昨年6月号の「代替医療健康食品通信」でお知らせいたしました大規模臨床研究「AREDS2(The Age‐Related Eye Disease Study2)」について、昨年11月に行われた第67回日本臨床眼科学会のランチョンセミナーで、「検証AREDS2! その成果をどう評価・活用するか?」という演題で、九州大学大学院医学研究院眼科学分野教授 石橋達朗先生を座長として、山形大学の川崎良先生と北海道大学大学院の石田晋先生のご講演がありました。
座長の石橋達朗先生は、「AREDS2(The Age‐Related Eye Disease Study2)」は、加齢性黄斑変性の予防医療における最高レベルのエビデンスと位置づけ、その臨床的意義を明らかにする目的で本学会のランチョンセミナーの座長を務められました。
「AREDS2」では、すでにお伝えしているとおり、2006年から5年間、米国82医療機関が参加し、50歳~85歳の4,000名以上の人を対象に実施された多施設二重盲検査臨床試験で、ルテイン・ゼアキサンチン含有サプリメントを摂取した被験者は、重度の加齢性黄斑変性の進行リスクを18%減少させ、もともと食事からのルテイン・ゼアキサンチンの摂取量が少なかった被験者では、加齢性黄斑変性の進行リスクを26%減少させることが確認されています。
さらに、重症白内障のリスクを36%減少させ、白内障手術までの進行を32%減少させることも明らかになりました。
この「AREDS2」での「ルテイン」および「ゼアキサンチン」の1日あたりの摂取量は、ルテイン10mg、ゼアキサンチン2mgで行っています。
当社では、「AREDS2」試験に用いられた処方内容に近い医療機関向けサプリメント「レティオルテイン」を取り扱っています。
「レティオルテイン」にご興味のある先生は、ぜひご連絡下さいますようお願い申し上げます。