「HSP」という言葉は、まだなじみのない言葉かも知れませんが、2011年5月にもNHKの健康番組「ためしてガッテン」でも紹介され、医師をはじめ健康に関心のある方の間で、にわかに注目されている健康に関する「キーワード」です。
「HSP」とは、身体にストレスがかかると作り出され、細胞を保護・修復する力をもっているタンパク質のことです。
即ち、細胞のダメージから身体を守り、元気な状態に修復してくれる「修理屋さん」の役割をしてくれる物質です。
「HSP」と病気の関係も徐々に明らかにされてきていますが、現時点でよくわかっているのは、(1)ストレス軽減作用 (2)睡眠改善作用 (3)免疫力アップ作用 (4)記憶障害改善作用などです。
今後、HSPと病気の関係もますます明らかにされてくるものと思われます。
古くから行われている民間療法の「湯治」は、実はHSPの働きを高めて細胞修復することを利用した方法のひとつです。
湯治や運動などで体温を上げることによってHSPを増やすことも出来ますが、最近では「酵素処理アスパラガス抽出物(ETAS=イータス)」というサプリメントが、体内でHSPを増やすことが出来るサプリメントとして話題になっています。
ETAS(イータス)は、基礎研究や臨床研究もしっかりされていて、まだ論文投稿準備のため公表は出来ませんがヒト試験でもストレス軽減作用や認知症改善作用で良い結果が確認されています。
がん治療での温熱療法は、がん細胞は熱に弱いことを利用した治療方法ですが、加えて「HSP」増加にともなう効果もあるのかも知れません。
ストレス社会と言われる今日、日常生活においても体内でのHPSの処理能力が限界を超えてしまう場面も多いことも考えられますので、ETAS(イータス)のようなサプリメントを利用して体内のHSPを増加させることは健康維持に有用かも知れません。