7月9日~10日の日程で札幌市のホテルロイトン札幌において、「第24回統合医療機能性食品国際会議(旧 AHCC研究会)」が開催されます。
本年度は、大阪大学大学院医学系研究科特任教授 伊藤壽記先生、立命館大学生命科学部教授 西澤幹雄先生、北海道情報大学医療情報学部教授 西平順先生、京都大学大学院農学研究科教授 佐藤健司先生を座長にお迎えして、活発な議論が行われる予定です。AHCCは、医療現場で使用されはじめてから、すでに20年以上も経過する商品ですが、発売当初から基礎研究はもちろんのこと、臨床研究も豊富に行われており、各種論文や学会でその研究成果が発表されています。
「第24回 統合医療機能性食品国際会議」にご参加をご希望の医師は、宿泊費用については、当社が負担させていただきますのでご連絡下さい。
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第147号 2016年6月号 ■「第24回 統合医療機能性食品国際会議」のご案内
第146号 2016年5月号 ■医療機関向け ω3系脂肪酸含有サプリメント「ツナピュアン」の取り扱いを始めました!
■医療機関向け ω3系脂肪酸含有サプリメント「ツナピュアン」の取り扱いを始めました!
~低温加工の「ハイブリッド製法」で、酸化しにくく、「マトリックス脱臭法」により殆ど臭いが気になりません!~
日常の食事は、単に空腹を満たす目的にとどまらず、食品のもつ様々な作用により、病気の予防や治療に役立つことが報告されています。
例えば、魚類に含まれるω3系脂肪酸(DHA、EPA、DPAなど)もそのひとつです。
ω3系脂肪酸の有用な作用として知られているのは、
例えば
(1)抗血小板作用
(2)抗炎症作用
(3)不整脈抑制作用
(4)抗動脈硬化作用
(5)認知機能障害改善作用
(6)抗うつ作用
(7)抗糖尿病作用(インスリン分泌増強作用、インスリン感受性増強作用)
など、実に多くの機能性が報告されています。
EPAやDHAは、先生方もご存知のとおり、「エパデール」や「ロトリガ」などの商品名で医療用医薬品としても販売されています。
しかし、医療用医薬品は、いわゆる健康維持を目的としては使用できません。
そこで日常の健康を維持するためには、サプリメントの利用が考えられますが、ω3系脂肪酸含有サプリメントは、「酸化されやすい」や「魚くさい臭いが強い」などといったデメリットがありました。
最近、これらのデメリットを克服した新しい医療機関向けω3系脂肪酸含有サプリメント「ツナピュアン」が注目されています。
従来のω3系脂肪酸含有サプリメントの製造方法は、高熱による抽出方法でしたので、どうしても酸化しやすくビタミンEなどの添加が必要でした。
また、魚くさい臭いが残ってしまいましたが、「ツナピュアン」は、低温加工の「ハイブリッド製法」で、酸化しにくく、「マトリックス脱臭法」により殆ど臭いが気にならないが特徴です。
第145号 2016年4月号 ■医療機関でサプリメントの取り扱い基準が明確化!!
平成25年8月に「医療機関におけるコンタクトレンズ等の医療機器やサプリメント等の食品の販売について」というタイトルで、厚生労働省から各都道府県に通知が送られています。
通知には、「当該販売が患者のために療養向上を目的として行われている限り、以前から可能ですので適切に取り扱われますよう・・・」と記されています。
サプリメントの販売については、混合診療にあたるとの見方もあり、別会社を設立して販売することが主流でしたが、厚生労働省からの通知により、既存の法律に違反することがないことが明らかにされました。
しかしながら、この通知が知らされたのは一部の役人だけであり、肝心の医療機関にはほとんど知らされていないのが現状でしたので、医療機関でサプリメントを取り扱いする医師はほとんど増えていないのが現状です。
ところが、最近になってやっと徐々にこの通知の内容を知り始めた医師が増えてきている様子で、このことにより、一定のエビデンスのあるサプリメントを患者の療養の向上を目的として医師がサプリメントを推奨する場面が徐々に増えてくるかも知れません。
以下、補完代替医療を目的とされている医療機関向けサプリメントの一例です。
1、免疫力アップ(がん患者さん等の治療の補助)
2、加齢性黄斑変性対策
3、認知症対策
4、不妊症対策、更年期対策
5、血栓予防、血液サラサラ対策
・・・など。
第144号 2016年3月号 ■いま、「HSP(熱ショックタンパク質)」が注目されています!
