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Posts in category 新聞記事・学会情報から

熊本大 心不全促すタンパク質 研究グループ発見

11月13
2016
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熊本大大学院生命科学研究部の尾池雄一教授(分子医学)の研究グループは、心筋細胞から過剰に分泌されたたんぱく質の一種が心不全を発症させることを発見した。心不全の新たな治療法の開発につながる可能性があり28日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に掲載された。
問題のたんぱく質は「アンジオポエチン様タンパク質2」。本来は組織の正常な働きを助ける作用があるが、心筋細胞内で過剰に分泌されると、細胞のカルシウム濃度の調節やエネルギーを生成する力を弱める。その結果、心筋の収縮低下を招き、心不全を引き起こすという。また、高血圧や加齢が過剰分泌の一因となることも突き止めた。
研究グループは、このたんぱく質の生成を抑えるウイルスを投与して、マウスの心不全進行を抑える実験にも成功。尾池教授は「将来は人への応用を考えている。3~5年以内に臨床試験に入りたい」と語った。

(2016年9月29日 毎日新聞)

治りにくい「スキルス胃がん」治療に光…大阪市大、原因たんぱく質特定

11月11
2016
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治りにくいがんとして知られる「スキルス胃がん」の症状が進む原因となるたんぱく質をマウスの実験で特定したと、大阪市立大の八代正和准教授(腫瘍外科学)らのチームが米病理学会誌の電子版に論文を発表した。治療薬の開発につながる可能性があるという。
八代准教授によると、胃がんは多くの場合、胃の粘膜の上にでき、内視鏡などで検査すれば早期発見できる可能性が高い。しかし、スキルス胃がんは、粘膜の下に隠れるように広がり、進行も早いため、早期発見が難しい。年間1万人以上が発症しているとされ、死亡率も高い。
チームは、スキルス胃がんの細胞をマウスの胃に移植して観察。その結果、「CXCL1」と呼ばれるたんぱく質が原因となり、がんの周囲に血液中の正常な細胞が引き寄せられ、別の細胞に変化することが判明した。この別の細胞から出る物質が、がんを増殖させるという。
CXCL1の働きを弱める試薬をマウスに投与すると、がん細胞の増殖や転移の速度が遅くなり、生存期間が延びた。このたんぱく質は人にもあり、八代准教授は「製薬会社などと連携し、できるだけ早く臨床試験を始めたい」と話す。

(2016年10月17日 読売新聞)

「慢性疲労」血中成分に異常…客観的診断法へ期待

11月09
2016
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原因不明の激しい疲労感や頭痛、体の痛みなどが続く「慢性疲労症候群」について、大阪市立大などのチームは17日、特定の血中成分の割合に異常があることを確認したと発表した。客観的な診断法の開発につながる成果で、論文は英科学誌電子版に掲載された。
同症候群の国内患者数は推定約30万人。脳内の炎症との関連が指摘されるが、診断は患者の訴えが中心で、客観的な診断指標はなく、治療法も確立されていない。風邪や精神的な症状と誤認されるケースも多く、重症化すると寝たきりになる場合もある。
チームの片岡洋祐・同大学客員教授(生理学)らは、約50人ずつの患者と健康な人から採血し、53種類の血中成分を調べた。その結果、患者の血液は、疲労物質を分解する働きがあるアミノ酸「オルニチン」など4種類の濃度比が、健康な人と比べて高いことが分かった。
患者の細胞の代謝機能に異常が起きているとみられ、片岡客員教授は「1、2年内にもこれらの成分を基にした新たな診断法の開発を目指す」としている。

(2016年10月18日 読売新聞)

多くのがんが肥満と関係 新たに8種類のがんで確認

11月08
2016
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世界保健機関の専門機関である国際がん研究機関(IARC)は、肥満になるとリスクが高まるがんとして、2002年に大腸、食道、腎臓、子宮内膜など6種類を挙げていたが、今年あらためて1000件以上の研究を分析した結果、従来の6種類に加え、新たに8種類のがんが、肥満になるとリスクが高まることが分かったと発表した。
具体的には、胃の噴門(入り口)、肝臓、膵臓(すいぞう)、卵巣、甲状腺などのがん。これらについては中年の成人で、肥満ががんのリスクを高める十分な証拠があるとした。
IARCによると、14年時点で、世界で約6億4000万人の成人が肥満と推計されている。

