グランヒル大阪の健康スマイル通信
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Posts in category 健康トピックス

やっぱり枝豆は健康に良い?!

8月15
2020
Written by admin
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厳しい暑さが続くと、食欲がなくなったり体力低下によって、夏バテを感じる人も多いのではないでしょうか。
そんな時は栄養価が高く、食べやすいものを食べて元気を取り戻したいものですよね。
この時季の栄養補給にお勧めの夏野菜の一つが枝豆です。枝豆は大豆だけあって、栄養価は高いということはよく知られています。そして枝豆と言えばビールのお供の定番ですが、実はビールと枝豆の組み合わせは、理にかなった組み合わせなのです。
今回は、そんな枝豆の健康成分についてご紹介いたします。

★古くから食べられてきた枝豆は今や世界に進出!
枝豆は、大豆の未成熟な豆のことを指し、完熟すると「大豆」になります。
つまり大豆が未熟な緑色の状態のときに収穫したものが枝豆です。
縄文時代の遺跡から大豆が発見されていますが、枝豆として食べられるようになったのは、奈良あるいは平安時代ごろではないかとも言われており、江戸時代の中期の文献にも枝豆を食べたという記述が残されています。
枝豆は古くから庭先やあぜ道に栽培していたことから、「畦豆(アゼマメ)」と呼ばれていました。
その後、枝付きのまま売られ、食されていたことにより、「枝付き豆」と呼び、それが「枝豆」へと呼び方が変化したとされています。
枝豆は、日本食ブームや冷凍技術の普及により、2000年頃からは欧米でも食べられるようになり、健康志向の高まりもあって、「EDAMAME」として人気を得ています。

★元気になれる枝豆の健康成分とは
枝豆は大豆と野菜の特徴を持ち合わせる栄養たっぷりの食品で、タンパク質や食物繊維の他、ビタミンB1、B2、ビタミンCなどのビタミン類や、カルシウムやリン、鉄分などのミネラルも豊富に含まれています。
食物繊維は糖質の吸収速度を緩やかにし、血糖値の上昇を抑える効果や腸内環境と便通改善の効果も期待できます。ビタミンB1とB2は体内で糖質・脂質・たんぱく質などを分解してエネルギーに変える効果があります。
また、一般的な夏野菜にも多く含まれ、身体を冷やすといわれるカリウムも含まれています。
カリウムは体温を下げて熱中症の予防につながるほか、塩分の排出と利尿作用を促し、むくみの解消や高血圧の予防にもつながります。
エネルギーの産生を増やし、ビタミンやミネラルなども豊富な枝豆は、夏バテの原因である食欲不振から来る栄養不足の解消や、疲労回復に効果的な食べ物だと言えるのではないでしょうか。

★「お酒のお供に枝豆」には理由があった!
枝豆のタンパク質にはメチオニンという成分が含まれています。
メチオニンはビタミンB1、ビタミンCと共にアルコールの分解を促して、肝機能の働きを助ける作用が期待できますので、飲み過ぎや二日酔い防止には良い食品といえます。
さらに、枝豆にはオルニチンも含まれています。オルニチンといえば、しじみに含まれていてアルコールの分解機能を助ける成分としてご存じの方も多いのではないでしょうか。枝豆の中でも、茶色い産毛が特徴のだだちゃ豆は、オルニチンが特に多く含まれています。メチオニンとオルニチンが含まれているので、枝豆をビールと一緒に食べるのは理にかなった組み合わせというわけです。
ただし、食品で補っても限界はありますので、飲みすぎに注意するのは言うまでもありません。

夏場は疲れや暑さで食欲が落ちやすく、摂取する栄養も少なくなりがちです。枝豆は手軽で食べやすく、栄養価も高い食材ですので、たくさん食べて、夏を元気に乗り切りましょう!
なお、枝豆は大豆であることには変わりありませんので、大豆アレルギーの方は注意してください。

夏野菜で体の中から涼しく

7月11
2020
Written by admin
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今年も本格的な夏が近づいてきていますが、皆様の暑さ対策はいかがでしょうか。
今年はマスクを着用する機会も多くなり熱が体内に籠りやすくなるため、いつも以上に暑さへの備えが必要です。そこで、今回は食べて体の中から少しでも涼しさを感じるようなレシピをご紹介します。

