グランヒル大阪の健康スマイル通信
  • ホーム
KEEP IN TOUCH

Posts in category くすりの話

配合剤のメリット・デメリット

5月07
2010
Written by admin
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

最近、製薬会社から「配合剤」と呼ばれるおくすりの発売が 相次いでいます。
「配合剤」とは、何種類かのおくすりをひとつの薬の中に含んでいる医薬品のことを言います。
「配合剤」は、製薬会社、医師、患者さんの立場からそれ ぞれメリット・デメリットがあります。
まず、メリットととしては、製薬会社の立場から考えると、医師 が使用しやすい医薬品に改良することで自社製品の販売量が増加します。また、最近推奨されているジェネリック医薬品への対抗として自社の売上げを守ることも出来ると考えられます。
患者さんの立場からは、何種類も服用する手間が省ける、お薬代金を抑えることが出来るなどがあります。
一方、デメリットとしては、万一副作用が発生した場合、原因の特定が困難になったり、予め一定の割合で配合されていますので、いわゆる医師のさじ加減が出来なくなったりします。
あるいは、配合剤と気付かずに同じような効果の薬を重複して 服用してしまう可能性も否定できません。この対策として、お薬の名称を「○○配合錠」のように、配合剤であることを明確にしています。
医師から処方されたお薬で「○○配合錠」などの名称を見れば、 このことかと思い出してください。
このように、メリット・デメリットのある「配合剤」ですが、例えば 「高血圧症と高コレステロール血症の配合剤」、「高血圧症治療薬の配合剤」・・・などたくさん販売されています。
一度、ご自身が服用しているお薬の中に配合剤があるか 無いかを確認してみてはいかがでしょうか?

睡眠薬で治療できない睡眠障害?!

4月07
2010
Written by admin
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

レストレスレッグス症候群と聞いて、「あの病気のことね」とすぐにわかる人は少ないのではないでしょうか。
不眠症と同じく「眠れない」と訴える疾患の中にも、睡眠薬では十分に効果が期待できない睡眠障害がありますが、レストレスレッグス症候群もそのひとつです。
レストレスレッグス症候群は、なんともいえない不快感が原因で、どうしても脚を動かしたくなって眠れない病気です。
患者さんの訴えは、単に「眠れない」という理由で受診される方がほとんどで、その他「むずむずする」、「痛い」、「チリチリする」・・など表現も様々です。
特に、不眠を呈して日中の活動が落ちるため「うつ病」と診断されたり、単なる「不眠症」と診断されたり、脚にしびれがあると表現する患者さんには「腰の疾患」を疑われたりする可能性があり、専門家でも見逃されているケースがあるようです。
しかし、表現は様々ですが、「脚を動かすと楽になる」という点では共通していますので、医師が診断するにあたっては「何故眠れないのか?」を確認することも重要ですが、睡眠薬を服用していても「眠れない」と感じている患者さんの中で「脚を動かすと楽になる」方は、医師にはっきりその事を伝えることも重要です。

第3のインフルエンザ治療薬が承認されました!

3月07
2010
Written by admin
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

新型インフルエンザの流行によって、厚生労働省では優先的に審査を実施し、タミフル、リレンザに続く第3のインフルエンザ治療薬(一般名;ペラミビル 商 品名;ラピアクタ)が1月13日に世界で始めて承認されました。
タミフルは内服薬、リレンザは吸入薬で、いずれも5日間投与が必要であるのに対して、「ラピアクタ」は点滴薬で、外来で約15分程度の投与で効果がありま す。
「ラピアクタ」は、点滴薬のため、人工呼吸を装着しているような重症患者に対しても投与できるなど治療の選択の幅も広がります。
現時点での対象患者は15歳以上の新型を含むA、B型インフルエンザ患者に限られていますが、今後小児用についても追加申請を行う予定です。
 「ラピアクタ」は、「タミフル」と同じようにウィルス表面にある酵素の働きを邪魔することで感染が広がらないようにする薬ですが、代表的なインフルエン ザ治療薬のタミフルの作用する酵素が1箇所であるのに対して、ラピアクタは3箇所に作用するため、近年問題となっているタミフルの耐性ウィルスに対しても 効果が期待でき、効果がより一層強いと考えられます。さらに投与経路が点滴であることから消化器系への副作用も少ないと考えられます。
一方で、通常は新薬の申請から承認まで約1年かかるのに対して、約3ヶ月の異例のスピードで承認を得た新薬であることから、今のところは、重篤な副作用は 報告されていないようですが、今後の副作用の情報収集にも全力をあげて取り組む必要があります。

