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Posts in category くすりの話

非アルコール性脂肪肝炎 NASHに対するアスタキサンチンの予防・抑制についての新知見!!

5月08
2014
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NASH(非アルコール性脂肪肝炎)については、平成25年12月号でもお伝えしましたが、今注目されている疾患のひとつです。
今回は、現時点で決定的な治療薬がないと言われている中で、アスタキサンチンのNASHに対する予防・抑制効果の可能性についてお話します。
過度の飲酒習慣がなく、ウイルスにも感染しないで発症するNASHは、メタボリックシンドロームや肥満を主な原因とされ、中高年齢層だけでなく、若年層にも発症例が増えていることから注目されています。

そのような中、アスタキサンチンのNASHに対する効果を検証する臨床試験が実施され、注目を集めています。
この研究は、金沢大学脳肝インターフェースメディシン研究センターの太田嗣人准教授らのグループが行っているもので、臨床試験の前段階として動物実験により効果を検証しています。
太田嗣人准教授らは、NASHを引き起こす高コレステロールの餌を3ヶ月間マウスに与え、その後アスタキサンチンを混ぜた餌を与えたグループと比較した結果、アスタキサンチンを混ぜたグループは、混ぜなかったグループに比べて肝組織中の中性脂肪の量が40~50%少なく、脂肪肝になりにくいことがわかりました。さらに、NASHを発症させたマウスに対してアスタキサンチンを混ぜた餌を与えると、肝硬変につながる組織の炎症や繊維化が改善していることも確認されています。
そこで太田准教授らのグループは、NASHやその一歩手前の40人の患者を対象にアスタキサンチン含有(原料提供;富士化学工業)サプリメントを6ヶ月間服用させてヒトでNASHの予防・抑制効果があるかどうかを調べる臨床試験を実施し、現在はデータの解析を行っているところです。
太田准教授は「アスタキサンチンは脂肪蓄積を抑える可能性を示した。また、NASHの予防だけでなく、その症状の抑制効果も期待できる。NASHの発症には脂肪蓄積が原因の活性酸素過剰発生による酸化ストレスがあり、それを防ぐにはアスタキサンチンが有効ではないか。」とコメントしています。

当社では、アスタキサンチン(原材料;富士化学工業)の他、リコペン、カテキン、アセロラ、トコトリエノールなど注目の抗酸化素材を配合した「アスタファイブ」を取り扱っていますので、ご興味のある方はご連絡ください。

(参照:平成26年4月8日産経新聞)

C型肝炎の治療ついて

4月10
2014
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医学は日進月歩で進んでいますが、C型肝炎が知られるようになってからまだ20年余りしか経過していないのは意外に感じます。
C型肝炎は、輸血用の血液が整うようになった当時、すでにA型肝炎ウィルス、B型肝炎ウィルスに汚染された血液を排除したにもかかわらず肝炎を発症するケースが相次ぎ、原因不明の肝炎という意味で非A非B型肝炎と呼ばれていました。
やっとC型肝炎ウィルスという新種のウィルスが発見されたのは、1990年ごろのことでした。

その後、2002年にはC型肝炎緊急対策、2009年の肝炎対策基本法成立に結びついたことは記憶に新しいところです。
C型肝炎の怖いところは、急性肝炎を発症した患者のうち、治癒する割合は3割程度しかなく、約7割は慢性肝炎へと移行し、その後は肝硬変、さらには肝がんに進行していき、その間に自覚症状が現れにくいところです。
現在、C型肝炎の治療薬として使用されているインターフェロンが導入されたのは1992年のことで、インターフェロン(IFN)α、IFNβ、遺伝子組み換えIFNなどの医薬品がすでに使用されています。
さらに最近では、IFNの血中濃度を長時間保つペグインターフェロンが開発されました。
また、IFNに加えて抗ウィルス剤の併用によってウィルス学的著効(SRV)率が高まることが知られています。
最近では、ペグインターフェロン、抗ウィルス剤、プロテアーゼ阻害剤を併用した3剤併用療法も行われており、SRV率がさらに高まったという報告があります。

