健康産業新聞のインタビューに対して、東京大学名誉教授 上野川修一氏は、「乳酸菌の研究では、様々な動物モデルを用いた研究が進んでおり、今後は、ヒトを対象としたアレルギー疾患や感染症、潰瘍性大腸炎、肥満、自閉症等と腸内細菌叢との関係や、消化吸収、免疫系、神経系、ホルモン系と腸内細菌叢の関係について研究が進んでいくだろう」とその研究の方向性を述べられています。
最近の乳酸菌に対するホットな話題としては、乳酸菌を継続的に摂取している人は、摂取していない人に比べてインフルエンザの感染率が低く、統計学的な有意差も確認されたことが報告されました。
さらに、一見関係がなさそうに思える自閉症やうつなどの精神疾患と乳酸菌との関係についても明らかになりつつあります。
このように乳酸菌などの摂取による腸内細菌叢改善と病気との関係がますます注目されるようになってきましてが、この度は特に医療機関で注目されている2つの製品についてご紹介いたします。
~ 乳酸菌生成エキス「アルベックス」~
「アルベックス」は、16種類の乳酸菌を豆乳の中で1年間熟成させ、発酵物に含まれる「乳酸菌の分泌物」と「乳酸菌の菌体物質」との2つの有効成分を独自の方法で抽
出したものです。
新潟大学 安保徹先生による研究では、腸のリンパ球およびNKT細胞の増加作用、血清中のインターフェロン-γの増加作用など、免疫力のバランスを調整する効果を証明しています。
また、第52回日本母性衛生学会総会において、福岡県立大学 佐藤香代先生が「妊婦における乳酸菌生成エキスの効果」と題して、妊娠期における便秘と便秘に伴う周辺症状の改善、肌の状況や身体状況の改善、妊娠中のQOLの向上に貢献する可能性を発表されています。
さらに、比嘉歯科医院 比嘉貴子先生は、日本歯科東洋医学会29回学術大会で、乳酸菌生成エキスを1週間飲用後、ミュータンス菌(虫歯菌)が約1/3に減少したことを発表し、「アルベックス」による虫歯予防効果の可能性も示唆されました。
その他にも、大腸がん発生抑制効果、抗老化効果、アトピー性皮膚炎の改善、ガン患者のQOLの改善など多数の報告がある話題の商品です。
~ エンテロコッカス・フェカリス EF-621K菌 ~
「EF-30K」、「EF-5K」
エントロコッカス・フェカリス EF-621K菌は、整腸作用による便秘改善作用のほか、免疫賦活作用、抗腫瘍作用、さらにはアトピー性皮膚炎等に対する抗アレルギー
作用などが知られています。
製品化における過程でTNF活性を測定し、適合した菌末のみ製品化されているのが特徴で、特に免疫活性作用、抗アレルギー作用を期待して臨床の現場でも使用されています。
また最近では、EF-621K菌の他、FK-23菌(エンテロコッカス・フェカリス菌)という菌種の乳酸球菌も長年の研究成果が蓄積されており、その機能性から医師の間でも注目されています。
今回ご紹介しました乳酸菌生成エキス「アルベックス」及びEF-621K菌含有「EF-30K」、「EF-5K」、「FK-23菌」にご興味のある先生は、ご連絡下さいますようにお願い申し上げます。詳細資料をお送りさせて頂きます。
コメントを残す