(2016年10月19日 産経新聞)

重いアレルギー疾患の原因解明、治療薬開発に期待 千葉大

10月17
2016
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ぜんそくなど重いアレルギー疾患を引き起こすたんぱく質を発見し、発症の仕組みを解明したと、千葉大の中山俊憲教授(免疫学)のチームが16日の米科学誌サイエンス・イムノロジーに発表した。このたんぱく質の働きを止める抗体を投与することで根本的な治療が期待できるという。
ぜんそくは気管支などが炎症を起こし、気道がふさがって呼吸困難を引き起こす。アレルギー反応を起こした病原性免疫細胞が血管の外に出て、炎症の原因となることが既に判明していた。
研究チームは、この免疫細胞が血管の外に出る仕組みに着目。アレルギー反応によって血小板から放出される「ミル9分子」というたんぱく質が血管内側に付着し、免疫細胞の通り道を作っていることを突き止めた。ミル9分子の働きを止める抗体を作ってぜんそくのマウスに投与したところ免疫細胞が血管の外に出なかったという。
重度のぜんそくの治療は、ステロイド注射など対症療法が主流だが、効果がない例も近年、多く報告されている。中山教授は「患者の不安が減る画期的な治療薬の開発につながる」と話している。
(2016年9月17日 毎日新聞)

「学習療法」、認知症改善に効果? 公文が調査結果発表

10月15
2016
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「学習療法」は認知症の改善に効果があるのか――。
公文教育研究会などが実施した調査では、学習療法を受けた人は介護が必要な程度が重くなりにくいという結果が出た。調査を担当した研究者は一定の効果があったとし、詳しい調査に乗り出す考えだ。公文教育研究会などが12日に発表した。
調査は介護施設などに入所する要介護1~5の認知症の高齢者を対象に昨年7月から1年間実施。30人が音読や簡単な計算を採り入れた学習療法を1日30分、原則週5日受け、受けていない27人と比較した。要介護度を決める判断方法である「要介護認定等基準時間」を分析した結果、学習療法を受けなかった人は通常並みに介護の必要な程度が重くなったが、受けた人はほとんど変わらなかったという。
調査を担当した慶応大の佐渡充洋・専任講師(精神・神経科学)は「介護保険の費用でみると、1人あたり1年間で平均約20万円の節減効果があった」と指摘。同大の三村将教授は「脳を刺激することで認知症の進行度を防げることを表す一つの結果。薬物療法とともに重要な非薬物療法の効果を判定する今後の研究につなげていきたい」と話す。
(2016年9月13日 朝日新聞)

脂肪肝 大阪大メカニズム解明 治療薬に期待

10月13
2016
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大阪大の吉森保教授(細胞生物学)らの研究グループは13日、肝臓に中性脂肪がたまる脂肪肝が、脂肪などの分解作用を抑えるたんぱく質の増加によって引き起こされることを解明したと発表した。脂肪肝の治療薬の開発につながる可能性を秘めた研究成果という。
脂肪肝は、栄養やアルコールの取りすぎで起こる生活習慣病。日本では4人に1人が患っているとされる。重症化すると肝がんや肝硬変になるが、生活習慣の改善以外に有効な治療法はない。脂肪肝の肝臓では、脂肪など細胞内の不要物を分解する「オートファジー(自食作用)」の働きが弱まっていることが知られていたが、詳しいメカニズムは分かっていなかった。
吉森教授と大阪大の竹原徹郎教授(消化器内科)らのグループは、オートファジーを抑える働きを持つたんぱく質「ルビコン」に着目。マウスに脂肪の多い餌を与えたところ、肝臓でルビコンが増えることを確認した。また、遺伝子操作でルビコンが働かないようにしたマウスは、脂肪を取り続けても肝臓に脂肪がたまりにくいことが分かった。
吉森教授は「ルビコンの働きを抑えることで脂肪肝を治療できる可能性がある」と話す。
(2016年9月13日 毎日新聞)

