今年も残すところ11月と12月のあと2ヶ月となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、11月14日は世界糖尿病デーと定められており、世界中で糖尿病予防のイベントもあるそうです。
日本では、国民の5人に1人が糖尿病の疑いがあると言われ、しかもそのうち約35%は治療を受けた事がないとも言われています。糖尿病の初期は自覚症状が乏しく、検査で血糖値が高く治療が必要と言われても治療を受けない人が多いようです。
今回は、放っておくと危険な合併症が怖い糖尿病のお話です。
糖尿病とは血糖値が高い状態が続く病気ですが、これは体内のインスリンという血糖を下げるホルモンの減少、活性力の低下などによりブドウ糖が血液中に溢れてしまう状態です。
もし、糖尿病を治療せずに放置してしまうと、様々な血管障害が発生する危険性があります。
そのうち、網膜症、腎症、神経障害は3大合併症と言われています。症状が進行すると、腎不全になり透析が必要になったり、失明したり、足先を切り落とすなど、大変なことになってしまいます。
あるいは、動脈硬化が進んで、心筋梗塞、狭心症、脳卒中なども起こりやすくなります。
糖尿病の症状として、口の渇き、多飲、多尿、体重減少などがありますが、気付いたころにはかなり進行していることが多く見受けられます。
糖尿病の検査としては、主に空腹時血糖とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の2項目があります。
空腹時血糖は、空腹時に血液中に糖がどのくらいあるかを調べる検査で、HbA1cは、血液中のヘモグロビン(赤血球中のタンパク質)のうち、糖と結合しているもの(HbA1c)の割合を調べます。
HbA1cは、一時的に高血糖状態があっただけでは数値として現れず、継続的に血糖値が高い状態が続いているときに高くなります。基準値が6.5%以上になると治療が必要です。
放っておくと怖い糖尿病にならないためにも、以下の予防方法を実践しましょう!
糖尿病の予防は、なんと言っても食事と運動が重要なポイントです。
まず、食事についてですが、
(1)食べ過ぎない(腹八分目)
(2)食事はバランス良く
・主食、主菜、副菜をバランス良く食べて、偏食しないようにする
・適切なエネルギー量(カロリー)を摂取する
・スナック菓子などは食べ過ぎないようにする
(3)食事は規則正しく
・食事を抜いたり、まとめ食いしたりせず、1日3食を決まった時間に摂るよう心掛ける
・早食いはやめて、ゆっくりよく噛んで食事をする
次に運動についてですが、まずは歩くことです。
・歩くときは、少しお腹をへこませて速めに歩くように心がける
・エレベーター、エスカレーターなどを使わずに可能な限り階段を利用する
・時間があれば遠回りして歩く
・無理のない範囲で、時間を決めてストレッチ体操などを継続的に行う
(単発的に激しい運動は控えて、継続的に軽い運動を心がけましょう!)
食事と運動に気を配り、快適な健康ライフを!
