アグリコン型イソフラボン「Agly Max」を販売するニチモウバイオティクス株式会社は、武庫川女子大学との共同研究でアグリコン型イソフラボン「Agly Max」が受精卵を子宮内膜に着床させる能力を誘導する可能性があることを明らかにし、2008年3月に世界ではじめて大豆イソフラボンの不妊治療への有用性を発表しています。
その後、東京医科大学産婦人科学教室との共同研究により、ヒトを対象としたパイロットスタディにより、アグリコン型イソフラボン「Agly Max」が受精卵の着床に重要な着床関連因子LIF発現を増加させる可能性が確認され、さらにはLIFの情報を受け取る受容体の遺伝子の発現を増加させることを確認しています。
これらの結果は、アグリコン型イソフラボン「Agly Max」は、子宮内膜に受精卵の着床をサポートすることで、不妊治療に有益であることが示唆されます。
さらに、麻布大学とのマウスを用いた共同研究では、加齢マウスの発情頻度を増加させ、着床数等は若齢マウスと比較して同等であることがわかり、2020年12月に行われた第65回日本生殖医学会学術総会で発表されました。
この度の結果は、晩婚化などによる出産の高齢化が進むなかの不妊治療において、明るい研究成果と言えるのではないでようか。
今回は、アグリコン型イソフラボン「Agly Max」の不妊治療への有用性をお伝えいたしましたが、以下のとおりその他にも多くの研究結果が報告されています。
今後のさらなる研究の積み重ねを期待します。
【アグリコン型イソフラボン「Agly Max」のその他の研究結果の一例】
・COPDに対する予防及び軽減効果
・筋委縮軽減効果
・インスリン感受性改善効果
・乳がん、前立腺がん細胞増殖抑制効果
・メタボリックシンドロームへの有効性
・ホットフラッシュ緩和効果
・子宮内膜症抑制効果
など