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ナトリウム量からの塩分換算方法について

8月07
2010
Written by admin
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最近、お客様から「健康食品の成分表示に、ナトリウムの量が記載されていますが、塩分に換算するとどのくらいの量になるのですか?」というご質問を頂きました。

何気なく成分表示を見ていることが多いと思いますが、改めてナトリウム量から塩分換算でどのくらいかと聞かれると、スグにお答えできる方は少ないのではないでしょうか?

今回は、皆様にもナトリウム量から塩分換算方法について、簡単にお話させて頂きます。

まずはじめにお話しなければならないのは、原子と分子についてです。
原子とは、これ以上小さく出来ない最小の粒子です。原子が集って分子になります。例えば、水はH2Oですが、2個の水素原子と1個の酸素原子が集ってH2Oという分子になります。水素の原子量は1、酸素の原子量は16ですので、水の原子量は18となります。

さて、一般に言われる塩分とは、塩化ナトリウム(NaCl)のことです。
即ち、塩分とはナトリウムと塩素がくっついたものですが、ナトリウムの原子量は23、塩素の原子量は35.5ですので、食塩(NaCl)の原子量は58.5となります。
従って、ナトリウムの含有量から、食塩の量に換算したい時は、ナトリウムの量に58.5/23=2.54をかけてやると良いわけです。

この「2.54」という数字をナトリウム換算計数と呼んでいます。ここで注意しなければならないのは、ここで得られた数値はあくまでも目安となります。 即ち、ナトリウムの全てが塩化ナトリウム由来と考えて計算していますが、例えば調味料などに含まれているグルタミン酸ナトリウムなどが含まれている場合 は、若干違いが出てきます。

具体的に計算してみましょう。

当社が取り扱いしているフコイダンプラスパーフェクトの場合、150粒あたりナトリウムとして315.8mgと書かれています。これを食塩(NaCl) 量に換算するには、315.8mg×2.54≒802mgとなります。さらに、gに換算したい場合は、1,000で割っていただければよいですので、この 場合150粒中0.8gとなります。

Posted in くすりの話
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