「HSP」という言葉は、まだなじみのない言葉かも知れませんが、2011年5月にもNHKの健康番組「ためしてガッテン」でも紹介され、医師をはじめ健康に関心のある方の間で、にわかに注目されている健康に関する「キーワード」です。
「HSP」とは、身体にストレスがかかると作り出され、細胞を保護・修復する力をもっているタンパク質のことです。
即ち、細胞のダメージから身体を守り、元気な状態に修復してくれる「修理屋さん」の役割をしてくれる物質です。
「HSP」と病気の関係も徐々に明らかにされてきていますが、現時点でよくわかっているのは、(1)ストレス軽減作用 (2)睡眠改善作用 (3)免疫力アップ作用 (4)記憶障害改善作用などです。
今後、HSPと病気の関係もますます明らかにされてくるものと思われます。
古くから行われている民間療法の「湯治」は、実はHSPの働きを高めて細胞修復することを利用した方法のひとつです。
湯治や運動などで体温を上げることによってHSPを増やすことも出来ますが、最近では「酵素処理アスパラガス抽出物(ETAS=イータス)」というサプリメントが、体内でHSPを増やすことが出来るサプリメントとして話題になっています。
ETAS(イータス)は、基礎研究や臨床研究もしっかりされていて、まだ論文投稿準備のため公表は出来ませんがヒト試験でもストレス軽減作用や認知症改善作用で良い結果が確認されています。
がん治療での温熱療法は、がん細胞は熱に弱いことを利用した治療方法ですが、加えて「HSP」増加にともなう効果もあるのかも知れません。
ストレス社会と言われる今日、日常生活においても体内でのHPSの処理能力が限界を超えてしまう場面も多いことも考えられますので、ETAS(イータス)のようなサプリメントを利用して体内のHSPを増加させることは健康維持に有用かも知れません。
第143号 2016年2月号 ■米国統合医療が新たなステップへ! ■ワカメを食べると長生きできる?
■米国統合医療が新たなステップへ!
米国の国立衛生研究所(NIH)の傘下の国立補完・代替医療センター(NCCAM)が、一昨年秋に国立補完・統合健康センター(NCCIH)に名称変更されことをきっかけに、補完代替医療の研究は、がん治療の予後の生存率を含めた研究まで進んできました。
昨年11月に米国のハーバード大学とボストン・パークプラザホテルで開催された、「第12回統合腫瘍学会国際会議」の報告によれば、ニューヨークのMSKCCやテキサスのMDアンダーソンがんセンター、コロンビア大学、スタンフォード大学、カリフォルニア大学などの全米で有名ながんの医療センターの多くは、既に統合医療のプログラムを導入しており、幅広い研究が活発に行われているとのことです。
従来の補完代替医療では、手術・抗がん剤・放射線の「がん三大療法」を補完するための症状の緩和の研究が主でしたが、生存率の向上の研究にシフトすることによって、より一層サプリメントの研究が進むことが予想されます。
本学会で基調講演されたハーバード大学のジョニファー・リジベル博士によれば、がんになることはライフスタイルと関係があり、食事と運動のライフスタイルの変化ががんの予後や再発に影響し、特に低脂肪食と体重を減らすことで、がんの再発を24%減らすことが出来たと報告しています。
がん治療の予後の生存率を含めた研究は、まだこれからというところですが、食事療法やサプリメントの研究は、今後ますます進むものと思われます。
■ワカメを食べると長生きできる?
ワカメを食べていると長生きできるかも知れないという「ホンマでっかな情報」がありました。理研ビタミン株式会社と北里大学医療衛生学部再生医療・細胞デザイン研究施設との共同研究で、ワカメの長期摂取で長寿遺伝子「サーチュイン」の発現が高まることを発表されています。
遺伝子発現量の解析が可能な「DNAマイクロアレイ」などを使用して、マウスを用いて約2年間にわたる長期摂取による影響を調査したところ、ワカメの長期摂取で長寿遺伝子の発現が上昇した他、エネルギー代謝の改善も認められました。
第142号 2016年1月号 ■この季節に流行するウィルス対策サプリメント!
