12月になり、冬本番といった寒さになってきました。
冬になって空気が乾燥してくると、ドアや金属に触る時にバチッ!と衝撃が走る静電気は、多くの方が「痛いっ!」という経験をされたことがあるのではないでしょうか。
静電気は、衝撃による痛みも嫌なものですが、実は身体への影響も少なくないのです。
今回は静電気が身体に及ぼす影響について、ご紹介しましょう。
静電気が体に及ぼす影響とは?
静電気が身体に溜まることによって引き起こされる症状は意外と多くあります。
まず、静電気によって、体内のカルシウムの代謝が早くなり、疲労を促します。
さらに、その排出されるカルシウムを補うため、骨のカルシウムが溶け出してしまうことにもつながりますので、骨密度の低下にもつながる恐れがあります。
また、静電気を溜めている状態では、エネルギー消費量が10~20%多くなるほか、血液中の糖分が10~20%増加するといわれていますので、疲労しやすくなります。
そして、静電気が身体に溜まると、周りのホコリを吸い寄せるため、ハウスダストや雑菌などを吸い込みやすくなります。これによってアレルギーを引き起こしやすくなったり、鼻の粘膜を痛めやすくなります。
静電気を溜めないようにするには?
では、この厄介な静電気を溜めないためにはどうすればよいでしょうか。
まず、湿度が低いと静電気が発生しやすくなりますので、なるべくお部屋の湿度を高めに保つようにしましょう。
そして、服は天然繊維のものを着るようにしましょう。全部が難しければ、せめて肌に直接触れるものだけでも天然繊維のものに変えてみてはいかがでしょうか。
靴も合成革ではなく、天然皮革のものが静電気を外へ逃がす役割をしてくれます。
また、最近では電気が流れやすい金属やカーボンなどから作られた導電性繊維や静電気防止スプレーなども注目されています。導電性繊維は、スカートやコートなどの裏地に使われていたり、手袋や靴下、ブランケットなどで使われている商品もあります。静電気が溜まりやすいと思われる方は、導電性繊維が使われている商品や静電気防止スプレーなどを使ってみてはいかがでしょうか。
静電気が溜まりにくい体質とは?
衣服に気をつけるだけでなく、静電気を溜めにくい体質にすることも大切です。
人の体内は弱アルカリ性ですが、ストレスや睡眠不足、食生活などによって酸性に近づくと、体内のイオンバランスが崩れ、皮膚表面にはマイナス電子が多くなります。そうなると体内の静電気を放出できないばかりか、体外のプラス電子を引き寄せてしまい、静電気が溜まりやすくなっていくのです。体内を弱アルカリ性に保つには、日ごろの食生活がとても重要になってきます。
アルカリ性の食品としては、野菜、豆類、芋類、海藻などがありますが、逆に酸性の食品は肉類や卵製品などです。
アルカリ性食品ばかりを摂るのは摂取する栄養が偏りますのでオススメはできませんが、静電気が気になる方は、少し自分の食生活を見直して、酸性食品を少なめに、アルカリ性食品を多めに摂取してみても良いでしょう。
静電気は、「痛いっ!」だけではなく、身体に様々な良くない影響を与えます。
普段の生活を見直して、静電気の痛さも身体への悪影響も軽減しましょう!
