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Posts in category 代替医療通信

北海道大学大学院医学研究院でAHCCのHPV陽性患者への臨床試験実施が決定!

1月14
2023
Written by admin
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昨年9月号で、米国テキサス大学医学部ヘルスサイエンスセンターのジュディス・スミス教授らの研究により、医療機関向けAHCCの継続的摂取により、免疫系が補完されヒトパピローマウイルス(HPV)感染を消失できる可能性を第Ⅱ相臨床試験で確認し、論文掲載されたことをお伝えしました。
 この発表をうけて、北海道大学大学院医学研究院の渡利英道教授らは、AHCCがHPVを排除する医学的効果をさらに検証するため、HPV陽性被験者を200人規模まで大幅に増やして、臨床研究を推し進めることを決め、3~4年後を目安に、研究結果について論文報告を行う予定とのことです。
(テキサス大学の臨床試験については、9月号を参考になさってください。)
 子宮頸がんは、HPVの持続感染が主な原因とされ、国内では毎年約3,000人の方が子宮頸がんで命を失っています。
一方、HPV持続感染が数年間続く患者は、現状では有効な治療方法はないとされているため、HPV感染後にAHCCを摂取することによりHPVを排除できる可能性が高まるとすれば、その臨床的意義も大きいものと言え、北海道大学大学院医学研究院の渡利英道教授らも、北海道新聞の取材に対して「HPVに対するAHCCの効果を検証できれば、持続感染者の治療として大きな意味を持つ」と述べられています。
 AHCCのHPV持続感染者に対する今後の研究成果に大いに期待されるところです。

医療機関における健康食品・化粧水などの販売方法について

12月10
2022
Written by admin
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医療機関で健康食品や化粧水を販売すると「混合診療」にあたるため罰せられるのではなかと思っている医師もまだまだ多く見受けられます。
以前は、確かに「混合診療」にあたるため、苦肉の策として奥様の名前を代表者にされて、別会社を作って販売することが主流となっていた時代もありました。
 ところが、規制緩和が行われる中で、現在では医療機関で健康食品や化粧水を販売することが明確に認められています。
 適当な例かどうかわかりませんが、イメージとして歯医者さんで歯ブラシを買うようなイメージで、医療機関で健康食品や化粧水を購入できるということです。
 現在、様々な健康食品が販売されており、どれを推奨すれば良いのかわからない先生も多いようですが、当社では医療機関で販売実績のある、健康食品としてエビデンスのそろった商品をご案内させて頂いていますので、患者様にも安心してご推奨して頂けます。
 健康食品や化粧水の販売をご検討されている先生がおられましたらぜひ気軽にご相談ください。
 もし、医療機関で直接的に販売することに迷いがある場合、従来通り別会社を設立して販売されても良いのですが、手間と時間と費用がかかることがデメリットになります。
そこで、当社では【直送システム】という方法を推奨しています。
 即ち、商品の受注・発送・代金の回収業務などの一切の業務を当社で行い、予め先生と打ち合わせをした金額相当分を先生の口座に「紹介手数料」という形で振込みさせて頂くシステムです。
 このようにすることで、先生の在庫管理や代金回収などの手間が省けるだけでなく、
さらには先生から商品を買わされたというネガティブなイメージがなくなることも大きな
メリットです。

補完代替医療関連学会「統合医療機能性食品国際学会 第30回年会」で発表された演題

11月12
2022
Written by admin
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「AHCCは肝星細胞におけるサイトグロビン発現を誘導し
                   肝線維化を抑制する」
         大阪公立大学大学院 医学研究科機能細胞形態学 宇留島隼人ら

