皆様は、薬だから安心、安全と思っていませんか?
最近では、薬害肝炎の話題でマスコミを賑わせていますが、例えばこれも薬を使用したことによる薬害の実例です。
さて、これだけ科学が発展した世の中ですので、「病気」や「薬が効く」メカニズムは、ほとんど解明されていると思い込んでいる方が多いのではないでしょうか。
しかし、実際は「病気」や「薬が効く」メカニズムは仮説に過ぎないことがたくさんあります。
即ち、本当は良く解っていないことが多いというのが現実です。
ところで、クスリを逆から読むと、リスクになりますが、薬にはリスク、即ち副作用がつきものです。「醤油も一升飲めば毒になる」と言われるように、薬は決められた量を守らなければ大変な副作用が現れます。
しかし、薬の副作用は、量的な問題だけでおこるものではありません。先に述べたように、「病気」や「薬が効く」メカニズムが良く解っていない以上、薬の副作用がなぜ現れるのかも解らないことがあります。
副作用のメカニズムとして、ごく最近になって解った実例のひとつは、ウィルス性肝炎に使用する薬のインターフェロンαが引き起こす「うつ状態」についてです。
実は、インターフェロンαは、脳内のモルヒネ受容体に影響する事がわかったのですが、つい最近までは、インターフェロンαと脳内のモルヒネ受容体の関係は解っていませんでした。
時には、健康食品は厚生労働省の許可を得ていないので、安心して使用できないという声を耳にすることがありますが、厚生労働省から認められた薬だから安全だとは言い切れず、見方を変えれば長い年月の間、食経験が豊富なものの方が、薬という化学物質よりもかえって安全と言える側面もあります。
薬だから・・・、健康食品だから・・・、という偏った考え方ではなく、正しい情報をもとにして、いずれにしても自分で納得してから使用したいものです。
