「デング熱?、そういえば聞いたことがあるかな?」 国内では、デングウィルスを媒介する「ヒトスジシマカ」の活動が、これから9月にかけて活発になりますが、2014年には162人もの人が感染したという報告があり、大きな話題になりました。
しかし、この時を機会に日本では媒介する蚊の発生を抑える対策が進み、また虫よけスプレーなどの使用により、国内での感染は確認されていませんので、多くの方はもう大丈夫と思っている方も多いのではないでしょうか?そこに大きな落とし穴が潜んでいます。
信頼できるメールマガジンによれば、感染症の専門家が参加するメーリングリストで、インドネシアでデング熱が急増しているとの報告があったそうです。そこで詳しく調べてみたところ、国内感染者の確認はされていませんが、海外で感染した例、いわゆる輸入感染者の本年度の累積は、すでに27都道府県にまたがり、東京都で46人、大阪府で19人、神奈川県で14人など多くの方が感染しているようです。
輸入感染例の推定地域は、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピンなど様々ですが、実はそれらの国々ではデング熱の感染が拡大していますので、国内感染が報告されていなくても、海外に旅行や出張で行かれた時に感染することも十分に考えらます。
デング熱の怖いところは、2度目の感染による重症化で、死亡例も報告されています。デングウィルスには4つの型があり、そのうちのひとつに感染すると終生免疫を獲得しますが、別の型に感染することがあります。実は、2度目の感染で重症化する率が高くなりますので「2度目の感染が恐ろしい」と言われています。
海外では、すでに複数の型のデングウィルスが流行し、死亡例も増えているようです。
いまから9月にかけて、38度以上の突然の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの風邪とよく似た症状が発生した場合、自己判断で放置せず、血小板数や白血球数の減少の有無の確認をして、デング熱感染の有無の確認をお勧めします。
現在のところ、デング熱の確実な予防対策はありませんが、オキナワモズクフコイダンで予防できる可能性があるという論文が発表されています。
特にこの時期にインドネシア、タイ、マレーシア、フィリピンなどの海外に出かけられる方は、エビデンスとして乏しいのは否定できませんが、自分の身を守る一つの手段としてオキナワモズクフコイダン配合食品「フコイダンプラスパーフェクト」を飲用されるのも良いかも知れません。