科大学とサンスターとの共同研究において、歯科受診の実態や歯科メンテナンス、糖尿病と歯の本数についてなどを分析した研究結果が科学雑誌に掲載されました。
研究報告によれば、歯科受診率は特に若年層において低く、年齢が上がるにつれて増加していました。また、血糖コントロールが良好な糖尿病患者と非糖尿病患者の間には歯の本数に大きな差は見られなかった一方で、血糖コントロールが不良な糖尿病患者では、歯科メンテナンスを受診していた場合でも非糖尿病患者や血糖コントロールが良好な糖尿病患者と比較して歯の本数が少ない傾向にあることがわかりました。
さらに歯科メンテナンスを行わずに歯科治療のみ受診した糖尿病患者は、年齢による歯の減少が顕著でした。
 これらの結果より、糖尿病患者の口腔の健康維持は、定期的な歯科メンテナンスに加えて、血糖のコントロールが重要であると考えられます。
 ところで、昨年11月の「代替医療健康食品通信」でお伝えしたように、歯周病の原因となる口腔内細菌が毛細血管から全身の組織に到達し炎症を起こすことや、唾液に含まれる細菌が腸内細菌叢を乱して炎症を起こすことなどが原因で、口腔内疾患だけでなく、肥満やメタボリックシンドローム、糖尿病、心臓血管疾患、動脈硬化症、腎臓病、誤嚥性肺炎、関節リウマチ、アルツハイマー型認知症、がんなど、様々な全身性の疾患と深いかかわりがあることがわかってきており、徳島大学病院では、医科歯科連携で糖尿病患者さんに歯周病の治療を行い、血糖値が改善した例も多数あることをお伝えさせて頂きました。
 これらのことを踏まえると、糖尿病患者さんだけでなく、口腔内健康維持は私たちの全身の健康維持にとっても重要であるように感じます。
 そこで新たな救世主として登場したのが、ヒト由来乳酸菌「ロイテリ菌」です。
ロイテリ菌は、スウェーデンのカロリンスカ医科大学の研究成果をもとに多くの臨床現場で使用され、今では世界で100の国と地域での使用実績があり、国内においても主に歯科医師を中心に患者さんに推奨されている乳酸菌です。

音を楽しむ「音楽」の効果!

8月23
2025
Written by admin
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補完代替医療分野では、サプリメントをはじめ、アロマテラピー、鍼灸、音楽療法、ヨガ、漢方薬など様々な試みが行われています。
世界を見渡すとこの分野の研究は確実に進んでおり、日本はかなりたち遅れています。
 それでも、広範囲において新しい知見も散見されるようになってまいりました。
免疫力の上昇や神経バランスの調整など様々な作用が期待されている音楽療法についても、東北大学と株式会社池部楽器店との共同研究による新たな知見が報告されましたのでご紹介します。
 音楽と言えば、「音を楽しむ」という文字で示されるように、精神的にも楽しい気分になったり、時には昔を思い出したりしながら、リラックス効果があることは感覚的にも経験がある方も多いかも知れません。
 この度の研究の背景は、世界的に高齢化が進む中、国内においては認知症の発症率が増加し、その予防策の確立が求められている中、認知症予防の方法の一つとして、楽器演奏が認知・心理機能への効果が明らかになっていましたが、楽器未経験の健常高齢者における効果は検証されていませんでした。
そこで東北大学と株式会社池部楽器店の共同研究により、楽器未経験の健常高齢者をグループ音楽セッションに参加するグループと参加しないグループに分けて検証したところ、認知機能スコア(MMSEスコア)、言語性記憶、気分状態が、グループ音楽セッションに参加するグループは、参加しないグループに比べて有意に改善したことを確認しました。
この研究成果は、科学雑誌「Frontirers in Aging」(2025年2月 オンライン)に掲載されています。
 この結果だけですべてを語ることはできませんが、音楽を聴くことに加えて、簡単にできる演奏をすることも高齢者の脳と心の健康維持に役立つと言えるのかも知れません。
 認知症発症は、「他人事ではない自分事」と言えますので、予防対策として、音楽療法や運動療法、サプリメント利用など、様々な分野においてできることをしていくことも大切なことかも知れません。

