白内障や加齢性黄斑変性症に対する研究で日本臨床眼科学会をはじめ、世界的にも注目されているアイケア素材が「ルテイン」と「ゼアキサンチン」です。この二つの素材は、眼球の網膜の中心に位置し、視機能を司る黄班部に集積する黄班色素を構成しています。
昨年(平成23年)10月7日~10日に東京で開催された第65回日本臨床眼科学会で「網膜の酸化と抗酸化物質ルテインを科学する」という演題でセミナーも行われています。
そのセミナーで、島根大学医学部の谷戸正樹氏は、環境からの光(可視光)暴露が加齢黄班変性や網膜色素変性などの網膜変性疾患の発症・憎悪に関与することが示唆されているとし、光ストレスに対する内因性防御機構と黄班色素の関連性について発表されました。
また、聖隷浜松病院の尾花明氏は、健常人がルテインサプリメントを摂取することによる黄班色素量の増加を確認できたことを発表しています。
これらの素材は、欧米でも注目されていますが、単に「ルテイン」と「ゼアキサンチン」を摂取すればよいということではなく、最も重要なのはその配合割合です。
現在米国国立研究所(NIH)が進める大掛かりな介入試験「AREDS2」では、「ルテイン」と「ゼアキサンチン」の割合を5:1(10mg:2mg)で行っています。
100近くの医療施設で50歳から65歳の加齢性黄斑変性症(AMD)患者4,000名近くの被験者に対し無作為にサプリメントを割り当て、追跡研究を行っています。
来年には、最初のグループの結果が発表される予定です。
2010年に終了した「ゼアキサンチンと視覚機能の試験」(ZVF study)では、ゼアキサンチン8mgを摂取したAMDの初期患者は、黄斑色素の増加、および形状識別と暗点解像度などの視覚改善を示したほか、ゼアキサンチンとルテインに摂取による車の夜間運転でのグレア(眩しさ)回復、スポーツなどの反応時間の短縮、コンストラスト感覚の改善などが発表されています。
当社では、「AREDS2」試験に対応した、ルテイン10mg+ゼアキサンチン2mgの割合で配合された医療機関向けアイサプリメント「レティオルテイン」の取り扱いをしています。
ご興味のある先生は、ぜひご連絡下さいますようお願い申し上げます。

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