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カニ殻成分に皮膚炎症抑制…鳥取大・東助教ら発表

5月17
2016
Written by admin
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カニ殻などから取り出せる極細の繊維「キチンナノファイバー(CNF)」に、皮膚の炎症を抑える働きがあることを鳥取大農学部の東和生助教(30)らの研究グループが確認し、発表した。
オランダの出版社の科学誌(オンライン版)に掲載された。今後、アトピー性皮膚炎の治療や予防への応用を目指して、さらに研究を進める。
CNFは、カニ殻の主成分である多糖類「キチン」を化学処理した幅約10ナノ・メートル(ナノは10億分の1)の極細繊維。水を混ぜるとジェル状になり、保湿や傷の修復を促す効果があるとして、市販の化粧水などに利用されている。
東助教らは、皮膚炎を発症させたマウスに週3回、ジェル状のCNFを塗り、35日間患部の乾燥具合や赤みなどを観察。何も塗らなかった場合と比べて、炎症の指標となる組織内細胞「好中球」の数が減り、炎症に関わる伝達因子「NF―кB」の働きが約3分の1になったという。
また、ヒスタミンなどの「かゆみ物質」の放出を促す免疫グロブリンE(IgE)の血清濃度は、何も塗らなかった場合(平均値795ピコ・グラム/ミリ・リットル=ピコは1兆分の1)に比べて約3分の1(同276ピコ・グラム/ミリ・リットル)で、皮膚の炎症やかゆみが抑えられたことがわかった。東助教は「CNFが皮膚表面でバリアの役目を果たして患部が保湿され、炎症やかゆみの原因物質の活性を抑えたと考えられる」と話した。
アトピー性皮膚炎の治療では、一般的に副腎が分泌するホルモンの一種ステロイドを使って皮膚の炎症を抑えるが、長期間使い続けると、局所的に皮膚が薄くなる場合があり、注意が必要とされている。東助教は「CNFを併用することで、既存の塗布剤の使用回数や、飲用薬の量を減らせる可能性がある」と話している。

(2016年4月6日 読売新聞)

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