近年、経口抗ウィルス薬の開発が相次ぎ、国内外でインターフェロンを使用せず、経口抗ウィルス薬を組み合わせた治療も一部で行われるようになってきましたが、いわゆるIFNフリー療法は、耐性ウィルスの出現なども危惧されており、特に高発がんリスクのある患者さんは、ただちにインターフェロン療法を開始するべきと考えられています。
C型肝炎治療薬は、今後もどんどん開発されてくることと思われますが、既存の医薬品との組み合わせによって治癒率がさらに上昇することを望みます。

睡眠薬は止められるのか?

3月03
2014
Written by admin
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平成21年3月号のくすりの話で睡眠薬のお話をさせて頂きました。
はじめに少しおさらいをしておきます。
睡眠薬と言えば、「テレビのドラマなどで自殺に使われている」などから、怖いというイメージを持たれている方がまだ多くいますが、最近の薬は依存性(癖になること)が少なく、間違ってたくさん服用しても呼吸中枢に影響を及ぼすことがないため、安全に使用できるようになってきたことをお伝えしました。

さて、国内において睡眠薬を長期服用している方は、なんと成人の20人に1人と言われています。
そのような中で、睡眠薬の長期服用に不安を感じている方が多く、実に長期服用者の中の約45%は独自に断薬(薬を止めること)に失敗しているというデータもあります。
睡眠薬を止められなくなる一番の問題は、「眠れない」という患者の訴えに対して漠然と長期に投薬してしまうことや患者が自分勝手にいきなり断薬をしてしまうことなど減量や休薬の仕方が間違っていることが多いようです。
そこで昨年6月には「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン~出口を見据えた不眠医療マニュアル~」が公開されました。
このマニュアルによれば、漠然と長期服用することを戒め、不眠症は数ヶ月間放置すれば慢性化することがわかっていますので、発症早期に専門医の治療を行うことをすすめています。睡眠薬の服用により眠れるようになった早期の段階であれば、減薬や休薬は可能と言われています。
また、注意すべき点として、不眠治療のゴールは「朝までぐっすり眠れること」ではなく「日中のQOLを高めること」(日中に眠くて活動に支障をきたすことがないようにすること)にあるということを意識することです。
即ち、「眠れない」と訴える患者に対して、安易に睡眠薬を増量したり、薬を追加したりすることはよくありません。このように訴える患者であっても、睡眠時間は短いとしてもぐっすり眠れている方が多いため、患者の日中QOLについてはなんら問題ないこともありますので、医師は患者の日中QOLをよく観察する必要があります。

不眠を放置して慢性化に至る前に専門医により早期治療を行うことが最も大切なことですが、一方で平成21年3月号でも記載したように、最近の睡眠薬は安全な薬ですので、もしすでに長期服用により慢性化している方であっても怖がることはありません。むしろ自分勝手に薬を止めようとして日中QOLを低下させてしまうことの方が問題です。
もし、休薬したい場合は医師とよく相談して、少量減量しながら様子を見るのが良いでしょう。

「漢方薬」から学ぶ補完代替医療食品について

2月06
2014
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「漢方薬」といえば、中国をイメージされる方が多いのではないでしょうか。
しかし、「漢方薬」は、起源は中国ですが、日本で独自の発展を遂げたものです。
そもそもその言葉も、江戸時代にオランダから伝わった「蘭方」と区別するために名づけられた造語といわれています。

中国の「中医学」との最大の違いは、顆粒状エキス製剤の普及が進んでいることです。
しかも、品質が高く、成分にばらつきが少ないのも特徴です。
さらには日本では、「漢方エキス顆粒」が保険適応されていることや、西洋医学と漢方医学の医師免許を分けていないので、一人の医師が両者を使いこなせるという特徴があることから、西洋医学と漢方医学の融合が可能となっています。
今までは、漢方治療は「補完代替医療」の分野に含まれることが多かったのですが、英国のオックスフォード大学でも漢方薬の研究が始まるなど、世界的にも「通常医療」として広く認識されつつあります。
また、国内で漢方薬のトップメーカーである「ツムラ」は、米国でも「大建中湯」という漢方薬の医薬品としての承認を目指しており、すでにFDA(米国食品医薬品局)の臨床試験に挑んでいます。

