近畿大学農学部 飯田彰教授らの研究によれば、薬用植物原料「タヒボ」及びその製品である「タヒボ茶」が、ビタミンCとの併用によって抗がん活性が向上したことを確認し、学会で発表しました。
がん細胞を用いたin vitro試験において、「タヒボ」に含有する成分NQ801とビタミンCとを同時に投与したところ、抗がん活性が向上することが明らかになりました。
研究では、がん細胞にビタミンC(0.5mM )のみ投与した時は、がん細胞の80%が生存しており、NQ801(0.005mM)のみを投与したときには50%のがん細胞が生存していた。これに対してNQ801(0.005mM)とビタミンC(0.05mM、NQ801に対して10倍量)を同時に投与したところ、がん細胞の生存率は30%となり、ビタミンC(0.5mM、NQ801に対して100倍量)を同時に使用した時には、がん細胞の生存率が10%までに低下し、顕著にがん細胞の増殖を抑制することが確認されました。
また、「タヒボ茶」を用いた実験においてもビタミンCとの併用によって、がん細胞の増殖を抑制することが確認されました。
ビタミンCとの併用については、マイタケから抽出された活性β‐グルカン「D‐フラクション」についても同様に、ヒト前立腺がん細胞(PC-3細胞)に対して用量依存的にアポトーシス誘導作用が確認されています。
このようにビタミンCとの併用により抗がん活性を高める食品も知られるようになってまいりましたが、通常のビタミンCは酸に弱く、水溶性でもあるため有効血中濃度を保つことが困難です。しかし、通常のビタミンCの欠点を解消した「アルコルビン酸2-グルコシド」(AA‐2G)が、今注目されています。
「AA‐2G」は、アルコルビン酸にブドウ糖を結合させることによって、体内のαグルコシダーゼによってブドウ糖がはずされてビタミンCがゆっくり体内に吸収されますので、長時間高いビタミンCの血中濃度を保つ事が可能です。
従って、「タヒボ」や「D-フラクション」などのサプリメントとビタミンCの併用を考える場合、「AA‐2G」含有サプリメントを使用するのも良いと思われます。
当社では、AA‐2Gを高濃度に含有した医療機関向け持続型高濃度ビタミンC「プロビタCゲル」を取り扱っています。ご興味がある先生はご連絡下さい。
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【「タヒボ」と「ビタミンC」との併用で抗がん活性が向上!】
第105号 2012年12月号【補完代替医療の展望】
今年もいよいよ1ヶ月足らずになり、何かと気ぜわしい時季となりました。
この一年、先生方にご指導をいただき、大変お世話になりましてまことにありがとうございました。
本年は、厚生労働省による、補完代替医療と近代西洋医学を組み合わせた「統合医療」のあり方に関する検討会が発足し、討議が重ねられた年でした。
この検討会で、早稲田大学先端科学・健康医療融合研究機構客員准教授 大野智氏は、厚生労働省研究班が実施した補完代替医療の利用実態で、がん患者の2人に1人が健康食品などの補完代替医療を利用しているが、利用者の多くは医師に相談せず、医師側も補完代替医療の知識がなく、双方の間に溝が生じている。その溝を埋めるためには、医師と患者のコミュニケーションを深める努力が必要で、その一助に厚生労働省研究班が作成した「がん補完代替医療ガイドブック」の利用を提案されました。
この「がん補完代替医療ガイドブック」は、本年3月に第3版が作成されており、
日本補完代替医療学会(http://www.jcam-net.jp/topics/guidebook.html)のホームページからもダウンロードできます。
今後は、患者が「補完代替医療」を実践していることを医師に隠すことなく、気軽に医師に相談できる環境が整備されていくことと、医師も患者に正しくアドバイスできる情報が整備されていく事が望まれます。
また、大阪大学大学院医学部系研究科教授 伊藤壽記教授は、統合医療の目指すゴールは、医療費の高騰に歯止めをかけるための「予防医療」であることを提言されています。
「補完代替医療」として使用される健康食品は、最近では「がん」だけでなく、「糖尿病」や「高血圧」などの生活習慣病、「アトピー性皮膚炎」、西洋医学的に治療が困難な「認知症」の予防や改善など広範囲に利用されています。
今後のエビデンスの蓄積により、一層信頼される「補完代替医療」の発展を望みます。
第104号 2012年11月号 【医療現場で老人性掻痒症にも好評の「ルイボスの精」!】
南アフリカのセダルバーグ山脈一帯のミネラル豊富な土壌に自生する針状の葉を持つ植物「ルイボス」は、SOD様作用(活性酸素除去作用)を持つ事が知られ、健康茶(ルイボスティー)としても多くの人たちに愛飲されています。
この「ルイボス」を主成分として含有する敏感肌用ローション「ルイボスの精」は、アトピー性皮膚炎の患者様の痒みや、老人性掻痒症などに対して一部の医療機関でも推奨され、多くの患者様に喜ばれています。
「ルイボスの精」は、ルイボスエキスの他に、カワラヨモギエキス、オウバクエキス、カンゾウ根エキス、ヒノキチオール、ヒアルロン酸をバランスよく配合して商品化されています。
また、無香料・無着色・指定成分無添加であり、アルコールフリーのため、低刺激性となっており、赤ちゃんからお年寄りまで安心して使用していただくことができます。
使用されている医師からは、思ったより保湿性に優れ、かゆみが短時間で抑えられるなど、高い評価を頂いています。
「ルイボスの精」のサンプルをご希望の先生にはお届けさせていただきますので気軽にご連絡ください。これからの空気が乾燥する季節の保湿ローションとしておすすめの商品です。
第104号 2012年11月号 【「AHCC」の子宮頸がん抑制について!】
この度、「AHCC」と「シスプラチン」を併用することによって子宮頸がん抑制作用が高まることがマウスの実験で明らかになり、米国がん統合医療学会で発表されました。
「AHCC」は、シイタケ菌糸体を長期間培養して得られる物質で、大阪大学や関西医科大学をはじめとする国内外の大学や研究機関において、がんや感染症を抑える効果があるとする多くの研究成果を学会や論文で既に発表されています。
この度学会発表したテキサス州立大学では今後、子宮頸がんの患者に対して治療効果があるかどうか研究を進めて行く予定です。
当社では、医療機関専用タイプの「AHCC」の取り扱いを行っています。
ご興味がある先生はご連絡下さい。資料とサンプルをお送りさせて頂きます。
第103号 2012年10月号 麹菌発酵大豆素材 アトピー皮膚炎の有効性を確認!!
