医学部での教育は、西洋医学が中心となっており、医師国家試験合格後に先輩医師から教えられる内容もほとんど西洋医学の考え方となっているのが現状です。
そんな現状の中で、病気の治療に「心の持ち方が大切です」と言ったところで、大半の医師は「何、それ?」と見下して、「はい、終わり」という印象を受けます。
しかし一方で、現在医学をもってしてもまだわかっていないことも多くあることも事実です。
最もわかりやすい例としては「免疫学」の分野もその一つで、ある程度の詳細がやっとわかってきたところですが、まだ解明されていないこともたくさんあります。
確かに研究成果とともに、わかってきたことがたくさんありますが、それは「現時点でわかっていること」であって、将来的には「現在医学で常識」と思われていた事であっても実は「間違っていた」ということもでてくる可能性は否定できません。
よく病気のプロセスは、「川の流れ」にも例えられます。川には上流・中流・下流が
ありますが、いわゆる「病気」とは「下流で発生した結果」であるという事です。
中流では、私たちの体に本来備わっている「自然治癒力」というものが間違いなく存在します。無意識のうちにも、誰でもがウイルスや細菌が侵入してきた時には免疫力が高まり、それに打ち克とうという働きが生じます。
西洋医学では、「下流部分の原因を取り除くこと」が治療という考え方ですので、熱が出た場合は、「熱を下げる」、痛みがあれば「痛みを取り除く」というイメージです。
しかし、病気とはそんなに単純なものではないことはいうまでもないことで、例えば、がん細胞の増殖を抑えようとする場合、免疫力を高めることは大切ですが、免疫力を単に高めればよいというものではなく、自律神経系や内分泌系とのネットワークが複雑に絡んでいることを知っておくことが大切です。
病気というのは、何らかの原因で、免疫系・自律神経系・内分泌系のバランスが崩れた状態であり、複雑にからみあっているバランスをもとの状態に戻していくことが治療する上で大切です。
その一つの手段として、補完代替医療が有用な位置づけになるのではないでしょうか。
サプリメントやアロマセラピー、鍼灸、ヨガ、漢方薬・・・等々。
そして、中流より上の上流の部分のバランスを整えることが、根本的に病気を治療するということにもつながってきます。上流とは、「自分の心の持ち方=意識」の部分です。
現在医学では、残念ながらこの部分を無視していることが多いように見受けられますが、「末期がん」と宣告されて、もう治療ができないと言われたときに、何かできることはないかと思って補完代替医療にたどり着く方も少なくありません。
そのような方が「生きる希望」を見出したときに、医師の常識では考えられないほど回復する方がいることも事実です。
私たちの健康を維持する上で、「心の持ち方=意識」を大切にしていくことも重要で、その中で補完代替医療は重要な役割を担うのはないかと思われます。
もっとも、「補完代替医療にはエビデンスがないからダメ」と否定される医師も多くいることも事実ですので、可能な範囲で現在医学に照らし合わせた研究の蓄積も大切であることは言うまでもありません。
うまく西洋医学と補完代替医療を組み合わせていくことで、現在医学では手におえないような疾患でも、健康を取り戻すことができるとしたら、患者やそのご家族等にとってもハッピーではないかと思います。
当社では、研究が継続して実施され、医療機関の医師が補完代替医療として使用している実績のあるサプリメントを多数取り揃えていますので、補完代替医療分野のサプリメントにご興味のある医師は気軽にお問合せください。