★夏野菜は熱い体をクールダウン
夏野菜と聞くと何を思い浮かべますか?トマト、きゅうり、ナス、ピーマン、おくら、ゴーヤ、豆類など夏の暑い時期に旬を迎える野菜はたくさんあります。
夏に旬を迎えるから夏野菜、というのも正しいのですが、夏野菜と言われる野菜は、疲労回復に役立つビタミン類や体内の余分なナトリウムを排出するカリウムなど、夏の健康維持に役立つ成分が多く含まれていて、さらに水分が多く水分補給にも役立つなど、夏の時期、体にとって嬉しいのも夏野菜と呼ばれる所以です。

★ナスとみょうがのマリネをご紹介します
今回は、ナスとみょうがを使ったレシピを一つご紹介します。
火を使わずに電子レンジだけで、簡単に作れるお手軽レシピです。
ナスとみょうがには、カリウムが豊富に含まれます。カリウムは利尿効果が高く、体の余分な熱を尿と一緒に放出し体をクールダウンさせる効果があると言われています。
ナスは、薬膳・漢方の観点でも体を冷やし、ほてりを抑える「涼」という性質をもつため、暑い季節の体温調整にも役立ちます。また、胃液の分泌を促すコリンという水溶性ビタミン様物質を含んでおり、食欲不振の解消に役立つと考えられています。紫色の色素はナスニンと呼ばれるポリフェノールの一種で、抗酸化作用にすぐれ、生活習慣病予防にも効果が高いといわれています。
みょうがの特徴といえば、独特の香りと辛味です。みょうがの香り成分はα-ピネンという成分で、発汗を促し、血液の循環を良くすると言われているほか、消化の促進にも役立つと言われています。そのため、シャキシャキとした食感とその香りで、食欲が出にくい夏場でも食欲を増進してくれる薬味として、よく用いられます。
さらに、みょうがの辛み成分であるミョウガジアールという成分には、血液循環を良くする作用の他、強い抗菌作用がありますので、夏の弱った体内での解毒・抗菌作用で、身体を守ってくれます。

【ナスとみょうがのマリネ】
[材料]2人分
ナス(縦6等分に切る) ………… 2本
みょうが(細切り) ………………… 2個
ごま油 ………………………………… 小さじ 2
しそ(千切り) ……………………… 2枚
かつおぶし …………………………… 適量
(A) ポン酢しょうゆ ………………… 大さじ2
(A) 白すりごま ……………………… 小さじ 2
(A) おろししょうが ………………… 小さじ 1

[作り方]
(1)耐熱ボウルに、ナスとごま油を入れて和え、ラップをかけて電子レンジ(600W)で4分ほど加熱します
(2)電子レンジから出してしばらく置いて粗熱をとり、その後冷蔵庫で冷やします
(3)器に盛り付け、混ぜ合わせた(A)をかけ、みょうが、しそをのせて、かつおぶしをのせたら出来上がりです

夏野菜は他にもたくさんあります。彩も鮮やかですので、見た目にも楽しみながら栄養たっぷりの夏野菜を
積極的に食べて、暑さ対策に役立ててみては、いかがでしょうか。

6月16日は麦とろの日

6月13
2020
Written by admin
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6月16日は、6と16の語呂合わせから、麦とろの日として制定されています。栄養価の高い麦とろを食べて夏を乗り切ろうという意味からも、この時期に制定されているのですが、果たしてその健康成分はどうでしょうか。

★麦とろ、最近食べていますか?
ご存じの通り、麦とろごはんは、麦入りの白米にすりおろした山芋(とろろ汁)をかけて食べる料理です。
口当たりが良く、食欲が落ちる暑い季節でもさらっと食べられるため夏バテ解消食としても紹介されることがあります。
麦とろは昔から食べられていたようで、松尾芭蕉の俳句に麦とろが登場し、歌川広重の東海道五十三次の中にも、宿場の名物としてとろろ汁が描かれています。
そして、麦とろに用いられる麦飯は徳川家康が常時食べていたとされているのもよく知られています。当時としては長寿と言われる75歳まで健康に生きることができた、家康の一つの健康の秘訣だとも言われています。
山芋は、生薬ではサンヤク(山薬)と呼ばれ、滋養強壮などのために使われてきました。
その栄養価から、山のウナギと言われ、精のつく食べ物として重宝されてきたようです。