自閉症 発症の仕組みの一端解明 九大グループ

10月11
2016
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自閉症を引き起こす仕組みの一端を遺伝子異常の側面から解明したと、九州大の研究グループが発表した。
7日付の英科学誌「ネイチャー」電子版に掲載される。
自閉症の原因に関係すると考えられる遺伝子は数多く報告されている。特にDNAの転写などに関わる「CHD8」を持っていない人は患者で最多の約0.4%いるとの研究もあるが、具体的な因果関係は不明だった。
中山敬一・九大主幹教授(細胞生物学)らは、CHD8がないマウスを作製し、行動を観察。正常なマウスに比べ、不安を強く感じたり、仲間に関心を示さなかったりする自閉症の傾向がみられたという。
次にさまざまな遺伝子の働きを調べ、CHD8のないマウスは「REST」というたんぱく質が異常に活性化することが分かった。
RESTは胎児の神経細胞の発達を止める働きがある。そのため、自閉症を引き起こすと考えられるという。
中山主幹教授は「RESTの働きを抑制する薬を作り、患者に届けたい」と話した。
(2016年9月8日 毎日新聞)

がん光治療 転移に効果 免疫機能を活性化

9月15
2016
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がん細胞を免疫の攻撃から守っている仕組みを壊し、がんを治す動物実験に成功したと、小林久隆・米国立衛生研究所(NIH)主任研究員らの研究チームが17日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表した。1カ所のがんを治療すれば、遠くに転移したがんも消える効果があることが確認され、チームは「全身のがんを容易に治療できる可能性がある。3年程度で治験(臨床試験)を始めたい」と話す。
がんが生体で増殖し続けるのは、がんの周りに「制御性T細胞」という細胞が集まり、異物を攻撃する免疫細胞の活動にブレーキをかけて守っているためだ。
チームは、制御性T細胞に結びつく性質を持つ「抗体」に、特定の波長の近赤外光を当てると化学反応を起こす化学物質を付け、肺がん、大腸がん、甲状腺がんをそれぞれ発症させた計70匹のマウスに注射。体外から近赤外光を当てた結果、約1日で全てのマウスでがんが消えた。光を当てた約10分後には制御性T細胞が大幅に減り、免疫細胞「リンパ球」のブレーキが外れて、がんへの攻撃が始まったためとみられる。
さらに、1匹のマウスに同じ種類のがんを同時に4カ所で発症させ、そのうち1カ所に光を当てたところ、全てのがんが消えた。光を当てた場所でがんへの攻撃力を得たリンパ球が血液に乗って全身を巡り、がんを壊したと考えられる。
生体内の免疫機能が活発になると、自らの組織や臓器を攻撃する「自己免疫反応」が起きて障害が出る恐れがある。肺がんなどの治療に使われる免疫の仕組みを利用した最新のがん治療薬では、自己免疫反応による副作用が報告されている。研究チームが、異なる種類のがんを発症させたマウスで実験した結果、光を当てたがんだけが小さくなり、臓器にも異常はなかった。今回の方法は、光を当てた場所のがんを攻撃するリンパ球のブレーキだけが外れ、他の組織や臓器は攻撃しないことが確認された。
小林さんは「転移があっても効果的に治療できる方法になると期待できる」と話す。
(2016年8月18日 毎日新聞)

食物アレルギー 尿で判定 東大など物質発見、検査キット開発へ

9月13
2016
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食物アレルギーの診断や重症度の判定につながる尿に含まれる物質を、東京大や国立成育医療研究センターのチームが見つけた。従来は血液検査などで診断していたが、患者は乳幼児が多く、採血は負担が大きい。今後、尿を調べてアレルギーの有無や重症度などを判定する検査キットの開発を進めるという。
食物アレルギーは、牛乳や卵、小麦などの食べ物に含まれるたんぱく質に反応し、じんましんや腹痛、下痢などの症状を引き起こす。日本人の有病率は1~2%程度とされるが、乳幼児は5~10%と高い。
チームは、食物アレルギーを起こす原因となる免疫細胞が大量に作り出す「PGD2」と呼ばれる脂質に注目。動物実験で、食物アレルギーの症状が悪化するほど、尿中に含まれるPGD2が分解してできた物質の量が増えることが分かった。
さらに、2014年と15年に同センターを受診した約140人の子どもの尿を調べた結果、症状の重い子どもほど、この物質の量が多かった。この物質は、ぜんそくや鼻炎など他のアレルギーの病気との関連はないとみられるという。
村田幸久・東京大准教授(薬理学・免疫学)は「尿中の物質ではアレルギーの原因食品は分からないが、乳児のオムツの尿からも検出できる可能性があり、早期の診断ができそうだ」と話す。
(2016年8月17日 毎日新聞)

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