6月22日~24日の3日間 第12回日本抗加齢医学会総会がパシフィック横浜会議センターで「アンチエイジングの文明開化」をテーマに開催されました。
特別講演会では聖路加国際病院理事長 日野原重明氏が「抗加齢医学発展の歴史と私の考えている加齢医学の内容」と題して講演され、「遺伝子の影響よりも生活習慣が種々の慢性疾患を招く」と指摘され、老化に大きく影響を与えるのは食事と運動習慣であると述べられました。
シンポジウムは、27セッション・113題が企画されました。
2日目の「老化を早期に体感する器官・臓器と抗加齢」をテーマにしたシンポジウムでは、北海道医療大学個体差医療科学センター眼科学の北市信義氏が、アスタキサンチンの眼精疲労、炎症性疾患、赤外線障害、加齢黄斑変性などに対する研究成果を紹介し、「今後多くの疾患に有用である可能性が示唆されている。」と述べられました。
さらに、過去最大の220題を数えた一般演題では、機能性素材や関与成分に対する有用性や安全性など検証した研究発表が目白押しで、健康食品の研究報告では、大豆関連の発表が目立ちました。
大阪府の谷口病院 鈴木史明氏らは、大豆イソフラボンが更年期症状及び酸化ストレスに及ぼす影響を検証。病院を受診した中高年女性28人を対象にした試験で、ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボンの摂取により、更年期症状を改善する可能性が示唆されたことを明らかにし、サプリメントとして活用することが有効であると述べられています。
その他に、魚油、チアニン、ラクトフェリン、グルコサミンなどについての新知見が発表されました。
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