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この季節に厄介な「水虫」の話

7月05
2012
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水虫の原因は、「白癬菌」というカビの一種が、皮膚の表面の角質層という部分に寄生して繁殖する病気です。
「白癬菌」は、湿気の多いジメジメしたところが大好きですので、梅雨から夏にかけて発症する場合が多い病気です。
なんと、日本人の5人に1人が罹患していると推計されています。
これほどポピュラーな疾患である「水虫」ですが、案外誤解が多い病気でもあります。
誤解の代表的なものは、以下のとおりです。

(1)「水虫は治らない」
「水虫は治らない」のではなく、実は「適切な治療をしていない」という裏返しです。
水虫は、適切に治療すれば治る病気なのですが、自己判断で薬を買い求めて薬を塗布するときに量や範囲が
不十分であったり、症状が落ち着けば薬の使用を途中でやめてしまう方が多いといわれています。
しかし、「水虫は、適切な治療をきちんと継続すれば、ほとんどの方は2~3ヶ月で治る病気」なのです。

(2)「水虫は痒い」
水虫は「痒いもの」というイメージは実は大きな間違いです。
実際に水虫の患者で痒みを訴える方は、約1割程度といわれています。
「水虫=痒い」というイメージが強い事が、様々な問題を引き起こすことがあります。
ち、痒い症状がない水虫では、そのまま放置されていて症状が悪化する場合があります。
爪の水虫(爪白癬)では、爪がぼろぼろになり、歩行が困難になる場合もあります。
痒みがなくても、足底や指の間の皮膚がむけたりする異常に気づけば皮膚科に受診してください。
反対に、「足が痒いので水虫だ」と早合点するのもよくありません。
一生懸命水虫の薬を塗布し続けても治らないというケースは、実は水虫ではなく別の原因での皮膚の炎症による痒みだったということもあります。

(3)「薬で水虫が悪化した」
水虫の薬を塗布している患者さんが「水虫が悪化してきた」と言って受診されるケースもよくあります。
通常、水虫の患者さんで薬を使用して悪化するケースはほとんどありません。これは、水虫が悪化したのではなく、お薬などが原因で接触性皮膚炎(かぶれ)をおこして痒みがでている可能性が高いと思われます。

その他、ステロイド剤は使用してはいけないという誤解もありますが、時と場合によっては一時的に使用することもあります。
以上のように、水虫は自己判断の誤解によってかえって治りにくくしている場合もありますので、
疑わしい場合はまずは皮膚科の受診をおすすめします。

Posted in くすりの話
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