日本人の死因上位となっている「心疾患」や「脳血管疾患」などを始め、様々な生活習慣病の要因ともなり、時には命に関わる症状を引き起こす「血栓」は、血管内の壁にコレステロールなどが付着し、その上に血小板などが付着していくことで引き起こされます。
ガゴメコンブフコイダンには、そんな大病の元にもなり得る血栓の生成を抑制する作用が確認されています。
抗血栓作用は、ラットを使った実験で確認されました。
実験では、ガゴメコンブフコイダンを溶解した水をラットに30日間自由に飲ませました。その後、頸動脈に血栓形成を引き起こす処理を行い、血流が完全に停止する時間を測定しました。
また、形成した血栓の重量を測定しました。
その結果、ガゴメコンブフコイダンを投与したラットでは明らかな動脈血栓形成の抑制が認められました。
上記は動脈での実験ですが、静脈を使った実験でも、抗血栓作用は確認されています。
この実験でも、ガゴメコンブフコイダンを溶解した水をラットに30日間自由に飲ませました。
その後、頸静脈に血栓形成を引き起こす処理を行い、血栓形成の様子を評価しました。
その結果、ガゴメコンブフコイダンを投与したラットでは明らかな静脈血栓形成の抑制が認められましたこのように、ガゴメコンブフコイダンには、動脈と静脈の両方で抗血栓作用があることが確認されました。