古くて新しい薬「メトホルミン」~ その新たな可能性! ~

7月19
2025
Written by admin
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「メトホルミン」と言えば、糖尿病治療薬として古くから使用されている誰もが知っている薬のひとつですが、長期投与の安全性が確認されており、低血糖症を引き起こさずに確実な血糖低下作用があり、されには安価な医薬品であるため、糖尿病治療ガイドラインでも第一選択薬として推奨されています。
日本人の糖尿病を有する人の中でも死因の1位は癌で、特に肝細胞癌のリスクが高くなることが報告されている中で、この度、群馬大学生体調節研究所の白川教授らの研究グループにより「メトホルミン」に抗腫瘍効果の可能性があることが発見されました。
以前より「メトホルミン」にはがんの増殖を抑制する効果は経験的に知られていましたが、この度の研究成果は糖尿病患者にとっても朗報と言えそうです。
「メトホルミン」には、その他にも抗ウイルス作用や血管疾患リスク低減効果、認知症リスク低減効果、寿命延長効果など、様々な作用を有することが報告されています。
そしてこの度、中国の研究グループにより、うつ病モデル動物を用いた試験で、「メトホルミン」の神経伝達物質の調整、抗炎症効果、腸内細菌叢の改善などの作用により、抗うつ作用を有する可能性が確認され、さらには抗うつ薬の抗うつ効果を増強することを示唆する結果が報告されました。
まさに「メトホルミン」は、古くて新しい薬と言えるのはないでしょうか。
今後の研究成果に期待したいところです。

イムバランス(発酵大豆培養物)と認知症

6月14
2025
Written by admin
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イムバランス(発酵大豆培養物)は、これまでにアトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー性疾患の有用性について複数の研究結果が報告されています。
その他にも慢性子宮内膜炎による着床不全患者への投与で慢性子宮内膜炎の改善および臨床妊娠率の向上の報告など多くの機能性を有しているサプリメントです。
イムバランス(発酵大豆培養物)のその他の機能性として、ハーバード大学との共同研究において、認知機能改善の可能性のあることが示唆されました。
この研究は、認知機能障害モデルマウスを用いた研究で、神経炎症を阻害し、エネルギー代謝を向上させ、腸内細菌叢を改善させることにより、認知機能を改善させることができる可能性を見出しています。
認知機能の低下は、加齢ならびに神経変性疾患、糖尿病、慢性腎臓疾患などの特定の疾患と関連しており、厚生労働省研究班の調査によると、65歳以上の高齢者のうち認知症を発症している人は推計15%で、2025年には730万人に達し、なんと65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると推定され、大きな社会問題として注目されています。
一方で認知機能改善に向けて医薬品の研究開発が継続されていますが、未だに有効な治療薬は見当たりません。
そのような中で、認知症発症の予防という立場から、この度ご紹介したイムバランスのようなサプリメントの使用は重要な位置づけになってくるものと思われます。

日本人の食文化を見直そう!~緑茶の認知症予防~

5月17
2025
Written by admin
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日本人は、健康長寿を考えるうえで素晴らしい食文化をもっています。
例えば、お魚のDHA・EPAや、豆類のイソフラボン、海藻類のフコイダン、キノコ類のβグルカンなど、言い始めるときりがありません。
また、一般に緑茶などに含まれる「ポリフェノール」は、認知症予防に有用であることは既によく知られていますが、今回はその一部について最近の論文からお伝えいたします。
昨年9月に論文が掲載された、英国のクイーンズ大学ベルファスト校が英国の約12万人を対象とした、ベリー類、緑茶、紅茶、赤ワイン、ダークチョコレートなどに含まれるフラボノイド摂取量と認知症リスクの関係について実施した調査でも、フラボノイドが豊富な食品を日常的に摂取することで認知症リスクを大幅に低減することが示唆されています。
国内においても認知症の無い65歳以上の日本人の約9000人を対象とした、金沢大学医薬保健学総合研究科脳神経内科学の柴田修太郎氏らのグループが実施した調査において、緑茶の摂取量が多いほど脳白質病変容積が小さい傾向にあり、緑茶の摂取量が認知症の予防につながる可能性について本年1月に掲載された論文で報告しています。
この研究から著者らは「緑茶にはエピガロカテキンガレードが含まれており、抗酸化作用や血圧低下作用などにより、脳白質病変が縮小した可能性がある」と考察しています。
また、脳白質病変は血管性認知症やアルツハイマー型認知症と密接な関係があることから、緑茶の摂取が認知症予防に役立つ可能性があるとまとめています。
緑茶飲用の文化ある日本人ではありますが、最近では緑茶以外のお茶を飲用する方が増えていることや、肉類など欧米文化の食事が主流となりつつある印象ではありますが、改めて日本人の食文化を、健康医長寿の立場から見直していくことも大切かも知れません。
どうしても日常生活の中で偏りが生じる場合は、適切なサプリメントなどで補う方法も良いかも知れません。