 肝星細胞は正常肝においては非活性型として存在していますが、肝障害時には活性化し肝再生に寄与します。一方、ウイルス性肝炎やアルコール性肝炎などの肝疾患時には肝星細胞の持続的活性化によりコラーゲンの過剰蓄積に伴う肝線維化が生じることがわかっています。肝線維化の終末像である肝硬変は肝がんの重要なリスクファクターであり、予後不良の疾患であることから、肝星細胞活性を介した肝線維化予防が臨床上重要であると考えられます。
AHCCはこれまでにも様々な肝保護作用が報告されていますが、肝線維化予防に対する効果を調べた報告はまだないため、AHCCの肝星細胞活性化に対する影響と肝線維化進展予防効果について研究を行いました。
その結果、マウスにAHCCを投与することによって肝星細胞からのコラーゲン産生が抑制され、肝線維化が抑制されました。
また、ヒト肝星細胞株HHsteC細胞にAHCCを添加したところ、肝星細胞活性化抑制タンパクの発現が増強しました。
これらのことから、AHCCは、肝星細胞の活性化を抑制し、肝線維化進展を抑制することに寄与している可能性が示唆されました。

   「認知症者の認知機能とBPSDへの
         ETAS50(アスパラガス抽出物)の効果について」
~二重盲検クロスオーバー試験~
                   日本医療大学 認知症研究所 銭本隆行ら

アスパラガス抽出物を飲用することにより、ヒートショックプロテイン70(HSP70)が誘導され、抗ストレス作用、自律神経調節作用、睡眠の質改善作用などに効果が期待され、認知症にも効果がある可能性が報告されていることをうけて、パイロット試験を行った結果、アスパラガス抽出物は認知機能そのものの改善に効果があり、さらにBPSD軽減にも効果があることが推測されたため、この度は二重盲検クロスオーバー試験を行う事により詳細に検証しました。
その結果、精神症状の「興奮」と「うつ」が有意に抑制され、「無関心」については有意傾向が見られました。
これらの結果より、アスパラガス抽出物は認知症の脳機能障害の改善に対して一定の効果があると考えられます。

これらの発表の他にも、例えば神戸大学大学院医学研究科外科学講座の柳本泰明らによる「膵癌化学療法における味覚障害に対するAHCCの有効性に関する二重盲検プラセボ対照無作為化試験」についてや、杏林大学医学部公衆衛生学教室白土健らによるアスパラガス抽出物(ETAS50)がCOVID-19の重症炎症を予防することによる重症化予防効果についての報告など、多くの研究結果が発表されています。

AHCC摂取によるHPV感染消失の可能性!

10月15
2022
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この度、米国テキサス大学医学部ヘルスサイエンスセンターのジュディス・スミス教授らの研究により、医療機関向けAHCCの継続的摂取により、免疫系が補完されヒトパピローマウイルス(HPV)感染を消失できる可能性を第Ⅱ相臨床試験で確認し、オンライン雑誌「Frontiers of Oncology」(2022.6.22付)に掲載されました。
同教授らは、2013年10月開催のアメリカ癌統合医療学会、2014年3月開催の婦人科腫瘍学会において「動物モデル試験」の結果を発表された後、2014年10月には第11回アメリカ癌統合医療学会で「ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染した女性にAHCCを投与するとウイルスが死滅する」というヒトへの応用を目指して実施した予備臨床試験結果について発表されています。
この度の論文発表は、さらに研究を進めて得られた研究成果です。
HPVの持続感染は、子宮頸がんの主な原因と考えられていますが、通常は感染しても免疫系が働いて自然にHPVが排除されていきます。しかし、感染が持続すると子宮頸がんの前がん病変を生じ、子宮頸がんの発症へとつながってまいります。
この度の研究では、無作為化プラセボ対照二重盲検比較試験を実施し、高リスク型HPVに2年以上持続感染している女性が被験者として参加しました。
AHCCグループに割り当てられた被験者が医療機関向けAHCCを1日4包6ヶ月間摂取したところ、22名中14名が陰性となり、さらに継続して6ヶ月間プラセボを摂取したところ、14名中9名に陰性が持続されました。
一方、12ヶ月間プラセボを摂取したグループは、19名中わずか2名の陰性でした。
その後、陽性であった一部の被験者が非盲検でAHCCを6ヶ月間摂取したところ、12名中6名が陰性となりました。
日本における子宮頸がんの罹患者数は年間1万例、死亡者は年間約2,800人を超えると言われています。
HPV感染の予防策としてワクチン接種がありますが、この度の研究発表により、AHCCの摂取はHPV感染対策として有用な手段のひとつとなりうる可能性を示唆していると言えそうです。

AHCCによる免疫チェックポイント阻害薬の効果を高める可能性について!

