10月2日は数字の語呂合わせで豆腐の日です。豆腐と言えば和食の定番食材で、古くから親しまれてきました。
大豆を原料に作られていて、健康に良いというイメージも強いのではないでしょうか。
今回は、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期に、体に優しくて美味しい豆腐のレシピをご紹介します。
★豆腐は栄養たっぷり!健康維持の味方です
昔から豆腐は、精進料理として食していた僧侶や、多く摂っていた地方に長寿者が多いことから、長寿食とも言われてきました。近年、栄養学等の確立により、極めて高い良質たんぱく食品であることが科学的にも立証され、栄養面で優れた食品だと言われてきました。
たんぱく質は皮膚、内臓、筋肉、骨、血液などの細胞や組織を作っているほか、酵素やホルモンなどの材料にもなるもので、疲労回復や体の維持に欠かせません。
また、大豆に含まれる健康成分として知られるイソフラボンや、カルシウムやマグネシウム、カリウムなどの必須ミネラルも豊富に含まれています。
イソフラボンは、ホルモンバランスを整え更年期障害の改善が期待できるほか、骨粗しょう症予防、糖尿病の予防改善、抗ストレス作用、血流改善作用、美肌作用など様々な健康作用が期待できる優れた成分です。
さらに最近では、豆腐に含まれる成分が、がん、高血圧、動脈硬化、心臓病、糖尿病あるいは生活習慣病、肥満等の発症の抑制や回復、健康維持に役立つことが注目されています。
豆腐を簡単に食べられるのは冷ややっこですが、お醤油だけでなく、細かく切ったネギやみょうがと釜揚げシラスを乗せて、ごま油と醤油を混ぜてかけて食べたりするのもお勧めです。
これからの季節は湯豆腐や鍋料理などにも大活躍の豆腐。日本の伝統食を健康維持にも役立てましょう。