コーヒーを飲むなら「モーニングコーヒー」

4月19
2025
Written by admin
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今回は、いつもの代替医療健康食品通信と違った観点から、身近な嗜好品「コーヒー」についてお伝えいたします。
緑茶を飲用する文化の日本人ですが、コーヒーの香りのリラックス効果も相まって、今では一人当たり1日約1杯の消費があると言われています。
特に食後のコーヒーはホッと一息するものです。
コーヒーの健康効果と言えば、コーヒーに含まれるカフェインによる覚醒効果や利尿作用は誰もが知っていますが、その他にもコーヒーに含まれるポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」の作用による認知症の予防・改善効果をはじめ、食後血糖値の上昇抑制作用、肝機能改善作用、さらにはアメリカでの40万人以上の健康調査の結果からコーヒーの飲用によって死亡リスクが低下するとの論文が2012年に掲載されたことなどから死亡率改善作用などでも注目されています。
コーヒーの飲用と死亡率の改善については、国内においても岐阜大学大学院の山川路代氏らが高山市で実施した高山スタディにおいてもコーヒーの飲用と全死因死亡および心血管疾患による死亡と逆相関していることを報告しています。
このようにコーヒーには多くの健康効果がありますが、いつ飲用するのが効果的かというコーヒー飲用のタイミングについては明らかにされてきませんでした。
そこでアメリカのテュレーン大学の研究グループでコーヒーを摂取する時間帯と死亡との関連を調べる研究が行われ、朝型摂取群では非摂取群と比較して最も死亡リスクが低下したことを報告されています。
その他にも、コーヒー摂取量と摂取タイミングと糖尿病患者の慢性腎疾患リスクとの関連性を調べた研究では、早朝から午前中の摂取が有意にリスクを低下したという報告や、カフェイン摂取とうつ病リスク低下と関連では、朝の時間帯(5時~8時)にカフェインを摂取した人は、そうでなかった人と比較してうつ病有病率が低いことなども報告されています。
このようなことからも、どうやらコーヒーを飲むなら「モーニングコーヒー」が良いと言えそうです。
今回は、サプリメント素材には関係のない話題をお伝えしましたが、たまにはホッと一息、忙しい毎日に「モーニングコーヒー」や、食後のコーヒーブレイクも良いかも知れません。

AHCCの肝線維化進行抑制の可能性について! 

3月15
2025
Written by admin
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AHCCは30年以上前から医療現場で特にがん患者さんに対する補完代替医療分野の健康食品として使用されている実績があり、現在も世界100以上の国や地域で医療機関や大学などの研究機関との共同研究が継続されています。
今までの研究成果から免疫力を高める作用の詳細も徐々に明らかになる中で、抗がん剤副作用軽減効果などのエビデンスが蓄積されています。
この度は、大阪公立大学大学院医学研究科機能細胞形態学の宇留島隼人准教授らとの共同研究において、AHCCが肝星細胞の活性化を抑制することで肝線維化の進行を抑える可能性が示唆されましたのでお伝えさせて頂きます。
この研究内容は、国際学術誌「American Journal of Physiology Gastrointestinal and Liver Physiology」のオンラインに掲載されています。(https://doi.org/10.1152/ajpgi.00134.2024)
肝臓に長期間炎症が続くと肝線維化が引き起こされ、最終的には致死的な肝硬変に進行していきますが、現時点で肝硬変に対する有効な薬剤はありません。
また、世界の3~4人に一人が肝線維化の前段階である脂肪肝であることが報告されていますので、肝線維化の進行を抑えることは意義深いことと言えます。
今までにもAHCCの肝保護作用は知られていましたが、肝線維化進行に対する作用はよくわかっていませんでしたので、宇留島隼人准教授らは、モデルマウスを用いてAHCCの作用を検討したところ、AHCCが肝星細胞の活性化を抑え、肝線維化の進行を抑制していることが確認されました。
宇留島隼人准教授は、「肝臓は沈黙の臓器で病態がかなり進行して初めて症状が出る場合が多いです。積極的に健康診断を受診し、肝線維化を早期発見して生活習慣の改善に取り組むことが重要です。今後はより信頼度の高い科学的エビデンスの構築のために、肝線維化患者に対するAHCCの効果を確認する臨床試験実施を目指してまいります。」とコメントしています。

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