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眼科領域における補完代替医療健康食品

12月12
2020
Written by admin
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補完代替医療は、国内においても徐々に認知されてきましたが、欧米に比べるとまだまだ一般の方までには認知されているとは言い難い分野です。
しかしながら、最近では様々な疾患に対してヒトでのエビデンスを積み重ね、補完代替医療の一環として幅広い分野で健康食品(サプリメント)が使用されるようになってきました。
 この度は、医療用点眼薬の販売でも有名な「わかもと製薬」が研究開発した眼科用健康食品「オプティエイド」シリーズのご紹介をさせて頂きます。
「オプティエイド」シリーズは、以下の3種類の商品が販売されています。
①オプティエイドDE(ドライアイ対応サプリメント)
 ドライアイは、パソコンやスマートフォンの普及による生活習慣の変化や、コンタクトレンズ着用者の増加、加齢など多くの原因があり、罹患率が上昇していると言われています。
現在の治療は、点眼薬が中心となっていますが、点眼薬だけでは満足に至らない患者も多く、全身的なアプローチが期待されているところです。
「オプティエイドDE」は、わかもと製薬株式会社と慶應義塾大学医学部眼科学教室との共同研究により開発されたもので、ヒト試験によって自覚症状の改善や涙液分泌の効果が確認されています。

②オプティエイドML(加齢性黄斑変性対策サプリメント)
 加齢性黄斑変性は、読んで字のごとく、加齢により黄斑に障害が生じて視野の中心部が見えにくくなってくる疾患で、国内では失明原因の第四位、アメリカでは第一位となっています。
 「オプティエイドML」は、米国立眼科研究所が実施した大規模臨床試験「AREDS2」の結果をもとに開発されたサプリメントで、1日摂取目安量として、ルテイン20mg、ゼアキサンチン4mgの他、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、銅を配合しています。

③オプティエイドGL(正常眼圧緑内障対策サプリメント)
 「オプティエイドGL」は、わかもと製薬と東北大学大学院医学研究科眼科学分野との共同研究により開発された緑内障対策サプリメントです。
 緑内障は、国内の失明原因の第一位で、その原因は眼圧の上昇による網膜神経細胞の障害とされていますが、眼圧がコントロールされていても症状が進行する場合があり、緑内障の眼圧以外の因子として抗酸化力に注目したところ、65歳以下の男性緑内障患者の抗酸化力と緑内障重症度に相関が認められたことから開発されたサプリメントですす。

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