★山芋の健康成分とは
山芋は、イモ類の中でも珍しく生のまま食べられます。良質なたんぱく質やビタミンB群、ビタミンCなどの他、カリウムやマグネシウムなどのミネラルも多く含まれています。
免疫力や日ごろの健康維持には大切なビタミン類だけでなく、高血圧予防やむくみ解消にも良いミネラルも摂れるほか、これから熱中症対策も必要になる季節ですので、良質なたんぱく質を摂っておくことは血液の生成にも役立ち、早めの熱中症対策としてもお勧めです。
そしてネバネバの正体である「ムチン」には、肝臓や腎臓の機能を高める作用などがあると言われており、胃の粘膜保護にも役立つと言われています。
さらに、アミラーゼやジアスターゼなどの消化酵素も多く含まれていて、消化を助ける作用もあるので、胃の調子が気になるときには積極的に山芋を食べたいですね。

★麦ごはんの健康成分とは
お米は日本人の主食として栄養的にもたいへん優れている食品ですが、麦(大麦)はそれを上回る栄養価を持っています。糖質はお米よりもやや少なく、カルシウムは3倍、カリウムは2倍、食物繊維は17倍含んでいます。
食物繊維は「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」の両方がバランス良く含まれ、食後の血糖値上昇を抑える、血中コレステロールを低下させるなどのことが近年の研究でわかっています。
食物繊維が豊富に含まれていることから、ダイエット食として注目されることも多いですが、それ以外の栄養価も高く、お米に大麦を混ぜるだけで、栄養バランスが簡単にアップします。
中でも大麦に含まれる水溶性食物繊維・βグルカンは、免疫力アップや食後血糖値の上昇抑制や血中コレステロール値を低下させる作用も期待できるので、動脈硬化などの生活習慣病予防や日ごろの健康維持ににも大いに役立つ成分です。
他にビタミンB1やビタミンB2、鉄分といった成分も比較的多めに含有されています。

麦とろの主な2つの食材、山芋と大麦にはそれぞれ健康に役立つ成分が豊富で、夏バテ防止や食欲がない時の栄養食としてもとても優秀な組み合わせです。
とろろを出汁と合わせて麦ごはんにかけたり、卵を落としたり、ねぎやミョウガなどの薬味も加えて様々な味の麦とろを楽みながら、夏の栄養食として、夏バテ予防や夏バテの回復に、ぜひ麦とろを食べてみてはいかがでしょうか。

今から旬!アジの健康成分

5月09
2020
Written by admin
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そろそろ気温も上がってきて初夏から夏へ向かう季節ですが、春から夏にかけて旬を迎える食材はたくさんあります。
今回は、そんな食材の中で昔から日本人には馴染み深い、アジの健康成分についてご紹介します。

★日本人にとっては古くからの美味しい魚
アジは、日本人なら一度は見たことも食べたこともある人が多い馴染み深い魚です。魚の中でも特に古くから食べられていたようで、縄文時代の貝塚から見つかったり、奈良時代や平安時代の記録にも登場しています。
その頃は高級魚として上流階級の人たちが食べていたようですが、江戸時代になると庶民の食卓にも登場するようになり、江戸時代の料理本にもアジが登場しています。
アジは産卵前となる初夏から夏にかけての時期を旬と言われることが多く、栄養価も味も良くなる時期です。
アジといってもたくさん種類がありますが、最もスーパーなどでも目にする機会が多いのは、マアジです。
マアジは本来回遊性の魚ですが、内湾に住み着いたアジは、瀬付きアジや根付きアジと言われ、脂がのって美味しく、体色が黄色味を帯びることから「金アジ」や「黄アジ」などとも呼ばれています。
アジは刺身やタタキ、干物や塩焼き、アジフライなど庶民の食卓を様々な調理法で賑わせてきました。

★アジは健康にも良いことがいっぱい!
アジは脂質が少なめで、たんぱく質が豊富な魚です。
たんぱく質は筋肉や皮膚などを構成するもととなる栄養素です。
ホルモンや抗体など体の機能を調節する成分もたんぱく質からできています。
さらに、必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。
そしてアジはグルタミン酸やタウリンが豊富であるため、特有のうまみがあるといわれています。
中でもタウリンの含有量は、サバやサンマよりも多いといわれています。
タウリンには、肝機能アップ、コレステロール値の低下、高血圧予防など、生活習慣病予防にはうれしい作用がたくさんあります。また、カルシウムやビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンなどのビタミン・ミネラル類も多く含まれています。
日ごろから摂っておきたい成分が多く含まれており、古くから親しまれているのも頷ける食材ですね。