第103号 2012年10月号
■麹菌発酵大豆素材 アトピー皮膚炎の有効性を確認!!
ニチモウバイオティックスは、東京農工大学大学院農学研究院の松田浩珍教授らのグループとの共同研究において、同社の麹菌発酵大豆培養物が、アトピー性皮膚炎への有効性を確認したことを発表しました。
この共同研究成果は、医学雑誌「Journal of Dermatological Science」(2012年8月号)に掲載されました。
麹菌発酵大豆培養物含有の医療機関向けサプリメント「ドクターイムバランス+GABA」の取り扱いをしています。
第103号 2012年10月号 島根県機能性食品産業化プロジェクトによる研究成果
第103号 2012年10月号
■島根県機能性食品産業化プロジェクトによる研究成果!!
いよいよ「島根のプロジェクト青汁」 新発売!
島根県機能性食品産業化プロジェクト(島根県産業技術センターと島根大学医学部の共同研究)において、桑葉に抗動脈硬化作用を有する新規有用成分「Q3MG(クエルセチンマロニルグルコシド)」を含有することを発見し、島根県の桑葉に特に豊富に含まれていることが確認されました。
桑葉は、日本各地に自生するクワ科の落葉樹で、蚕のエサとして古くから使われてきた他、鎌倉時代から薬草としても用いられ、養蚕地ではお茶として飲む習慣があるなど食経験豊かな食材です。
桑葉は、αグルコシダーゼ阻害作用を有するデオキシノジリマイシンを含有し、食後の急激な糖の吸収を抑制することが既に明らかにされています。
また、桑葉に含まれる抗酸化成分のポリフェノール類や食物繊維が、血中コレステロール値や中性脂肪値を低下させる作用があることでもよく知られています。
新規有用成分「Q3MG」は、島根県機能性食品産業化プロジェクトにおいて、新たに血糖値低下作用、血中LDLコレステロール低下作用を有することが認められ、さらに大動脈の動脈硬化巣面積を有意に抑制することも確認されました。
島根県機能性食品産業化プロジェクトでは、桑葉の他、ワサビ葉の研究もされており、今までに遺伝子レベルで脂肪細胞分化抑制作用、体重抑制作用などを確認しています。
また、健康栄養素材研究所と武庫川女子大学薬学部との共同研究において、マウスを使った実験で、ワサビ葉を摂取させたマウスは、コントロール群に比べて、血圧および体重ともに有意に低下し、体温が有意に上昇したことを確認するとともに血中トリグリセリドも有意な減少を示し、さらに個々の脂肪細胞の大きさがワサビ葉投与群で小さくなっていることも確認しました。
ワサビ葉のこれらのメタボリックシンドローム改善作用についての研究成果は、昨年の日本薬学会第131年会で発表され、ワサビ葉はメタボリックシンドロームの予防や治療に有用であることが示唆されました。
健康栄養素材研究所では、島根県産の「桑葉」と「ワサビ葉」を用いてエビデンスに基づいた青汁(島根のプロジェクト青汁)を新発売いたします。
「島根のプロジェクト青汁」にご興味がある先生には、サンプルと資料をお送りさせて頂きますのでぜひ気軽にご連絡下さい。
第102号 2012年9月号 ■安定持続型 新型ビタミンC「高濃度プロビタCゲル」!!