毎年この季節にマスコミを賑わせるウィルス感染の代表格は、「インフルエンザウィルス」と「ノロウィルス」ですが、今回はそれらの予防について効果が期待できるサプリメントについてお伝えます。
インフルエンザ対策サプリメントについては、今までにも何度かご紹介している通り、「メカブ由来フコイダン」や「コンブ由来フコイダン」がよく知られています。
特にメカブフコイダンは、インフルエンザワクチン接種後の高齢者に対する抗体価の測定において、フコイダンを摂取していない人に比べてフコイダンを摂取している人は有意に抗体価が上昇していることがわかっています。
ご高齢になると、ワクチンを接種しても抗体価が十分上昇せず、感染してしまうことがあり、しかも重症化することもありますので、特にご高齢の方はワクチンを接種していてもメカブフコイダン含有サプリメントを使用する価値はあると思われます。
ノロウィルス対策サプリメントでは、森永乳業の「ラクトフェリン」がよく知られています。そのメカニズムは、ラクトフェリンが胃内の酸で変化した「ラクトフェリシン」が、直接ノロウィルスにくっついて腸の表面にある細胞に入り込むのを防ぐ作用によるものと言われています。
ラクトフェリンは、酸に弱いので腸まで届く製品の方がよいといわれることもありますが、一概にそうは言えません。酸によって変化する「ラクトフェリシン」の作用が徐々に明らかになりつつあると同時に、全てのラクトフェリンが腸に届かないということではありません。
腸に直接届く方が「良い」というのではなく、基礎研究を含めて継続的に研究が重ねられているものが信頼できる原料と考えています。
第141号 2015年12月号 ■非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の予防・抑制に抗酸化食材「アスタキサンチン」摂取が有用!!
富士化学工業と金沢大学の共同研究において、今が旬の食材「サケ」や「カニ」などに含まれる赤い色素「アスタキサンチン」が、NASHの予防・抑制に有効であることが世界で始めて明らかになりました。
非アルコール性脂肪性肝疾患は、国内患者数約2000万人と推定され、その中で炎症を発症しているNASHは約300~400万人と推定されています。
NASHの治療薬は、原因が複雑であるため開発が遅れていて、現時点ではビタミンEの使用が主となっています。アスタキサンチンの脂質の過酸化抑制がビタミンEの250~500倍強いことに注目してマウスを用いて実験を行ったところ、アスタキサンチン摂取により、インスリン抵抗性が弱まり、肝臓へ脂肪沈着が抑制され、脂肪肝になりにくいことが明らかになりました。また、炎症をひき起こすマクロファージを炎症性M1マクロファージから抗炎症性M2マクロファージに交換されて脂肪肝からNASHの発症が抑えられることが分かりました。
さらに、NASHを発症させたマウスにアスタキサンチンを摂取させると肝硬変につながる肝臓の炎症や繊維化が80%近く改善することも分かりました。
ヒト試験においても、NASH患者の肝臓の脂肪蓄積が抑えられていることも確認されています。
第141号 2015年12月号 ■20歳代女性は40歳代女性よりもサビついているってホント? 抗酸化食品摂取の重要性!!
今回は、平成27年11月に韓国で行われた国際学会で発表された名古屋大学ベンチャーの株式会社ヘルスケアシステムと富士化学工業グループのアスタリール株式会社の共同研究発表のホットな話題をお伝えします。
身体のサビを示す8-OHdGを調べたところ、40歳代女性の値は11.3ng/mgクレアチニンに対して、20歳女性は13.8ng/mgクレアチニンと高く、特に数値の高い女性は、日常生活において「野菜や果物を意識して食べていない」、「ストレスが解消できない」、「睡眠時間が6時間以上とれない」などライフスタイルと関係があることもわかりました。
さらに、アスタキサンチンの摂取とサビとの関係を調べたところ、アスタキサンチンを摂取している50歳代女性の8-OHdG値は11.6ng/mgクレアチニンで20歳女性の13.8ng/mgクレアチニンより低い値でした。また、8週間以上連続してアスタキサンチンを摂取した人は、年齢に関係なくサビが抑えられていることもわかりました。
これらのことから、現代社会において若い女性の活躍できるフィールドが広がっている一方で、日常生活においてストレスや食生活の乱れなど深刻な影響を受け、身体がサビついてしまう傾向にあることがわかりました。
活性酸素は、体内で過剰に生成されてしまうと、自らのDNAや細胞に対して障害を起こし、生活習慣病をはじめとする様々な病気の引き金になってしまします。
そこで老化や病気予防のためには、アスタキサンチンなどを含めた「抗酸化食材」を積極的に摂取することが必要と思われます。
第140号 2015年11月号 ■サルコペニア対策に麹菌発酵大豆胚芽抽出物「アグリマックス」も良いかも!
