グランヒル大阪の健康スマイル通信
  • ホーム
KEEP IN TOUCH

漢方薬の素朴な疑問?!

9月08
2012
Leave a Comment Written by admin
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

医師から漢方薬を処方された方はご存知と思いますが、漢方薬はほとんどの場合、「食前」や「食間」に服用するように指示があります。何気なく、言われたとおり服用していますが、「何故」?と改めて聞かれると・・・?
今回は、そんな漢方薬の身近な疑問にお答えいたします。

Q、漢方薬は「食前」または「食間」に服用することが多いのは何故ですか?
A、医療機関で処方される漢方薬は、ほとんどの場合「食前」または「食間」に服用するように指示されています。
その主な理由として、次の2つが考えられています。
(1)漢方薬の中には、その成分の化学構造で糖が結合した形の「配糖体」と呼ばれる成分を含み、腸内細菌の作用で「配糖体」の糖がはずれて腸から吸収されやすいようになりますので、腸内細菌の働きが活発な「食前」や「食間」が服用時点として適しているといわれています。
(2)胃酸のpHによって「アルカロイド」という成分に吸収の差が出ると考えられています。「アルカロイド」は非常に強い作用を及ぼすため、吸収が良すぎると「アルカロイド」の作用が強く現れます。
「食前」や「食間」の胃内のpHが低い状態では、「アルカロイド」の消化管吸収が抑制されるためにこの服用時間が推奨されています。

一方で、専門家の間でも「食後」服用と「食前」や「食間」服用と比較して効果に差がないという意見もあり、西洋薬との併用で飲み忘れなどをなくすため、あるいは胃腸への刺激による副作用(食欲不振・胃部不快感・下痢など)を抑えるためにも「食後」服用でも良いという意見もあります。
つまり、指示された時間に飲み忘れたら、食後でも食間でもすぐに服用しても差し支えありません。

Q、効果的な飲み方はありますか?
A、漢方エキス剤は、複数の生薬から煎じた液を顆粒または細粒にしたものですから、そのまま水で服用すれば良いことになっています。
しかし、本来は煎じ薬で服用すべきものをエキスにしていますので、お湯に溶かして服用したほうが効果が期待できると考えられています。
また、お湯で溶かすことによって「香り効果」もお薬の効果に影響を及ぼすといわれています。
そのまま服用する場合でも、やけどしない程度のお湯で服用するのが良いといわれており、漢方薬の成分との反応を避けるため、お茶やジュース、牛乳などで服用することは避けたほうが良いでしょう。

その他、役に立つくすりの話はこちら

Posted in くすりの話
SHARE THIS Twitter Facebook Delicious StumbleUpon E-mail
« 第101号 2012年8月号 ■ビタミンC誘導体AA-2G(アスコルビン酸2グルコシド)含有食品 医療機関向け「持続型高濃度ビタミンC」が開発される!!
» ~ 頭皮のお手入れについて ~

No Comments Yet

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Recent Posts

  • アスパラガス抽出物~ サルコペニア軽減の可能性について ~
  • 1年間で5kg以上の体重増加は要注意!
  • 日光浴の健康効果!~ミトコンドリアの機能を高め、糖尿病リスクを低下!~
  • 口腔の健康維持と血糖コントロールの関係!~ 口腔内健康維持の重要性 ~
  • 漢方薬のイロハ!

Categories

  • PQQ(ピロロキノリンキノン)
  • くすりの話
  • アスパラガス
  • イミダペプチド
  • フコイダン関連記事
  • 代替医療通信
  • 健康トピックス
  • 新聞記事・学会情報から
  • 未分類

Tags

30代 DHA EPA OTC βクリプトキサンチン うがい たんぱく質 みかん アトピー性皮膚炎 アルツハイマー インフルエンザ セルフメディケーション ダイエット ブロッコリー リスク ワクチン接種 予防 午前中 卵アレルギー 原因 市販薬 心の疲れ 心筋梗塞 春 治療 疼痛 痛み 眠り制御 睡眠不足 睡眠障害 糖尿病 血液サラサラ 遺伝子 酵素 風邪 魚

RSS Syndication

  • All posts
  • All comments

EvoLve theme by Blogatize  •  Powered by WordPress グランヒル大阪の健康スマイル通信