9月17
2022
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免疫チェックポイント阻害薬と言えば、「免疫抑制の阻害による癌治療法の発見」として、2018年に京都大学特別教授の本庶佑氏が日本人5人目となるノーベル医学生理学賞を受賞したことで話題になったことで記憶に新しいところです。
現在では、免疫チェックポイント阻害薬は国内でも保険適応され、多数の医薬品が使用され、がん治療方法のひとつとして確立されています。
しかし、人によって効果が現れにくい場合があることが指摘され課題となっています。
なぜ、効果が現れやすい人と現れにくい人がいるのか、その違いはどこにあるのかとい
う研究が継続される中、最近の研究により免疫チェックポイント阻害薬で効果が現れやすい人の腸内細菌叢において特徴的な腸内細菌をもっていることが明らかになり、酪酸産生菌であるRuminococcaceae は、その特徴的な腸内細菌のうちのひとつであることがわかっています。
この度、米国イェール大学の研究者らにより、「AHCCのマウス大腸がんにおける免疫チェックポイント阻害薬による抗腫瘍効果増強作用」についての研究成果が2022年4月に論文掲載されました。
この研究では、マウスに大腸がん細胞を移植し、免疫チェックポイント阻害薬とAHCCを併用投与したところ、免疫チェックポイント阻害薬単独に比べて腸内細菌Ruminococcaceaeが増加し、T細胞が活性化され、がん細胞の増殖が抑制されたことがわかりました。
これらのことにより、AHCCは免疫チェックポイント阻害薬の効果を現れやすくし、抗がん作用の効果を高める可能性が示唆されました。
この研究では、動物実験による結果であることや一部のがん種に対する結果であることから、さらなる検証が必要であることは言うまでもございませんが、数なくともAHCCが免疫チェックポイント阻害薬に悪影響を及ぼさないことが示唆されたものと思われます。今後のさらなる研究に期待したいところです。

麹菌発酵大豆培養物「イムバランス」免疫不均衡による難治性不妊症に対する影響について~ アレルギー疾患の方における不妊症治療に朗報 ~

8月13
2022
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イムバランス(麹菌発酵大豆培養物)は、味噌用麹菌を用いて独自の技術により脱脂大豆を発酵させて得られた物質で、これまでの研究では小児アトピー性皮膚炎に対する効果をはじめ、花粉症などのアレルギー疾患に対する有用性や「NASH」抑制効果、慢性腎不全に対する有用性などが報告されています。
この度、妊娠例の免疫比Th1/Th2正常範囲を調査した後、Th1/Th2比と不妊症との関係を調査し、イムバランス摂取によるTh1/Th2比バランスの改善と妊娠とのかかわりを調査しました。
不妊症の原因には、複数の要因が考えられていますが、最近では免疫機能の不均衡も不妊リスクのひとつとして考えられるようになってきました。しかし、その治療法についてはまだ確立されていません。
そのような中で、この度免疫機能不均衡による難治性不妊症患者がイムバランスを摂取することによりTh1/Th2比バランスの改善がみられ、妊娠率が顕著に上昇したことを
「アレルギーの臨床」(2022年4月号)で報告されました。
今後、さらなる症例数を増やしていく課題は残されていますが、特にアレルギー疾患を有しているような免疫不均衡の不妊症患者の妊娠率の改善に、イムバランスの摂取は有用であるかも知れません。

