砂糖入りの飲み物を飲む習慣は、肥満かどうかに関係なく、2型糖尿病のリスクを高めるという研究結果を英ケンブリッジ大や京都大などのチームが英医学誌BMJに発表した。
甘い飲み物と2型糖尿病の関連を調べた17件の研究をまとめて解析した結果で、人工甘味料入りの飲み物やフルーツジュースを飲む習慣も、2型糖尿病予防の観点からは好ましくないという。
チームの予測では、砂糖入りの飲み物の消費量が今のままだと、そのために10年間で、米国で約200万人、英国で約8万人の2型糖尿病患者が出る。
(2015年9月2日 産経新聞)