漢方薬と西洋医学の融合によって新しい医療のエビデンスが得られていくことで、患者さんのQOL向上に役立つならば、医療において大きな役割を果たすことになります。
日本流の「漢方薬」が世界で認められるためには科学的根拠の蓄積が不可欠といえますが、今後ますます漢方薬の研究が進んでいくことを期待したいと思います。
ところで、「漢方薬」は、もともと植物や動物を起源とする生薬を組み合わせてエキス化したものであるということを再認識したときに、補完代替医療として使用されている、いわゆる「健康食品」も、もともとは食品として食べられている動植物から製造されていることを考えると、そこには大いに効果を期待することもできると考えられます。
もちろん、一定の基礎研究が蓄積され、人に対する使用経験の蓄積は不可欠ですが、医師の立場で選ばれた信頼おける補完代替医療食品は、治療においても大いに可能性を広げることができるもののひとつといえます。

例えば、AHCCによる抗がん剤の副作用軽減効果については多くの報告があります。もし、AHCCによって抗がん剤治療の副作用が軽減され、患者さんのQOLが向上すれば、AHCCを使用される価値は十分に感じられるのではないでしょうか。

当社では、免疫系はもちろんのこと、アトピー性皮膚炎、不妊症、認知症、血栓予防(血流改善)、加齢性黄斑変性症などに対する補完代替医療食品を多数取り揃えていますので、気軽にお問い合わせ下さい。

新しい作用機序の糖尿病治療薬!

1月05
2014
Written by admin
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生活習慣病の一つ、「糖尿病」の新しい作用機序を持つ薬がまもなく国内でも承認される見通しとなりましたのでご紹介致します。

まず、糖尿病とは、そもそもどんな病気なのでしょうか。
もうすでにご存知の方も多いと思いますが、簡単におさらいしておきます。糖尿病は、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモン(インスリン)の作用の異常や分泌低下などによって血糖値が高くなる状態が継続している病態のことです。
その主な原因は、「食べすぎ」、「ストレス」、「お酒の飲みすぎ」、「運動不足」など、まさに「生活習慣病」の代表格といえる病気です。そのタイプは、Ⅰ型とⅡ型があります。
Ⅰ型は、自己免疫疾患やウィルス感染などが原因でインスリンを作り出す膵臓のβ細胞が破壊されてインスリンの分泌がほぼ「0」の状態になってしまうタイプです。
Ⅱ型は、インスリンの分泌量の低下や、細胞のインスリンの感受性が低下したタイプです。
ほとんどの糖尿病患者さんはⅡ型タイプの方になりますので、ここではⅡ型糖尿病の治療薬についてお話します。