★アジといえば、DHA・EPA
アジに限らず、サバやサンマ、イワシなど青魚と呼ばれるものに含めれているものといえば、DHA・EPAが有名です。DHAとEPAは血液をサラサラにして生活習慣病予防になる成分としてよく知られていますが、
それだけではありません。
血液中の中性脂肪を低下させる作用や、不整脈の抑制、抗糖尿病作用、抗うつ作用、抗ストレス作用、認知機能改善と脳萎縮抑制作用による認知症改善の作用など、多数の作用が報告されています。
さらに、インフルエンザウイルスを抑制するなどの抗ウイルス作用が明らかになっており、特に感染症が大いに注目されている今年は日常的に摂っておきたい健康成分の一つです。
さらにDHAは目にも大切な栄養素です。DHAは、目の網膜に含まれる脂肪酸の約40%を占めることがわかっています。
DHAを摂取すると、近視の改善や集中力の向上、動体視力の改善などに効果が期待できます。
DHAとEPAは、どちらの成分も体内では合成できない成分ですので、積極的に摂取して、体内のDHAとEPA量を維持することが大切です。

アジは日本では手軽に手に入り、調理もしやすい魚です。さらに健康に良い成分が多く含まれています。
DHAとEPAは生で食べたほうが効率よく摂取できますが、そのほかの調理法でも健康に良い成分をたくさん摂取できます。ぜひ習慣的にアジを食卓に並べてみてはいかがでしょうか。

健康に良い入浴方法と注意点

4月11
2020
Written by admin
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4月26日は、良(4)い風呂(26)の語呂合わせで、良い風呂の日に制定されています。普段から何気なく行なっている入浴ですが、健康面から見てお勧めの入浴方法と気をつけたいポイントをご紹介します。

★だから入浴は健康に良い!
●温熱効果
皮膚の毛細血管や皮下の血管が広がることで、全身の血流が促進されます。
そして自律神経の副交感神経系が優位になり、筋肉や関節組織が弛緩する効果やリラックス効果が得られます。
また、体温が上がることで体内のHSP(ヒートショックプロテイン)が多く産生され、免疫力アップ、抗ストレス、睡眠の改善、脳の老化予防、抗疲労など、健康面で様々な良い作用が期待できます。
●静水圧効果
動かない水のなかで身体に働く水の圧力のことを「静水圧」と言います。お風呂に入ると「ふぅ〜」と息がもれることがあります。これは、お腹やお尻が水圧で縮む静水圧によるもので、全身への穏やかなマッサージ効果を生みます。
この作用により、手足の血管や腹部の内臓などが刺激を受け、全身の血行改善やむくみ解消などに役立ちます。
●浮力の作用
湯船に浸かったときに身体が軽く感じられるのが浮力です。水深により影響は異なりますが、首まで浸かった場合は体重が約10分の1になるとされています。全身を支えていた関節や筋肉が重みから解放され、浮遊感によるリラックス効果も期待できます。

★入浴で注意したいポイント!
健康面では良いことが多い入浴ですが、入浴方法によっては、逆に健康面に負荷をかけることにもなります。
●特に気温が高くなるこれからは、入浴時や入浴後の脱水に要注意!
入浴時は体温が上がり浴室内も温度が高いため、発汗が促進されます。適度な発汗は健康に良い作用がありますが、知らないうちに汗をかきすぎてしまうと、脱水症状につながることもあります。特に夏は、入浴前と入浴後に水分補給を心がけましょう。
●42℃を超えるお湯は要注意!
42℃を超えるお湯に浸かると交感神経の働きが活発になり、興奮状態となることで血圧が上昇します。
また発汗量が増えて血液の粘土も上がるため、血栓が出来やすくなるなど場合によっては重篤な危険につながる場合があります。副交感神経が刺激され、心身ともにリラックスさせる40℃くらいの温度がお勧めです。
●長風呂は身体を乾燥させるので要注意!
長めの入浴はお肌をしっとりさせる、と思われがちですが、実は逆に肌の乾燥につながる場合があります。
長時間の入浴で皮膚表面のバリア構造が崩れてしまったり、毛穴が広がり水分が流出することで、結果として肌の水分量が減少することもあります。入浴時間は15分程度までにして、入浴後は保湿ケアをしっかりと行なうようにしましょう。

★毎日の入浴は要介護リスクが低くなるという調査結果も!
2018年に発表された、65歳以上の男女約1万4千人を対象に行なった千葉大学による調査では、「1週間に7回以上、湯船に浸かる人は週2回以下の人に比べて要介護認定のリスクがおよそ3割低くなる」という結果が出ました。
また、元気な中年期以降の人を対象にアンケート調査を行った結果、1年を通して平均で週5回以上の入浴習慣が、動脈硬化や心機能に好影響を及ぼす事が分かったという事です。

