近畿地方では、12月は例年に比べて暖かい日が続きましたが、年も明けていよいよ全国的に寒さが一段と身にしみるようになってまいりました。
この季節は、インフルエンザの感染にも注意しなければなりませんが、何と言っても「うがい・手洗い・睡眠・予防接種・免疫力を高める工夫・・・」など、予防対策が最も大切です。
今シーズンのインフルエンザの報告件数は、昨年12月中旬から増加が続いており、12月14日現在では注意レベルの保健所数は12箇所となっていますので、今月中旬から下旬に全国的に流行すると予想されています。
さて、今月の「薬のはなし」では、今シーズンから変更になった小児に対するインフルエンザワクチンの用法・用量、妊婦さんに対するインフルエンザワクチンの接種や卵アレルギーの方に対するインフルエンザワクチンの接種など、インフルエンザワクチンについてよくある質問のQ&Aを記載させて頂きます。
Q1、小児のインフルエンザワクチンの接種量、接種間隔はどのように変わったのですか?
A1、今までは6ヶ月~1歳、1歳~6歳、6歳~13歳の3段階で接種量が決められていましたが、今シーズンから6ヶ月~3歳、3歳~13歳の2段階に対しての接種量の規定に変更されています。また、接種間隔は今までは1~4週間間隔で2回接種でしたが、2~4週間間隔の2回接種に変更されました。
これらの変更理由は、既に欧米諸国で世界保健機構(WHO)が小児へのインフルエンザワクチン接種量として推奨している量に従って接種されていることと、国内における臨床試験の結果、WHO推奨量で満足な結果が得られたことによるものです。
Q2、ステロイド剤服用中(免疫抑制状態)でも接種できますか?
A2、発熱や重篤な急性疾患など接種不適当者でなければ接種できます。
Q3、妊婦や授乳婦は接種できますか?
A3、インフルエンザワクチンは、ウイルスの病原性をなくした不活性化ワクチンですので接種は可能です。
Q4、卵アレルギーのある人に接種しても良いですか?
A4、卵完全除去療法中の方や卵を食べた後に重篤なショックを起こした経験のある方、卵を食べると蕁麻疹や発疹が出来る方は医師の判断によりますが、一般的に卵白アルブミン量はごく少量含むだけですので接種は可能です。
インフルエンザワクチンを接種してから抗体が出来るまでに少し時間がかかりますが、まだ接種していない方は、流行の時季にもよりますが今から接種しても間に合うかも知れません。
また、ご高齢者ではインフルエンザワクチンを接種しても抗体が出来にくいこともありますが、メカブフコイダンを飲用すると抗体が出来やすくなることも知られていますので、参考になさってください。

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