さて、糖尿病治療の内服薬として、最も古くから使用されているものは、膵臓からインスリンの分泌を促進させる「スルホニル尿素系薬」(商品名;ダオニール、オイグルコン、アマリールなど)です。
次に、小腸から糖の吸収を抑制する「αグルコシダーゼ阻害剤」(商品名;ベイスン、グルコバイなど)や「インスリン抵抗性改善薬」(商品名;メトグルコなど)が開発されました。
その後、しばらくの期間、新しい作用機序の医薬品は登場していませんでしたが、今から4~5年前に、約10年ぶりに新薬が登場しました。これは「インクレチン」と呼ばれる消化管ホルモンの血糖コントロールを利用した血糖降下薬です。詳細については平成21年12月号のくすりの話でお伝えしていますので割愛させて頂きますが、このタイプの医薬品は各メーカーから開発ラッシュが続いています。
しかし、この度さらに新しい作用機序をもつ糖尿病治療薬(SGLT2阻害薬)の開発が行われており、まもなく国内でも承認される見通しです。
SLGT2阻害薬は、インスリンの作用に関係なく血糖値を下げることができ、低血糖も起こりにくいのも特徴です。
通常、腎臓では1日に約180リットルの原尿が作られますが、糖は人間にとって重要なエネルギー源となりますので、原尿の糖のほとんどはSGLTという糖の輸送をつかさどる膜たんぱく質によって体内に再吸収されていきます。
糖尿病の患者さんは、血糖値が高くなっているため、体内に再吸収できる容量をオーバーしてしまっていますので尿に糖が出てしまいます。特にSGLT2の発現が亢進してますます血糖値が高くなっています。
そこでSGLT2を阻害することによって糖の再吸収を抑制できれば血糖値を下げることができるのではないかという発想で開発されている医薬品です。
すでに世界中でこの作用機序を持つ医薬品の大規模な臨床試験が行われていますので、日本でもまもなく発売されるものと思われます。
ただ、副作用としてSGLT2を阻害することによって尿の糖濃度が高くなるため、菌が繁殖しやすくなることにより尿路感染症などが報告されています。
糖尿病患者さんの数は年々増加していますので、新しい機序の医薬品の誕生の期待度も高いといえます。

忍び寄るNASH(ナッシュ) 「非アルコール性脂肪性肝炎」の陰! ~あらッ! 太っている人は肝臓がんになりやすいの?~

12月05
2013
Written by admin
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肝炎といえば、B型肝炎やC型肝炎で代表されるウィルス性肝炎やお酒の飲みすぎが原因で発症するアルコール性肝炎のことと認識されている方も多いのではないでしょうか。
しかし、最近にわかに注目されているのが「NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)」です。
先進国では、発症する方が急増しており、脂肪肝の人の約1割程度が該当するといわれています。
NASHの怖いところは、進行すると肝硬変から肝臓がんを発症することです。
「私は、お酒を飲まないから大丈夫」なんて思っていたら大きな間違いです。
日ごろから食べ過ぎの方や肥満症の方は要注意です。

NASHを引き起こす主な原因は、なんと言っても「肥満」です。
その他、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病の引き金ともなります。
過食や肥満が原因で脂肪肝を発症し、そのまま放置しておくと肝臓が脂肪を分解しはじめて酸化ストレスが加わり肝臓組織が壊れてきます。その後肝臓組織が繊維化を起こしてNASHを発症します。
NASHは、以上のような経緯をたどって発症しますので、予防対策としては、なんと言っても肥満解消のための運動や食事療法(食べ過ぎないこと、野菜や魚類の積極的な摂取、高たんぱく食の積極的な摂取など)です。その他、酸化ストレスを軽減させるための抗酸化食材(ビタミンCやEなど)の摂取などが考えられます。

一方で、NASH発症の原因に関してまだ知られていないことも多く、様々な説が発表されています。
その中でも、最近わかってきた興味深いことのひとつに、腸内細菌叢のバランスの崩れによって腸管
バリアが破綻し、NASHを発症するという説もあります。
腸内細菌叢のバランスの崩れと病気の関係については、最近の研究テーマとして多数取り上げられ、
かなり詳しいことがわかってきましたが、この点については別の機会にお話させて頂きます。
特に、過度な果糖の摂取は腸管バリアの破綻に関与するようです。
果物自体が悪いということではなく、特に子供たちが過剰摂取で問題視されている「ジュースの過剰摂取」は控えるべきと思われます。
すなわち、小さいころからジュースを過剰摂取する習慣により肥満を引き起こし、そこから脂肪肝になり、過度な果糖によって腸内細菌叢のバランスが崩れて腸管バリアが破綻しNASHへ進行するというパターンです。

現時点でNASHの治療薬はありませんので、NASHから「肝がん」への発症のリスクを少なくするためにも、成人になってからではなく、子供のころから生活習慣(特に食事と運動)について「良い習慣」を身につけておきたいものですね。

えっ!「カフェイン」が抗がん剤の効果を増強するってホント?