新発見「ビタミンB2の新たな機能!」~ ミトコンドリア機能低下を改善 ~

7月09
2022
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ビタミンB2と言えば、もう100年以上前に発見されている誰もが知っている水溶性ビタミンのひとつです。そんな身近なビタミンB2ですが、この度神戸大学バイオシグナル総合研究センターの研究グループにより、ビタミンB2がミトコンドリアを活性化することにより細胞老化を抑制するという新たな機能性について報告されて話題になっています。
なぜ、このことが話題になっているかといえば、細胞老化抑制のメカニズムが、「ミトコンドリアを活性化することによる」というところにあります。
ミトコンドリアと言えば、私たちが生きていくうえで、体内で消費するエネルギーの95%以上を作り出している細胞内小器官であることから、エネルギーの生産工場としてよく知られています。
しかし、ミトコンドリアの機能はそれだけでなく、最近の研究の中でミトコンドリアの新たな機能性について次々と明らかにされてきています。
例えば、ミトコンドリアの機能低下と疾患のかかわりについて、パーキンソン病、認知症、心臓病、糖尿病などの他、がんとの関係も明らかになっています。
がんとの関わりについて焦点をあてると、健康な人でも毎日数千個のがん細胞が発生していますが、例えばNK細胞などの体内に備わっている免疫機能の働きにより排除されることもありますが、がん細胞の自滅を誘導する「アポトーシス」を誘導して排除するというメカニズムもあります。
アポトーシス誘導には様々な因子が関わっていますが、そのひとつにミトコンドリアが関与しています。
即ち、がん細胞という異常な細胞の細胞分裂を妨げようとするために、ミトコンドリアからチトクロムCという物質を放出してアポトーシスを誘導し、がん細胞を消滅させています。
このようにミトコンドリアの活性化は、私たちの健康と切っても切り離せない関係にありますが、ミトコンドリアは加齢とともに減少していくことがわかっており、老化現象とも深い関りがあるため、健康長寿を保っていくためには、体内のミトコンドリアを増やしていくことや活性化してくことが重要になります。
そんな中で、身近なビタミンB2のミトコンドリア機能低下を改善するメカニズムについて、国際学術雑誌に掲載されたことが専門家の間で注目を集めています。
たかがビタミンB2、されどビタミンB2ですね。
今後も、ミトコンドリアと健康との関わりについての研究がますます盛んに行われ、新たな知見が次々に得られてくることが期待されます。

厚生労働省が定める「特定臨床試験」AHCCの進行肝細胞がん再発予防と安全性を確認!

6月11
2022
Written by admin
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補完代替医療分野で免疫活性食品として約30年前から医師が患者さんへの使用実績がある「AHCC(イムノメディックピュア)」について、この度AHCCの製造元の株式会社アミノアップと北海道大学病院消化器外科Ⅰの神山俊哉診療教授らの研究グループにより、進行肝細胞がん切除後の患者を対象に、厚生労働省が定める「特定臨床試験」が実施されました。
厚生労働省が定める「特定臨床試験」とは、2018年に施行された臨床研究法に基づき、厚生労働省が認定した倫理委員会で厳しい審査が行われ、当局が管轄する臨床研究データベースに登録・公表された臨床研究です。
それらの多くは医薬品や医療機器であることを考えると、AHCCはそれらに匹敵する信頼できる健康食品といえるのではないでしょうか。
この度の試験は、進行肝細胞癌切除手術後においても再発が多い一方で、術後の薬物療法後においても肝細胞癌治癒的肝切除術後アジュバント療法が確立されていない中、治癒的肝切除後の進行肝細胞患者の補助療法としてAHCCの再発予防効果と安全性を評価する目的で実施されました。
その結果、末梢血リンパ球比の維持と血清アルブミン値の術後早期回復、炎症関連スコアの値が手術後の経過中良好、または正常に維持されていました。
また、切除後2年無再発生存率は、既報に比べて約10%改善され、すべての被験者において有害事象はありませんでした。
これらの結果から、進行肝細胞癌の術後にAHCCを飲用することは、安全であり再発を予防する効果が期待でき、有用であると考えらます。
これらの結果は、2022年1月25日の「Integrative Cancer Therapies」に掲載されています。
補完代替医療として約30年前から使用されているAHCCではありますが、今後は大規模な無作為試験で検証することなどを含めて、一層エビデンスレベルを高めていく研究が重ねられていくことが期待されます。