スイッチOTC(スイッチOTC医薬品)のお話

2月07
2010
Written by admin
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

OTCとは、「over the counter」の略で、「カウンター越しに」という意味から、薬局で買える一般医薬品のことをOTC医薬品といいます。
そのOTC医薬品の中で、これまでは医師による処方箋がなければ手に入らなかった薬が、薬局などで買う事ができるようになったお薬のことをスイッチOTC(スイッチOTC医薬品)と呼んでいます。
その代表的なものが胃潰瘍の治療などに使用するH2ブロッカーなどがあります。
その他にもたくさんのスイッチOTCがありますが、この度、皆様ご存知の解熱・鎮痛剤「ロキソニン」に代表される有効成分「ロキソプロフェン水和物」のスイッチOTCが発売されることになりました。
「ロキソプロフェン水和物」は、消化管への刺激が比較的少なく、抗炎症・解熱・鎮痛作用を有します。
このように薬局で買い求めるお薬も、医師から処方されるお薬と全く同じ成分のものが増えてきました。
また、全く同じ成分でなくても自分で気付かないうちに重複する作用のお薬を服用していることもあります。
あるいは、処方箋医薬品とOTC医薬品の飲み合わせが悪い場合もあります。
重複する作用のお薬を服用していたり、飲み合わせの悪いお薬を服用したりすると、当然副作用の発生率が高くなることが予想されます。
事前に副作用の発生をくい止めるためにも、飲みあわせをチェックすることが大切です。自分で買い求めた薬を服用している時に、医師から処方された薬を服用する場合は、必ず医師や薬剤師にお申し出下さい。

がんワクチン療法に期待!

1月07
2010
Written by admin
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

がんワクチン療法とは、がん細胞が持つ特異的な抗原(目印)に対してリンパ球などが、がん細胞のみを攻撃するように導く免疫療法のひとつで、世界的にもこの治療法の開発が行われています。
アメリカの論文で、がんペプチド療法単独での治療効果は乏しいという報告がある一方で、国内では生存率が2倍以上長くなったという報告もあり、今後の治療法の確立が待たれます。
国内では、ゲノム解析研究を率いてきた東京大学医科学研究所の中村教授が開発したペプチドを用いて平成18年から食道がん、胃がん、大腸がんなどに対して臨床試験が行われており、ワクチンに反応するリンパ球が陽性の患者さんは、陰性の患者さんに比べて生存日数が2倍以上長い事がわかっています。
その他、膵臓がん患者さんにもこのワクチンが使用されています。  久留米大学病院が前立腺がん患者さんに実施する別のペプチドワクチンと抗がん剤を組み合わせた併用療法でも生存率が約2倍に延長したという結果が出ています。
このように「がんペプチド療法」は、生存率の延長には、ある程度効果が期待できそうです。 しかし、だからといって「がんペプチド療法」だけにこだわるのではなく、一層効果を期待するためには、統合医療の考え方を忘れないようにすればもっと効果が期待できるようになるのではないかと思われます。
即ち、統合医療には、従来の西洋医学的治療を含めて、漢方治療、アロマセラピー、温熱療法、音楽療法、信頼できる健康食品、温泉療法・・・・など様々ありますが、自分の出来る事を最大限にうまく組み合わせて治療することが大切と思います。
(参考:産経新聞 平成21年11月6日)

新しい糖尿病治療薬

12月07
2009
Written by admin
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

新しいタイプの画期的な糖尿病治療薬がいよいよ発売されます!
国内では約10年ぶりとなる新しい作用機序を有する糖尿病治療薬が製造承認を受け、年内に新発売されます。

一般名「シタグリプチン」(商品名;ジャヌビア、グラクティブ)がそれで、消化管から分泌されるホルモン「インクレチン」の薬理作用を応用した薬です。
「インクレチン」という名前も聞きなれないことと思いますが、栄養素の摂取に伴って消化管から血中に放出され、膵臓からインスリン分泌を促すホルモンの総称です。
通常、食事を摂取するとインクレチンが分泌されますが、この活性は約5分程度で消失してしまいます。
しかし、シタグリプチンを服用することによって、インクレチンを増加させインスリンの分泌を促します。

シタグリプチンの作用機序で、注目すべき点は、血糖値が低いときにはほとんど作用せず、血糖値が高いときだけ作用することです。
この点が、今までの医薬品と全く違うところです。
また、食後や食前などいつ服用しても効果に変わりないことも使いやすい医薬品といえます。