11月04
2013
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『お茶やコーヒーなどに含まれている「カフェイン」が抗がん剤の効果を増強するらしい』
先日、あるテレビ番組を見ていると、抗がん剤とカフェインを併用することで、抗がん作用が増強されるという内容が放映されていました。
金沢大学病院整形外科の土屋先生らのグループが実践されているようです。
インターネットから情報を検索したところ、土屋先生は次のようにコメントしています。
「抗がん剤が効かない状態にも2パターンあります。1つは抗がん剤がまったく歯が立たないケース。もうひとつは、抗がん剤が癌細胞のDNAを傷つけても癌細胞のほうが強力で生き延びてしまうケースです。後者の場合に、カフェインを併用すればもっと効果が強くなります。
カフェイン併用化学療法に使用するカフェインは、50~60kgの成人で1日1.5gを持続点滴で投与します。これはコーヒーに換算すると約20杯程度に相当する量です。
これだけ大量のカフェインを投与しますから、カフェインによる副作用にも注意が必要ですが、きちんと血中カフェイン濃度を測定しながら治療を進めているそうです。
この治療方法は、保険適応外の先進医療ですが、カフェイン自体は安価ですので1クールで9,500円と、そんなに経済的な負担が重くなるわけではありません。
今までの臨床例では、転移していない骨肉腫の場合は、約9割の患者さんに効果があり、そのうち約8割の患者さんのがん細胞が全滅するという成績を残しています。
しかしながら、今の医学では治療法に対する科学的エビデンスが必要になりますので、今のところ十分な症例数が揃っていないのが現状です。
ただ、カフェイン併用療法は、整形外科領域にとどまらず、肺がんや乳がんなどの固形がんにも応用できる可能性はあるのではないかと考えています。」
とのことです。

今後、もっと広い専門分野の医師がカフェイン併用療法について検証を重ねられ、医学的に認められる治療法として確立されるようになれば、もっと多くの患者さんが救われる可能性が高くなるのではないかと思われます。
今後の研究に期待と希望を持ちたいところです。

老化と酸化ストレスの関係 ~抗酸化サプリメントのすすめ~

10月06
2013
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老化とは、加齢に伴い臓器や臓器を統合する機能が低下し、死に至る過程のことを言います。
老化に関する学説は、研究者の数だけ存在するといわれているほどで、実はまだわかっていないことがたくさんあります。
そのような中で、最近ではサーチュイン遺伝子で代表されるような「長寿遺伝子」についての研究が活発になっています。
また、「酸化ストレスと老化の関係」も有力な老化学説として支持されています。
酸化ストレスとは、細胞の中の「ミトコンドリア」という器官でエネルギーを産生するときに活性酸素が生じますが、通常、活性酸素は体内のSODという酵素によって消去されます。しかし、活性酸素の産生と消去のバランスが崩れて、活性酸素の消去機能が追いつかなくなると多量の活性酸素が体内に残ってしまい、細胞に障害を与えて、高血圧や糖尿病、動脈硬化、癌などの疾患やアルツハイマー病などの病気を引き起こす引き金となってしまいます。
これが「酸化ストレス」です。

そこで私たちが、生活習慣病を予防したり、老化の進行を遅らせたりするためのひとつの手段として、この「酸化ストレス」によるダメージをできる限り少なくすることが重要といえます。
「酸化ストレス」は、精神的・肉体的ストレスのほかに、紫外線やタバコ、揚げ物食品の摂取、過度な運動・・など、日常生活の様々な場面で発生しますので、ストレス社会といわれる今日において、「酸化ストレス」をなくすことは不可能と言っても過言ではありません。
そこで注目されるのが、「抗酸化サプリメント」です。
食品から抗酸化物質を摂取することも重要ですが、それだけでは十分に酸化ストレスを改善するには至らないと思われます。
しっかりバランスのとれた「抗酸化サプリメント」は、私たちの健康維持には欠かせないもののひとつと考えられます。
例えば、有用な抗酸化成分をバランスよく配合している「アスタファイブ」のようなサプリメントを積極的にご利用されますことをお勧めいたします。