日本人の長寿にも影響がありそうな入浴習慣。身体に負荷を掛けないような入浴方法を心がけて、心身ともにリラックスできる入浴を習慣にして、健康長寿につなげましょう。

今が旬!はまぐりの健康成分について

3月14
2020
Written by admin
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昔から縁起物とされ、ひな祭りに食べる習慣もあるはまぐりは、5月の産卵期を前にした3~4月頃が、
たっぷり栄養を蓄えるため、旬の季節です。今回はそんなはまぐりの健康成分についてご紹介します。

★はまぐりってどんな貝?
日本では、はまぐりは古くから食べられており、縄文時代の地層からも、はまぐりの貝殻が出土しています。
名前の由来は浜にあって形が栗に似ていて味も濃厚なことから、「はまぐり」と名づけられたと言われています。
はまぐりは二枚貝の中でも両方の貝がぴったりと合うことから、夫婦円満や相性がピッタリの人と幸せな人生を送れるようにという願いが込められ、昔から縁起の良い食べ物として重宝されてきました。
平安時代以降、並べた貝の中からぴったりと合うものを選ぶ、今でいうトランプの神経衰弱のようなゲームにも
使われたりしていました。
日本人にとっては馴染み深い食材ですが、近年では国産のはまぐりは少なく、輸入品が多くなっているものの、
味はそれほど遜色なく、春の味覚としてスーパーなどでもよく見かけます。

★はまぐりは漢方として使われていた?!
はまぐりの漢方での名称は、「文蛤(ブンコウ)」、「花蛤(カコウ)」と言います。
体内における熱寒性を表す生薬の薬性「五気」は、解熱作用などを持つと言われる「寒」、生薬の味である「五味」のなかでは、「甘」と「鹹(かん)」を持つ食材として、古来から使われてきました。
喉の渇きや寝汗は、体内に熱が停滞することで起こります。はまぐりを煮て食べることで、これらの症状を良くする働きがあるとされています。
また、はまぐりに含まれるタウリンの解毒作用と、肝機能を高める作用、血圧やコレステロールを下げる作用や滋養強壮が期待できるため、昔から漢方として使われてきたのではないでしょうか。

★はまぐりには健康に役立つ成分がたっぷり
漢方として使われるほど栄養たっぷりなはまぐりには、ヘモグロビンを増加させるため貧血予防に良いとされるビタミンB12や鉄分、葉酸など女性にも嬉しい成分が多く含まれています。
さらに、粘膜を保護するとされるビタミンB2や、骨粗しょう症の予防にもなるカルシウム、味覚障害の予防に大切な亜鉛など、日ごろの健康維持に必要な成分も多く含まれています。
また、体内の老廃物を体外に排出し、疲労回復、不眠症などの改善に効果が期待できるアスパラギン酸や、脳の神経細胞の栄養素となる成分の一つで脳の活性化を促しストレスを除去するグルタミン酸も含まれています。
このように、はまぐりには貧血予防や肥満予防、骨や歯の発育・形成、味覚障害の予防など、普段の生活で気になることが多い点に対しての健康成分だけでなく、栄養ドリンクに含まれる成分としても知られるタウリンや
アスパラギン酸なども摂ることができます。

★はまぐりを美味しく栄養たっぷりに食べるコツ
はまぐりといえば、お吸い物や焼きはまぐり、バター醤油で炒めたり、鍋の具材やパスタと合わせるなど、色々な調理方法で美味しくいただけます。
特に手軽なのは焼きはまぐりですね。自宅で焼きはまぐりを作る場合は、ホットプレートや魚焼き用グリル、フライパンなどで手軽にできます。
はまぐりを焼く際には、貝の身から出る出汁が美味しいですが、焼き始めてすぐに出てくる水分は、貝が吸い込んでいるただの海水ですので、貝の口が開き始めたときには一度中の水分を捨てると、その後に出てくる出汁をしっかりと味わうことができます。
また、はまぐりは火が当たっている方とは反対側の貝に身をつけますので、最初の水分を出した後は上下をひっくり返して焼くと、貝が完全に開いたときに、身が下の貝に付きやすくなりますよ。
ちょうど今が旬で味も栄養面も堪能できるはまぐり。濃厚な春の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。