「アスパラガス抽出物」による新型コロナウイルス感染症重症化抑制への期待  ~ 「ホンマでっか!?」な話題 ~

5月14
2022
Written by admin
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オミクロン株の感染拡大が続いている中、新型コロナウイルスの収束が待ち望まれています。
 そんな中、免疫力を低下させないために信頼できるサプリメントの利用は、有用であると考えられますが、さらには別の角度からのサプリメントの利用も有用かも知れないという話題をお伝えさせて頂きます。
 先生方に対してお伝えする情報としては根拠に乏しいものですが、今回は「ホンマでっか!」という軽い気持ちで、ひとつの情報として気軽にご覧いただければ幸いです。
杏林大学医学部の木崎節子(タカコ)教授らは、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質S1サブユニットが、TLR(toll-like receptor)-4シグナルを活性化することにより、炎症反応を誘導させることを報告しています。
一方、新型コロナウイルス感染後の過剰な宿主の炎症は、新型コロナウイルス感染症の重症化と死亡率に関連していることが指摘されています。
 木崎教授らは、「アスパラガス抽出物」は、皮膚繊維芽細胞の炎症性シグナルを抑制することがすでに報告されていることから、新型コロナウイルス感染後の過剰な宿主の炎症を「アスパラガス抽出物」で抑制できるのではないかと考え、S1刺激マクロファージの炎症性反応に対する「アスパラガス抽出物」の効果を調べました。
 その結果、「アスパラガス抽出物」は、細胞の生存率を低下させることなく、炎症性サイトカインとして知られているインターロイキン-6(IL-6)のS1からの分泌を濃度依存的に有意に減少させる他、S1により誘導される炎症反応を抑制するいくつかの結果が得られたことから、木崎教授らの研究は、新型コロナウイルス感染患者の過剰な炎症反応を「アスパラガス抽出物」の摂取によって抑制し、重症化や死亡率を低下させることができる有用な手段のひとつとなる可能性が高まりました。
 現時点で、新型コロナウイルス感染症に対して明確な治療法が確立されていない中で、予防が重要な鍵を握っています。
予防の立場からのひとつの手段として、AHCCやフコイダンなどの免疫力を高めるサプリメントや、思いやりのPQQなどのアスパラガス抽出物含有サプリメントの利用も健康維持という立場からも有用かも知れません。

気管支喘息に新たなアプローチ~麹菌発酵大豆培養物が気道炎症を抑制!~

4月15
2022
Written by admin
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気管支喘息は、慢性的な気道炎症により喘鳴や呼吸困難などの症状を発症し、喘息発作時には気管支拡張剤やステロイド剤の使用などで発作を抑えるという対症療法が主流で、根本的な治療方法がまだ確立されていません。
そのような中、大阪市立大学大学院呼吸器内科学の研究グループが、麹菌大豆発酵培養物が、喘息による気道炎症を抑制する効果があることを動物モデルを用いた研究で明らかにし、昨年9月に「Nutrience」オンライン版に論文掲載されました。
大豆の摂取とアレルギー疾患との関連は疫学的に報告されており、大豆成分と抗アレルギー作用は何らかの関係があることはすでに知られています。また、麹菌大豆発酵培養物(商品名;イムバランス)を用いた研究でも、小児アトピー性皮膚炎をはじめ、アレルギー疾患に対する有用性や抗炎症作用が確認されていました。
この度、大阪市立大学医学部呼吸器内科学の研究グループが、喘息モデルマウスにイムバランスを添加した飼料を与え、気道炎症に及ぼす影響を調査した結果、イムバランス投与群で気管支肺胞洗浄液中の好酸球数が有意に減少し、気管支周辺の炎症や粘液産生が抑制されていることを発見し、さらには好酸球性炎症を誘導する気管支肺胞洗浄液中のTh2サイトカインや血清IgEの発現も有意に抑制していることを確認しました。
これらのことより、イムバランスは気管支喘息の患者さんの治療の補助として有用であると考えられます。
この研究に携わった大阪市立大学大学院医学研究科呼吸器内科学の浅井一久准教授は、現在の喘息治療に追加する副作用の少ない補完的な対処方法としてイムバランスの摂取は勧められる結果であり、さらにメカニズムを検討して創薬にもつなげていきたい考えを示しています。今後のさらなる研究成果の報告が期待されるところです。

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