骨粗鬆症とサプリメント

9月07
2013
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先日、あるメールマガジンで「骨粗鬆症とサプリメント」に関するお話が送られてきました。今回は、その内容をもとにお話させて頂きます。

さて、骨粗鬆症のサプリメントといえば、ビタミンDやカルシウム、そしてカルシウムを骨に沈着させるビタミンK、骨からカルシウムが溶け出すのを抑える大豆イソフラボンなどが知られています。
ビタミンDの働きについては、カルシウムの吸収を高めることで有名ですが、最近では筋力を高めることも知られるようになり、ビタミンDの摂取が骨折を抑制する理由の一つとされています。
ビタミンDは食品からの摂取だけではなく、皮膚で紫外線の影響を受けて合成されますから、適度に日光浴をすることも大切です。

既に骨粗鬆症と診断されている方は、医師からビタミンD製剤が処方されていることが多いですから骨粗鬆症と診断されている方がビタミンD含有サプリメントを使用する場合は、必ず医師や薬剤師に相談されることをおすすめします。

また、ビタミンKは血液をサラサラにするワーファリンというお薬の作用を弱めますので、飲み合わせに注意が必要です。
ビタミンK含有サプリメントを使用される方も必ず医師や薬剤師に確認してください。

ご高齢になると、寝たきり予防のためにカルシウムの摂取を考える女性も多いですが、カルシウムの積極的摂取による骨粗鬆症予防は、むしろ10歳代の女性こそ必要で、20歳前後で骨量がほぼ最大値を示すようになりますので、10歳代後半までにカルシウムをしっかり摂取して、閉経後の骨量低下による骨折の危険率を低下させることが大切です。
ただ、最近になってカルシウムの過剰摂取は、心血管疾患のリスクを高める可能性があるという報告もありますので、サプリメントでのカルシウムの摂りすぎには注意が必要です。

また、ビタミンDとカルシウムの併用は高カルシウム血症を引き起こす可能性がありますから、医師の指示がない中でビタミンDとカルシウムを含有するお薬やサプリメントの併用は避けるべきです。

骨粗鬆症に関係するサプリメントはいっぱいありますが、結局は「バランスの良い食事」が最も重要なことといえます。

すでに骨粗鬆症に対するお薬を処方されている方だけなく、まだお薬が投薬されていない方も含めてサプリメントの使用をお考えの方は、食生活のバランスに心がけながら、医師や薬剤師に相談の上、必要なサプリメントを適切に摂取するようにしてください。

機能性ディスペプシア ~世界初の治療剤が発売されました!~

8月04
2013
Written by admin
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機能性ディスペプシアについては、平成18年7月号の健康スマイルにおいて、「胃薬あれこれ ~機能性ディスペプシア・・・何それ?~」でもお伝えしていますが、「胃の痛み」や「胃もたれ」などが慢性的に続いているにもかかわらず、内視鏡検査などを行っても異常が見つからない病気のことです。
実に日本人の4人に一人は機能性ディスペプシアであると言われていますが、専門医師に受診しない限り「慢性胃炎」や「神経性胃炎」と診断されることが多いようです。

機能性ディスペプシアの患者さんに見られる症状として、「すぐにお腹がいっぱいになる」や「食後に胃がもたれる」、「みぞおちの痛み」などがあります。
このような症状に対して、漢方薬の「六君子湯(りっくんしとう)」が使用され、効果を発揮していましたが、最近になって世界初の機能性ディスペプシアに対する医薬品が発売されましたのでご紹介致します。

このお薬は、一般名「アコチアミド塩酸塩水和物」(商品名;アコファイド)というお薬で、消化管運動に重要な役割を果たす神経伝達物質アセチルコリンの分解酵素であるアセチルコリンエステラーゼを阻害することにより、胃運動の低下や食物排出遅延を改善させ、機能性ディスペプシアの症状を緩和させる働きがあります。

このお薬の登場により、機能性ディスペプシアの患者さんの自覚症状の改善やQOLの向上に大いに役立つものと思われます。

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