7月26日~27日の日程で札幌市のホテルロイトン札幌において、「第22回統合医療機能性食品国際会議(旧 AHCC研究会)」が開催されました。
この度の統合医療機能性食品国際会議の座長として、北海道大学医学部名誉教授の細川眞澄男先生、関西医科大学名誉教授上山泰男先生、帝京大学薬学部名誉教授山崎正利先生、共愛会病院院長水島豊先生が務められ、国内外から約500名の医師や研究者の参加のもと、代表者による活発なディスカッションが行われました。
南フロリダ大学客員教授のLakshminarayan Rajaram氏による基調講演「生物医学研究における生物統計学の必要性」の他、特に免疫活性素材「AHCC(シイタケ菌糸体抽出物)」についての研究発表が多数あり、AHCCの発表については、Toll-like receptorを介する免疫応答調節の可能性や乳がん細胞に対する遺伝子レベルでの増殖抑制効果についてなど、AHCCの作用機序の解明にむけた多方面からの研究が開始されている印象を受け、非常に興味深いものでした。