空気が乾燥する季節の注意点

2月09
2020
Written by admin
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冬といえば寒さとともに気になるのが、空気の乾燥です。
天気予報で耳にする「乾燥注意報」は、元々は火災の危険性を知らせるためのものですが、最近では乾燥による健康への対策の目安にされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、冬には特に気になる空気の乾燥対策についてご紹介します。

★冬は、湿度以上に空気が乾燥している?
空気の乾燥を示す指標として、「湿度」を気にされる方も多いのではないでしょうか。
実は、一般的に天気予報や湿度計で表示される湿度は、「相対湿度」と呼ばれるもので、空気の中に含むことのできる水分量のうち、どれくらいの水分を保持しているかの割合を示しています。空気は、暖かくなると水分をたくさん保持できますが、冷たくなると保持できる水分量が減ります。
一方で、空気中の1立方メートルあたりに水分そのものが何グラム含まれているかを示す、絶対湿度というものがあります。
東京都の年間の湿度推移を見ると、冬は相対湿度だけでなく絶対湿度も下がり、気温の低下によって水分が空気中に保持されにくくなる上に、空気中の水分そのものがかなり少なくなってしまいます。

★空気の乾燥で気になるのは風邪などの感染症
空気が乾燥すると、口や鼻の呼吸器系の粘膜が乾燥し、風邪などの感染に対する防御機能が低下してしまう為、風邪やインフルエンザなどのウイルスが体内に入りやすくなります。
冬に風邪やインフルエンザが流行するのは、病原菌が増えているだけでなく、空気の乾燥によって、体から蒸散する水分量が増えるため体内の水分量が低下し、免疫力などの低下が引き起こされることも、大きな原因の1つと言えます。
さらに、肌については、よく「保湿が大事」と言われているように、水分量が10%以下になるとドライスキンといわれる状態になり、肌荒れ、かゆみの原因となります。

★乾燥対策は室内の湿度を上げること
一般的に感染症の原因となるインフルエンザや風邪などのウイルスは、湿度40%以上になると死滅率が上がり、湿度50%以上になると激減すると言われていますので、室内の湿度を40~60%にしておくことで、感染の予防になります。
●加湿器
室内の加湿として効果的なのは、やはり加湿器です。加湿器を置く場所は、結露にならないよう窓際を避け、
パソコンやテレビなどの精密機器からも離れたところが適切です。加湿器は常に水を使用するため、雑菌やカビが繁殖しやすい環境です。タンクやフィルターなどのお手入れはこまめに行ないましょう。
●洗濯物や濡れタオルを干す
洗濯物や濡れタオルを干すと水分が自然と蒸発し、穏やかに室内を加湿できます。洗濯物を干す際は、部屋干し臭の少ない洗剤や柔軟剤を使い、空気がこもらないよう干す量を少なくしたり、扇風機で風をあてたりしてください。
●水の入ったコップを置く
水の入ったコップを置くと、水分が蒸発するのでコップ周辺を加湿できます。
広い空間の加湿はできないので、職場やホテルのデスクにおいて活用しましょう。
●観葉植物を置く
植物には「蒸散」と言って、根から吸い上げた水分を水蒸気として外に出す働きがあります。
蒸散が起こると、空気中の水分が増えるので、結果として加湿につながります。
グリーンは眺めるだけで癒されるので、癒し効果を兼ねて飾ってみてください。

定番野菜「ネギ」の健康成分について

1月18
2020
Written by admin
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本格的に寒い日が続いていますが、寒いときに食べたくなる鍋料理だけでなく、味噌汁や炒め物など様々な料理に使われる定番野菜の一つが、ネギです。
ネギといえば、冬になると風邪予防に良い野菜としてよく紹介されていますが、実はそれだけではない栄養
たっぷりの野菜です。今回は特に今の季節だから食べておきたい、ネギの健康成分についてご紹介します。

★ネギの旬は冬!今が美味しくて栄養価が高くなる時季です
ネギ、と聞くと、どのようなネギを思い浮かべますか?
鍋などに定番として入っている白ネギ(長ネギ)、薬味などで利用されることが多い青ネギ(万能ネギ)、の二つのどちらかを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
一般的に白ネギは太くて下の部分が白、先の方が緑色になっていて、火を通すと甘みが出るため、鍋物や炒め物などによく使われます。
一方で、青ネギ(万能ネギ・小ネギ・細ネギ)は細くて緑の部分が多く、香りが良いため薬味によく使われます。
今では季節を問わず食べることができますが、本来の旬は11月から2月にかけての冬になります。

