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注目の思いやりホルモン 「オキシトシン」

7月06
2019
Written by admin
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国内では、統合医療(補完代替医療)の分野はまだまだ受け入れられていないというのが現状で、統合医療とは何かと問われた時にすぐに回答できる医師は少ないかも知れません。
統合医療とは、西洋医学を補うための西洋医学以外のエビデンスを認めた治療を西洋医学と組み合わせて使用することで、例えば、東洋医学(漢方薬)やアロマテラピー、音楽療法、瞑想、気功、鍼灸、ヨガ、サプリメントなどがそれにあたりますが、米国では統合医療が当たり前のように第一線の医療として取り入れられています。
特に、テキサスがんセンターでは、通常のがん治療に加えて、心理療法、栄養療法、運動療法、鍼灸、マッサージ、音楽療法、瞑想などが実践されています。
そして、それらすべてが最近になって脳視床下部から分泌されるホルモン「オキシトシン」の関与が大きいことが推測されるようになってきました。
すでに知られているオキシトシンの生理作用は、「抗ストレス作用」、「抗不安作用」、「自律神経調節作用」、「鎮痛作用」などが知られていますが、その他にも「思いやり作用」を有することが知られ、最近では「オキシトシン」のことを「思いやりホルモン」とも呼ばれるようになってきました。
実際に僧侶が瞑想を行っているときは、オキシトシンが分泌され、そのことが怒りや不安の軽減に有効であることがわかっています。また、瞑想の前後で唾液中のオキシトシン濃度を測定したところ、瞑想後のオキシトシン濃度が増加していることや、慰めの言葉や思いやりを受けたときのような心理的な刺激によってもオキシトシンが分泌されることがわかっています。マウスの実験では、実験用としてオキシトシンを分泌しないマウスを作ると非常に攻撃的になることが報告されています。
思いやりの気持ちを持ち、不安を解消し、自律神経を安定させるためのひとつの方法として、「オキシトシン」の分泌を促進するように鍼灸や禅、ヨガ、気功なども有用な方法のひとつと言えますが、カラオケや居酒屋で楽しく過ごすことでもオキシトシンが分泌されると考えられているので、自分にとって楽しいことを実践することや、漢方薬では「加味帰脾湯(かみきひとう)」がオキシトシンを分泌することを2017年の国際自律神経学会で報告されていますので、「加味帰脾湯」を試してみるのも良いかも知れません。

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