昨年開催された第67回日本臨床眼科学会において、九州大学大学院医学研究院眼科学分野教授の石橋達朗先生を座長に、「検証 AREDS2! その成果をどう評価・活用するか?」というテーマで北海道大学大学院医学研究科眼科学分野教授らが講演するランチョンセミナーが開催され、参加された眼科専門医から注目が集まりました。
講演では、米国で先行して実施された臨床試験AREDS及び2006年から5年間、米国82医療機関が参加し、50歳~85歳の4,000名以上の人を対象に実施された多施設二重盲検による大規模臨床試験(AREDS2)の結果を検証し、加齢性黄斑変性の患者に対して、増加する高齢者のQOLを考慮すると早期介入による予防が重要な課題であり、中でもサプリメントのルテイン、ゼアキサンチンなどの摂取の重要性が示唆されました。