★ネギといえば独特の香り成分「アリシン」
ネギはもともと中国が原産で、昔からその薬効が知られてきました。
ネギを食べると、消化液の分泌を促して食欲を増進させ、体を温める効果があります。
これは、ねぎ独特の香りや辛み成分であるアリシンによるもので、白ねぎに特に多く含まれます。
体を温める効果とともに、年末年始を含めてついつい胃に負担をかけやすい時季には有り難い作用です。
アリシンの作用はそれだけでなく、ビタミンB1、B2の吸収力をアップさせる効果や、免疫力を高める働きもあると言われています。
アリシンは白ネギの方に多く含まれています。アリシンは加熱すると減少されると言われていますので、アリシンをたくさん摂りたい場合は、なるべく生に近い状態で食べるのがお勧めです。また、ネギを切った後に水にさらしておくと、アリシンも流れ出してしまいますので、なるべく短時間にするのがお勧めです。

★ネギにはビタミン・ミネラルもたっぷり
ネギには、カロチン・ビタミンB群・ビタミンCや葉酸などのビタミン類、カルシウム・鉄・カリウムなどのミネラルなども含まれています。
ネギの緑色の部分には活性酸素の働きを抑えるβ-カロテンが含まれています。
β-カロテンからつくられるビタミンAは、強い抗酸化力があり、有害な活性酸素を消去し、老化やがん予防に
役立つといわれています。
ビタミンCは、皮膚や粘膜を保護して疲労回復に役立つだけなく、肌を若々しく保つ美容作用を持っています。
葉酸はビタミンB12と協調して正常な赤血球を作り、成長を促進します。ビタミンB1、B2は、エネルギーの代謝や、脂質代謝、糖質代謝を助けるので、疲労回復や血行促進も期待できます。
ネギには、健康維持だけでなく美容にも役立つビタミン・ミネラルがたくさん含まれていますので、冬には特にお勧めの野菜の一つです。

昔から、風邪をひいたりして喉が痛いとネギを首に巻く、という対処法を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。ネギを首に巻くことで、ネギの表面や切り口などからアリシンが揮発し、様々な効能があると考えられたことによるものだと思われますが、実際には匂いやアリシンの刺激で目や鼻を痛めてしまうこともありますから、喉に巻くよりもしっかりと食べることで、元気に冬を乗り切りましょう!

冬でも水分補給に気配りを!

12月14
2019
Written by admin
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いよいよ今年も残すところあと1ヶ月、これから本格的な冬がやってきます。
冬といえば乾燥が気になる季節で、お肌の乾燥や部屋の湿度を気にされている方も多いと思いますが、冬の水分補給はできていますか?「えっ! 冬なのに水分補給?」水分補給といえば「夏」をイメージする方が多いと
思いますが、実は冬の水分補給も健康のためにとても大切なんです。
今回は冬の水分補給の大切さについてご紹介します。

★寒い冬でも体の水分は失われています!
暑い夏とは違って、寒い冬はあまり汗をかかないため、体内の水分は保持できていると思ってしまいますが、
実は、人は普通に生活していても、一日に約2.5リットルの水分を失うことがわかっています。
それに対して食事中に摂取する水分や体内で作られる水の量は1.3リットルほどですので、失った水分を補うためには、飲料などから少なくとも1.2リットル程度を摂取する必要があります。
体内から失われる2.5リットルの水分排泄のうち、尿や便以外に安静にしていても1日に約900ミリリットルの水分が失われると言われています。そして、湿度が低くなるほど、身体から失われる水分量が増加することも
分かっています。寒くて汗をかいていなくても、空気が乾燥する冬場は身体も乾燥し水分が失われていますが、そのことに気付きにくくなりますので、冬の季節は意識して水分を多めに摂るように心がけることが大切です。

★体内の水分だけではありません。やっぱり乾燥した空気にも注意しましょう!
寒い時季には、空気の乾燥に気をつけている人は多いと思います。
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザや風邪などの感染症にかかりやすくなります。
のどや鼻の粘膜には、線毛という細かい毛がびっしりと生えていて、その周りは線毛間液と外層粘液で覆われています。のどや鼻から入ってきたウイルスは、この線毛と粘液の働きによって体外へ排出されますが、乾燥した環境下では、線毛間液が少なくなったり、外層粘液の粘度が上がるため、ウイルスを排出する機能が低下します。機能が低下した状態のときにウイルスが入ってくると、感染しやすくなってしまいます。
ウイルスの感染を防ぐためにも、空気が乾燥しているときは、お部屋を加湿器を用いて加湿する事や、加湿器がない場合は濡れたタオルをかけておくこと、マスクの着用でのどや鼻の乾燥を防ぐこと、熱い飲み物の湯気で
保湿することなどの工夫が大切です。

