フェカリス菌は、球形をした腸内細菌の一種で、若い健康な人の腸内に多く生息し、人の健康に大きく関与していることがわかっています。
FK-23菌とは、選び抜かれたフェカリス菌を加熱処理して得られる菌体で、生菌と比べると免疫活性力が3倍以上優れているなど、様々な有用性が期待され、多くの特許を取得すると同時に多くの論文発表や学会発表をしています。
今までに知られている作用としては、(1)免疫賦活作用 (2)抗腫瘍作用 (3)抗がん剤の副作用軽減作用 (4)C型肝炎改善作用 (5)感染症抑制作用 (6)整腸作用などがあります。このうち(1)~(5)については、特許を取得しています。
さらに最近では、京都府立医科大学との共同研究で、非アルコール性脂肪肝(NASH)の抑制効果が確認され、その研究成果は科学雑誌「British Journal of Nutrition」に掲載されました。
さらにフェカリス菌の菌内に存在する成分は、(1)血圧降下作用 (2)抗アレルギー作用 (3)美容効果 (4)抗インフルエンザ作用 (5)肺炎抑制効果などが知られており、フェカリス菌を酵素溶解し、フェカリス菌体内の有効成分を抽出したLFKが注目されています。
当社では、現在FK-23菌とLFKを配合したサプリメントを開発中ですが、来年3月ごろには販売開始できる予定となっています。
FK-23菌含有サプリメントは、すでに多くの医療機関でも使用されている実績がありますが、この度FK-23菌に加えてLFKを同時に配合し、さらにパワーアップしたサプリメントが販売されることになれば、その期待は大きいものと思われます。