先月号でお知らせした安定持続型 新型ビタミンC「高濃度プロビタC」がいよいよ新発売され、当社でも取り扱いすることになりました。
通常のビタミンCは、疾病予防に有効ですが、熱や酸素、光に弱いという欠点があり、しかも摂取後2~3時間もすればほとんど尿から排泄されてしまいます。
このようなビタミンCの欠点を解消するため、アルコルビン酸にブドウ糖を結合させた「アスコルビン酸2‐グルコシド」(AA-2G)が岡山大学薬学部名誉教授山本格氏によって開発されました。
AA-2Gを摂取することで、体内のαグルコシターゼによってブドウ糖がはずれてビタミンCとしてゆっくりと体内に吸収されていきますので、長時間高いビタミンCの血中濃度を保つ事が可能です。
この度、ビタミンCをより一層高い血中濃度を保つことができるように「高濃度プロビタC」が開発されました。「高濃度プロビタC」は、アレルゲン物質を取り除いたハチミツを用いてゲル化したもので、医療機関では「抗がん剤治療・放射線治療の副作用軽減」や「高濃度ビタミンC点滴療法の補助」、「エイジングケア」、「高齢者などの免疫力が低下している方の補助」などに利用が広がっています。
小さじ1杯(約8g)を摂取することで5gのAA-2G(ビタミンCとして2,5g)摂取することができます。
第102号 2012年9月号 ■注目の乳酸球菌!! エンテロコッカス・フェカリス 「FK‐23菌」
■注目の乳酸球菌!!
エンテロコッカス・フェカリス 「FK‐23菌」
私たちの腸内には、約300種類の細菌が住みついており、その数は何と約100兆個といわれています。その中で、健康なヒトの腸内に常在する菌として発見された乳酸球菌「エンテロコッカス・フェカリス FK‐23菌」が、本年開催された日本乳酸菌学会2012年度大会で「FK-23菌のインフルエンザ予防効果及びその作用機序」と題した研究成果を発表し、同大会の優秀賞を受賞するなど注目を集めています。
「エンテロコッカス・フェカリス FK‐23菌」は、長年の研究によりこれまでにもすでに以下の作用が確認され、多数の論文に掲載されています。
【1、免疫賦活作用】
(1)白血球活性作用
(2)TNF産生作用
(3)インターフェロン産生増加作用
【2、抗腫瘍作用】
【3、抗がん剤副作用軽減作用】
【4、C型肝炎改善作用】(岡山大学と共同研究)
【5、整腸作用】
など。
最近では、シミに対する効果も話題になっています。
当社では、エンテロコッカス・フェカリス FK‐23菌を1包中約3兆2,000億個含有する「EF細粒 フェカリッチ」を取り扱っています。
「EF細粒 フェカリッチ」について、ご興味がある先生に資料とサンプルをお送りさせて頂きますので、気軽にご連絡下さい。
第101号 2012年8月号 ■「第20回 AHCC研究会 統合医療機能性食品国際会議」が開催される!!
■「第20回 AHCC研究会
統合医療機能性食品国際会議」が開催される!!
7月20日(土)~21日(日)の2日間、「第20回 AHCC研究会 統合医療機能性食品国際会議」が、北海道札幌市において国内外約370人の医療関係者の参加により開催されました。
基調講演では「自然免疫の最近の進歩」と題して、大阪大学免疫学フロンティア研究センター拠点長 審良(あきら)静男氏が発表されました。
審良氏は、哺乳類は「自然免疫」と「獲得免疫」という2つの免疫を持ち、自然免疫は、従来獲得免疫までの一時しのぎの非特異的免疫反応と考えられていましたが、研究によって自然免疫が特異的に病原体を認識していることが判明したことを述べられました。即ち、免疫学の最前線とも言える「TLR(T様受容体)」を介する自然免疫系について詳しく解説されました。
一般講演やポスター発表も例年にも増して多数報告されています。
「第20回 AHCC研究会 統合医療機能性食品国際会議」の要旨集をご希望の先生には、ご郵送させて頂きますので気軽にご連絡下さい。
第101号 2012年8月号 ■ビタミンC誘導体AA-2G(アスコルビン酸2グルコシド)含有食品 医療機関向け「持続型高濃度ビタミンC」が開発される!!
■ビタミンC誘導体AA-2G(アスコルビン酸2グルコシド)含有食品
医療機関向け「持続型高濃度ビタミンC」が開発される!!
AA-2Gは、アスコルビン酸の特定部位にグルコースを結合させた物質で、岡山大学薬学部名誉教授 山本格氏の研究により開発されたものです。ビタミンCをグルコースと結合させることで壊れにくい安定な構造となり、摂取後も体内酵素(α-グルコシターゼ)の作用により徐々にグルコースを切り離して、ゆっくり持続的にビタミンCを吸収できるようになりましたので、血中濃度の維持が困難であるというビタミンCの欠点が克服されました。
さらに山本教授らの研究により、高濃度ビタミンC点滴療法の補助や抗がん剤治療等の副作用を抑える目的で、AA-2Gを高濃度に含有した持続型高濃度ビタミンC食品「高濃度プロビタCゲル」が開発されました。
AA-2G含有サプリメントは、当社でも取扱いしていますので気軽にご連絡下さい。また、医療機関向け持続型高濃度ビタミンC食品「高濃度プロビタCゲル」にご興味のある先生もご連絡下さい。