ガゴメコンブフコイダンを使って、アレルギー抑制を実証した実験結果があります。
ガゴメコンブフコイダンのアレルギー抑制作用を卵白アルブミン(OVA)誘発性アレルギーモデルを用いて調査しました。
マウスに6週間、ガゴメコンブフコイダンを飼料に混ぜて与えました。投与開始2週目と4週目にOVAを腹腔内注射し抗原感作しました。6週目に採血し血中のOVA特異的IgE抗体濃度を測定しました。
また、脾臓を採取し、OVA存在下で脾臓細胞を96時間培養し培養液中のIFN-γとIL-4の濃度を測定しました。
その結果、ガゴメコンブフコイダンを経口投与したグループにおいては明らかにOVA特異的IgE抗体濃度の上昇が抑制されました。
また、ガゴメコンブフコイダン投与グループの培養脾臓細胞においてIFN-γ/IL-4比の増加が認められたことから、ガゴメコンブフコイダンにより免疫バランスがTh1側に改善され、アレルギー状態が緩和されたことが示されました。
また、動物実験だけでなく、人による研究結果も発表されています。
アレルギーの指標とも言われる血中IgE抗体の濃度が、ガゴメコンブフコイダンの長期摂取により減少しました。
このことから、フコイダン配合食品の摂取により、アレルギー改善作用が確認できました。