シタグリプチンは、単独服用でも今までのお薬と併用でも使用でき、どちらもHbA1cの低下作用が確認されています。

本年末以降、この系統の医薬品の発売が相次ぎますが、今までの抗糖尿病薬で血糖値がコントロールできなかった方に朗報と言えそうです。

イレッサについて

11月07
2009
Written by admin
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

皆様ご存知のとおり、イレッサは、「手術が出来ないまたは再発した、非小細胞肺がん」を対象として承認されています。

作用機序は、非小細胞肺がんの表面にEGFRと呼ばれるタンパク質がたくさん発現していることが多く、このタンパク質から信号が伝わって細胞が増殖することが考えられており、イレッサはこのEGFRからの信号の伝達を止めることによってがん細胞の増殖を抑えます。即ち、直接がん細胞を攻撃するものではありません。

EGFRから信号の伝達があると、がん細胞の増殖、血管新生促進、転移の誘導、アポトーシスの抑制が起こりますが、イレッサの使用によりがん細胞の増殖の抑制、血管新生促進の抑制、転移の誘導の抑制、アポトーシスの誘導へと導きます。

このようにイレッサは、効果が期待できる非常にユニークな作用機序を有する医薬品ですが、一方で副作用や相互作用など注意も必要です。

もっとも重大な副作用は、急性肺障害、間質性肺炎ですが、これらの副作用は初期に現れる事が多いので、発熱・息切れ・呼吸障害・咳などの症状が現れた時は、直ちに主治医に相談して下さい。また、服用中は定期的に検診を受けて副作用のチェックを行うことが大切です。
その他、下痢などの胃腸障害、肝機能障害、血尿などの副作用も報告されています。

また、グレープフルーツジュースでこのおくすりを服用すると、お薬の作用が強くなり副作用が現れやすくなりますので、グレープフルーツジュースでも服用は避けてください。

ところで最近、イレッサが自分に効果が現れるかどうかについて、EGFR遺伝子変異が陽性か陰性かをチェックすることにより、ある程度予想できるようになって来ました。

即ち、腫瘍細胞におけるEGFR遺伝子の変異とイレッサの効果がよく相関していることがわかり、EGFR遺伝子変異陽性例におけるイレッサの奏功率は約80%といわれています。

男性脱毛症 ~飲み薬もありますよ!~

10月07
2009
Written by admin
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

男性に最も多く見られる脱毛症は、「男性型脱毛症(AGA)」と呼ばれ、他の脱毛症とは異なり、思春期以降の額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなり、進行していくのが特徴です。 細くて短い髪の毛が多くなり、全体として薄毛が目立つようになります。
AGAは、何もしないで放置しておくと徐々に進行していきます。最近では、飲み薬もありますので、「男性型脱毛症(AGA)」で悩んでいる方は医師にご相談下さい。但、保険適応されませんので自費扱いとなります。
AGAの治療薬には、飲むタイプと頭皮につけるタイプがあります。
飲むタイプは、フィナステリド(商品名:プロペシア錠)があり、頭皮につけるタイプの代表的なものは、塩化カルプロニウム、ミノキシジルがあります。
飲むタイプのフィナステリドは、女性には効果は認められず、成人男性だけに使用が認められています。多少副作用も報告されていますので、ご使用を希望される方は、必ず医師にご相談の上、詳しく説明を受けてから使用して下さい。
フィナステリドは、AGAの原因物質であるDHTという物質の産生を抑える作用があり、AGAの進行を抑えます。
服用期間の目安は、約3ヵ月後には「うぶ毛」が目立つようになり、約6ヶ月後には「うぶ毛」が太くなり、1~3年後には、4人に3人は効果を実感し、約4年後以降には、改善した毛髪が維持されるといわれています。
それにしても長期で服用することが必要で、しかも保険が利きませんから費用の負担も大きくなりますので、よほど強い意志をもって治療を開始することが重要と思います。しかし、「男性型脱毛症(AGA)」でお悩みの方も多いことと思いますので、ご紹介をさせていただきました。
ところで、アグリコン型イソフラボンについて、メーカーのご協力で社内勉強会を行いましたが、アグリコン型イソフラボンにもDHT抑制作用が確認されていますので、まだ実証されていませんが、可能性として男性脱毛症にも効果があるかも知れないと個人的に感じました。

認知症の予防・改善に効果あり! フェルラ酸の力!