個人差はありますが40歳前後から徐々に筋肉量の減少が見られ、その傾向は加齢とともに加速し、特に高齢者では1年間で5%以上の減少率となる例もあります。
通常、筋肉は運動による刺激やたんぱく質(アミノ酸)等の摂取によって維持・増加しますが、高齢者においては運動不足や食事の摂取量、特にたんぱく質の摂取量が減少し、筋肉の合成量が低下することによります。
下肢骨格筋が減少すると転倒しやすくなり、「寝たきり」になってしまうこともありますので、これをいかに防いでいくかということが課題になっています。
この度、マウスの実験ではありますが、麹菌発酵大豆胚芽抽出物(アグリコン型大豆イソフラボン)に筋萎縮抑制作用があることがわかり、その研究成果を本年9月に和歌山市で開催された第70回日本体力医学大会で発表されました。
下肢骨格筋の運動を支配する坐骨神経切除マウスに麹菌発酵大豆胚芽抽出物(アグリコン型大豆イソフラボン)0.6%含有した餌を14日間投与したところ、筋萎縮抑制効果が確認されました。
このような効果が確認されたのは、食品素材では始めてのことで、筋萎縮をひき起こす「サルコペニア」の予防にも役立つのではないかと注目されています。
麹菌発酵大豆胚芽抽出物(アグリコン型大豆イソフラボン)は、通常のイソフラボンの機能性(ホットフラッシュ緩和効果、更年期障害緩和作用など)に加えて、不妊治療への有効性、メタボリックシンドロームへの有効性、インスリン感受性の改善効果、体内でエクオールへ代謝されることの確認など、幅広く研究が行われています。
特に、不妊治療への有効性については、受精卵の着床に不可欠なサイトカイン(LIF)の分泌を高める作用も確認され、不妊治療をされている医師からも注目されています。
当社では、医療機関向け専用の麹菌発酵大豆胚芽抽出物(アグリコン型大豆イソフラボン)含有サプリメント「ドクター・アグリマックス」を取り扱っています。
第138号 2015年9月号 ■国内での摂取規制が遅れている「トランス型脂肪酸」米国では3年後に全面禁止へ!
「米国FDAがトランス型脂肪酸摂取を規制」・・・と言っても、そもそも「トランス型脂肪酸」とは、・・・?
脂肪酸とは、脂質を作っている成分で、その科学的構造から二重結合がないものを飽和脂肪酸、二重結合があるものを不飽和脂肪酸と呼んでいます。
その炭素間の二重結合を中心に考えて、水素原子が同じ側にある場合をシス型、反対側にある場合をトランス型といいます。
大豆油やコーン油などに含まれるリノール酸や魚油に含まれるDHAやEPAなどが不飽和脂肪酸になります。いずれも健康に良いというイメージですが、天然の植物性油脂は「シス型脂肪酸」で酸化されやすいという欠点があります。
そこで、一部のシス型不飽和脂肪酸に水素を添加して自然界に稀にしか存在しない「トランス型脂肪酸」に構造を変化させたものを、マーガリンやポテトチップスなどのスナック菓子などや、その他ファーストフード店での揚げ物をカラッとした食感にするために使われている場合があります。
消費者にとっては、酸化されにくく、賞味期限が長くなり、風味も損なわれにくいという利点があり、一見良さそうに思われがちですが、実はトランス型脂肪酸は、天然に存在するシス型脂肪酸と全く性質が異なり、一定量以上を摂取するとLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増加させ、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を低下させて、心臓疾患のリスクを高めるなど、むしろ健康によくないことが報告されています。
米国立医学研究所(IOM)によると、トランス型脂肪酸には健康上のメリットはなく、人工トランス型脂肪酸の安全な摂取量というものは存在しないとしています。
そこで、米国食品医薬品局(FDA)は、3年後までには食品への添加を全面的に禁止すると発表しました。
日本では、まだ「トランス型脂肪酸」の使用について何も規制はありませんが、心筋梗塞などの発症リスクを減らしたり、肥満を予防するためにも早急に検討するべきかも知れません。
まずは、ポテトチップスなどのスナック菓子やファーストフード店での揚げ物などの偏った食べすぎに注意するべきと思います。