最近、森永乳業の「ラクトフェリン」についてテレビCMが放映されていますが、先生方はご覧になられましたでしょうか。
森永乳業といえば、1960年ごろより育児用のミルク開発のため母乳に含まれるラクトフェリンの研究を開始し、以後現在まで約半世紀にわたり「ラクトフェリン」の研究を継続しており、ウィルスや細菌に対して「侵入させない」、「増やさない」、「立ち向かう」働きがあるという研究成果を発表しています。
2003年には、「ラクトフェリンの工業的な製造法の開発」で文部科学大臣賞を受賞し、ラクトフェリン研究のリーディングカンパニーとして君臨しています。
「侵入させない」については、ウィルスや細菌は腸の細胞に入り込み下痢や嘔吐などの様々な症状を引き起こしますが、ラクトフェリンは食中毒菌の付着タンパク質を分解する他、ウィルスや細菌が腸壁の細胞に付着するのを防ぐ働きがあることを確認しています。
「増やさない」について、ラクトフェリンが食中毒菌に付着し、抗菌作用を発揮して菌の増殖を抑える働きがあることを確認されています。
「立ち向かう」作用については、ラクトフェリンの摂取により、免疫細胞の1つ「NK」細胞活性を高めることが知られています。
テレビCMでは、「ノロウィルス」に対する効果も紹介されていますが、様々なラクトフェリン含有食品がある中で、当社では、しっかりと研究が継続的に行われている「森永乳業」のラクトフェリンを配合したサプリメントを推奨しています。