9月07
2009
Written by admin
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

記憶力の老化が起こる原因のひとつは、年齢とともに脳の働きが衰え、アルツハイマー病の原因物質といわれているβアミロイドというタンパク質が脳内に蓄積され、脳神経細胞の情報伝達に異常が生じることによって発病するといわれています。
フェルラ酸という米や小麦に豊富に含まれている成分が、βアミロイドによる脳神経細胞の神経伝達物質の減少や脳内の炎症を抑える結果、記憶や学習障害を緩和することがわかってきました。
フェルラ酸は、天然ポリフェノールの一種で、認知症の予防・改善効果の他、抗酸化作用や抗がん作用なども報告されています。
最近、このフェルラ酸の記憶力の上昇力をサポートする目的でヨーロッパ地方で古くから薬用ハーブとして用いられてきたガーデンアンゼリカ(セイヨウトウキ)を加えたサプリメント、「フェルガード100M」が注目されています。
臨床医師も「フェルガード100M」を認知症の方に使用されている実績があり、多数の良い結果が報告されています。
ネット上では、「フェルガード100」という名称で紹介されている場合がありますが、医師が患者様に使用しているタイプは、「フェルガード100M」という商品名です。 「フェルガード100M」は、当社でも取り扱っていますので、ご興味のある方はお問合せ下さい。

薬事法一部改正による医薬品の分類について

8月07
2009
Written by admin
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

一般消費が安心して医薬品を購入できるように薬事法が一部改正され、本年6月から医薬品の分類を、薬の効果とリスク(副作用など)の強さによって第一類~第三類に区別されることになりました。
比較的リスクが高い第一類に分類される医薬品は、薬剤師でなければ販売できず、店頭に陳列して消費者が選んで購入することは出来ないようになっています。
第二類・第三類医薬品は、薬剤師はもちろんですが、都道府県が実施する試験に合格した上で、従事する店舗の都道府県に販売登録を行った方が登録販売者として認められ、販売することが出来るようになりました。
登録販売者は、都道府県が実施する試験であるため、試験を実施する都道府県によって試験内容や合格率にバラツキが見られているようです。
6月以降、ドラッグストアーなどで、お薬を購入しようとする場合、陳列の仕方が以前と異なっているのに気付いた方も多いのではないでしょうか。
最近、医療用医薬品が一般用医薬品として販売される事も多くなり、このような医薬品のことを「スイッチOTC」と呼んでいますが、スイッチOTCは効き目が強い反面、使用上の注意を守らなければ副作用が出やすい医薬品が多数あります。このような医薬品が、第一類に分類されています。

第一類医薬品

(特にリスクの高い医薬)
薬剤師
専門家のみ手に取ることができる

書面を用いた情報提供の義務

第二類医薬品

(リスクが比較的高い医薬品)
薬剤師
又は

登録販売者

購入者も手に取ることができる

情報提供に努める

第三類医薬品

(リスクが比較的低い医薬品)

法律上の規定なし

  例えば、胃酸の分泌を抑える医薬品でスイッチOTCとなっている医薬品では、今までは購入者の意思だけで買う事が出来ましたが、同じような薬効の医薬品を処方されている場合があったり、購入者の判断で急に医薬品を中断することによって、症状の悪化や副作用が現れた事例もあります。
医薬品を安全に使用するため、第一類・第二類の医薬品を購入される場合は、薬剤師または登録販売者から説明を受けてから購入するようにしましょう。

« Older Entries Newer Entries »

Recent Posts

  • アスパラガス抽出物~ サルコペニア軽減の可能性について ~
  • 1年間で5kg以上の体重増加は要注意!
  • 日光浴の健康効果!~ミトコンドリアの機能を高め、糖尿病リスクを低下!~
  • 口腔の健康維持と血糖コントロールの関係!~ 口腔内健康維持の重要性 ~
  • 漢方薬のイロハ!

Categories

  • PQQ(ピロロキノリンキノン)
  • くすりの話
  • アスパラガス
  • イミダペプチド
  • フコイダン関連記事
  • 代替医療通信
  • 健康トピックス
  • 新聞記事・学会情報から
  • 未分類

Tags

30代 DHA EPA OTC βクリプトキサンチン うがい たんぱく質 みかん アトピー性皮膚炎 アルツハイマー インフルエンザ セルフメディケーション ダイエット ブロッコリー リスク ワクチン接種 予防 午前中 卵アレルギー 原因 市販薬 心の疲れ 心筋梗塞 春 治療 疼痛 痛み 眠り制御 睡眠不足 睡眠障害 糖尿病 血液サラサラ 遺伝子 酵素 風邪 魚

RSS Syndication

  • All posts
  • All comments

EvoLve theme by Blogatize  •  Powered by WordPress グランヒル大阪の健康スマイル通信