漢方薬といえば、健康保険の対象にもなっている「お薬」ですので、西洋医学を学ばれている医師も何の抵抗もなく患者さんに処方されることが多いかも知れません。
それどころか、ある調査によると医師の約9割が漢方薬を処方されており、患者さんの満足度で高い評価を得ているそうです。
それでは、そもそも「漢方薬」とは何かということですが、先生方もご存知の通り、漢方薬の原料は「生薬」と呼ばれる「草」や「木」、「動物」や「鉱物」など自然界に存在するものです。
例えば、日ごろ食する「ショウガ」も生薬のひとつで、身体を温める作用があることでよく知られています。
それらの生薬をいくつか組み合わせることにより、身体に本来備わっている自然治癒力を助けて治療していくのが漢方薬です。
即ち、漢方薬は、自然界に存在する「草」や「木」という「食べ物」からできています。
そうであるにも関わらず、「漢方薬」といえば受け入れられ、「健康食品」や「サプリメント」といえば全く受け入れられない医師がまだまだたくさんいることも事実です。
それは、「健康食品」や「サプリメント」をすべて同じグループとしてひとくくりにして論じられているからで、ある意味医師として当然のことかも知れません。
一方で、「補完代替医療」としての立場から、患者さんに使用経験があり、ある程度基礎研究がなされている「健康食品」のなかで、患者さんに有用であるものもあることの理解を深めていくことも大切だと思います。
がん専門病院として有名な、公益財団法人がん研究会有明病院では、「漢方サポート外来」が設置されています。
有明病院の「漢方サポート外来」担当医師はホームページ上で「漢方薬は決して西洋医学にとって代わるものでなく、西洋医学の不足をするところを補うものであり、代替医療でなく補完医療と位置付けることが大切で、漢方薬を使用することで、患者さんの8割以上に痛みや苦痛などの改善が見られ、少数ながらがんの縮小や消滅も見られる」と語っておられます。
このような考え方で、欧米では先進的ながん専門病院に「補完代替医療」の専門部門が設置されていることは珍しくありません。
「補完代替医療」とは、まさに西洋医学にとって代わるものではなく、西洋医学の不足をするところを補うもので、漢方薬以外にもアロマセラピーやヨガ、鍼灸、音楽療法、健康食品など様々な方法があり、研究が重ねられている分野です。
当社が先生方にご紹介している「補完代替医療健康食品」は、補完代替医療分野で医師が患者さんに使用されている実績があり、高い評価を頂いているものです。
日常の西洋医学を補う位置づけとして、信頼できる「補完代替医療健康食品」を患者さんのQOLの向上にお役立て頂けましたら幸いです。