★冬の水分補給のポイント
水分補給が大切といっても、のども乾いている感覚がないのに夏のように飲み物をゴクゴク飲むというのは難しいものです。
そこで、白湯や温かいお茶などの「温かい飲み物」を意識的に飲むようにしてみてはいかがでしょうか。
しかし、利尿作用のあるカフェインを多く含む飲料をたくさん飲むと結果的に体の水分が失われることにも
なりかねませんので注意が必要です。また、食事から水分を補給する工夫も大切で、温かいお茶や温かいスープ、味噌汁などを積極的に摂り入れることも良いでしょう。
また、スポーツドリンクなどのミネラルバランスのとれた飲料は、体を長時間うるおしてくれますので、
おススメです。

実はとても大切な冬の水分補給!しっかり行なって、寒い冬を元気に乗り切りましょう!

実はニンジンは冬が美味しい

11月10
2019
Written by admin
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今年も気がつけば11月になり、いよいよ冬に向かって気温が下がってきました。
寒くなると温かい食べ物が食べたくなりますが、そんな温かい食べ物のお鍋やシチューなど、体が暖まる料理に入る定番の野菜の一つがにんじんです。今は年中食べることができますが、実はこれからの冬の季節が旬の野菜で、甘みも栄養価も高くなる時季です。
今回はにんじんの健康成分についてご紹介します。

★ニンジンといえば、「ベータカロテン!」
にんじんに含まれる代表的な成分といえば、ベータカロテンです。
ベータカロテンは、活性酸素を抑制する抗酸化作用があり、アンチエイジングや、がんの予防に良いといわれています。
また、ベータカロテンは身体の免疫力を高めるともいわれていますので、風邪を引きやすいこれからの時季にぴったりの食材です。
さらに疲労回復、皮膚病や肌荒れなどにも有効なほか、造血作用もあるので低血圧や貧血、冷え性の改善などにも良いといわれています。
このベータカロテンは脂溶性で油を使った料理に使うと吸収率が高まりますので、炒め物や揚げ物などで食べると吸収効率が良くなります。
ベータカロテンは体内でビタミンAに変化する成分です。ビタミンAは、皮膚や粘膜を保護して潤いを与える成分ですので、寒さで乾燥しやすい今の時期のお肌のケアにも有効です。そしてビタミンAは眼精疲労やドライアイの予防にも良いと言われていますので、日頃よく目の疲れを感じる方にはぜひ摂っていただきたい成分です。
ちなみに、「カロテン」という名前は、ニンジンの英語名「carrot(キャロット)」が由来になっているそうです。

★実は「ミネラル・食物繊維」も豊富に含まれています!
ニンジンにミネラルと聞くとあまりピンと来ないかもしれませんが、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルもしっかり含まれています。
特に豊富に含まれるカリウムは、体内のナトリウムを排出する働きがあり、高血圧の予防にもつながります。
カルシウムとマグネシウムは突出して多く含まれているわけではありませんが、骨の形成にとても大切な成分ですので、サラダや煮込み料理のニンジンでも摂れるのは嬉しいですね。
ニンジンには食物繊維も豊富です。腸の働きを活性化させて便通の改善や、老廃物の除去にも役立ちます。
腸の働きが改善されることで、肌の健康状態が改善したり、体の免疫力の改善にもつながりますので、感染症などのリスクが高まる寒い季節は、特に腸の健康にも気をつけましょう。

★ちょっと注意したいことは・・・?
一方で、ニンジンにはアスコルビナーゼというビタミンCを破壊する酵素が含まれています。
アスコルビナーゼは熱に弱いので、加熱調理をすれば問題はありませんが、サラダなどで生のまま多めに食べる場合は、「油や酢」の入ったドレッシングを使うなどの工夫がおススメです。
「油や酢」によってアスコルビナーゼの働きを抑えることができますので、ニンジンのベータカロテンとともに他の野菜などでビタミンCもしっかり摂りたいという場合は、お試しください。

ニンジンは昔から日本で親しまれている身近な緑黄色野菜ですが、栄養価も高い野菜です。
ぜひこの冬はニンジンをしっかり食べて、元気に冬を乗り越えましょう!

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